『宝石の煌き』のルールの概要やBGG/Amazonなどのレビュー評価、スリーブサイズ、エラッタや拡張/シリーズの有無など、幅広く紹介します。
2023年4月上旬に再販が行われました。
どんなゲーム?
『宝石の煌き』は、宝石や黄金を支払って発展カードを購入し、発展カードのボーナス効果でさらに強力な発展カードを購入していく拡大再生産ゲームです。
プレイヤーはルネッサンス期の宝石商となり、集めた宝石や黄金を使って鉱山や職人を手に入れたり、貴族との交遊を通じて、威信点を獲得することを目指します。
各手番では「5色ある宝石から、異なる色の宝石を3つ得る。」「同じ色の宝石を2つ得る。」「場のカードを確保して手札に加える。」「宝石で場もしくは手札のカードを購入し、プレイするつアクションから1つを実行します。
カードにはレベルがあり、レベルが高いカードほど獲得できる威信点も多くなりますが、その分購入に必要なコストも多くなるため、序盤では購入することができません。
しかし、カードを購入することで「次回以降の購入コストを減らす」といったボーナス特典を得るため、ゲームが進むにつれてより価値の高いカードが購入し、威信点を獲得できるようになります。
さらに、より早く一定のボーナスを集めて、追加で貴族タイル(威信点)を獲得したり、相手プレイヤーの妨害を目的に、場のカードを確保するなど、戦略性の高いゲームになっています。
いずれかのプレイヤーが15点の威信点を獲得したラウンドでゲームが終了し、最終的に最も多くの威信点を獲得したプレイヤーが勝利します。
場のカードや貴族タイルはゲームごとに変わるため、毎回違った遊び方を楽しむことができます。
・2014年ドイツ年間ゲーム大賞ノミネート作品
・定番ともいえるボードゲームで国内でも面白いと評判が高い。
・威信点の獲得方法や相手プレイヤーの妨害など、戦略性が高い。
・場のカードや貴族タイルは毎回変わるため、リプレイ性が高い。
評判・口コミまとめ
ここからは、実際に本作をプレイした人の口コミを紹介していきます。
・シンプルなルールで小さな子供でも遊べる。 |
・微妙な駆け引きがあり初心者から上級者まで楽しめる。 |
・戦略と運のバランスが絶妙。 |
・ゲームにテーマ性が無く、盛り上がりに欠けるところがある。 |
作品データ
タイトル | 宝石の煌き 日本語版 |
カテゴリ/ メカニクス | 家族/子供向き カードゲーム 場札の獲得 セットコレクション 拡大再生産 |
ゲームデザイン | Marc André |
プレイ時間 | 約30分 |
プレイ人数 | 2~4人 |
対象年齢 | 10歳以上 |
発売元 | ホビージャパン |
発売時期 | 2015年7月 |
定価 | 5,500円(消費税10%込) |
BGGのランキング・評価
BGGにおけるランキング・評価などは次の通りです。
タイトル | Splendor |
ランキング | 194 |
評価 | 7.4 |
おすすめ人数 | 2~4人 |
最適人数 | 3人 |
重さ/複雑さ | 1.78 |
原作の販売年 | 2014年 |
内容物 / コンポーネント
・宝石トークン:40枚
・発展カード:90枚
・貴族タイル:10枚
・ルールブック:1部
カードスリーブ
カードサイズと枚数、それに合うスリーブは次の通りです。
カードサイズ:63×88mm
カードの枚数:90枚
スリーブサイズ:ポーカーサイズ
エラッタ/補足情報
記事作成時点で公開されているエラッタはありません。
なお、最新の情報は公式サイトをご確認ください。
口コミ/販売情報
Amazonの口コミや、最新の販売状況は以下のリンクよりご確認お願いします。
ボードゲームは数年の再販待ちや絶版も珍しくないため、予算が許すなら買える時に購入することをお勧めします。
拡張/シリーズ
国内では以下の拡張/シリーズが発売されています。
宝石の煌き:都市
2017年9月に発売された拡張セット。宝石の煌きの戦略をさらに増やす「都市」「交易所」「東洋」「城壁」の4つの独立した拡張が追加されます。遊ぶには基本セットが必要です。
宝石の煌き:デュエル
2022年11月に発売されたシリーズ作。宝石の煌きから、即時ボーナスや特殊効果、特権の巻物といった要素が追加された二人専用ゲームです。本作単体で遊ぶことができます。
マーベル 宝石の煌き(英語版)
宝石の煌きのMARVEL版。基本ルールは宝石の煌きと同じですが、カードのデザインや宝石の色が「インフィニティ・ストーン」に合わせて変更されています。日本語版は発売されておらず、英語版が流通しています。
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