『チーズは誰が食べた?』は、ねぼすけネズミに紛れ込んだチーズドロボーを見つけ出す、4~8人用の正体隠匿ゲームです。
各プレイヤーは「チーズドロボー」か「ねぼすけ」のいずれかの陣営に所属します。
ダイスの出目の順番で手番を行い、チーズドロボーは自分の手番で場のチーズを取って隠します。
全員が手番を終えたらチーズドロボーを見つけ出すために議論を行い、最後は全員で投票して勝敗を決定します。
この記事では本作の遊び方や評判、口コミなど幅広く紹介します。
チーズは誰が食べた? 基本情報
タイトル | チーズは誰が食べた? |
種別 | 基本セット |
出版社 | JELLY JELLY GAMES |
デザイナー | ドンシュ・リー |
プレイ人数 | 4~8人 |
プレイ時間 | 10~15分 |
対象年齢 | 8歳以上 |
発売日 | 2023年10月27日 |
定価 | 3,850円(消費税10%込) |
コンポーネント
『チーズは誰が食べた?』のコンポーネントは以下の通りです。
・チーズドロボーカード:1枚
・ねぼすけカード:7枚
・おちょうしものカード:1枚
・ダイス:8個
・チーズトークン:1個
・ダイスカップ:8個
ルール・遊び方
ゲームの準備
以下の手順でゲームの準備を行います。
- STEP1カードの準備
「チーズドロボーカード」と、プレイヤー人数より1枚少ない「ねぼすけカード」を混ぜてシャッフルする。
- STEP2カードの配付と確認
各プレイヤーにカードを1枚ずつ裏向きに配り、それぞれ密かに自分のカードを確認する。
- STEP3チーズの配置
チーズトークンを場の中央に配置する。
- STEP4ダイスロール
各プレイヤーは配られたダイスをダイスカップの中で転がし、他プレイヤーに見えないように自分の出目を確認する。
- STEP5司会役を決定する
プレイヤーの中から司会役を1名決定する。
もしくは、公式サイトで公開されている司会用音声を準備する。
ゲームプレイ
手番プレイヤーの決定
全てのプレイヤーは自分の手番中以外は目を閉じた状態でゲームを行います。
司会役は1から順番にダイスの出目をコールして、その出目のダイスを持ったプレイヤーは目を開けてアクションを行います。
アクションの実行
手番プレイヤーは、自分の役割カードに応じて以下のアクションを行います。
チーズドロボーの場合
プレイヤーがチーズドロボーの場合、チーズトークンを取って、他プレイヤーに見られないように手元に隠します。
このとき、他のプレイヤーが目を開けていても必ずチーズトークンを取る必要があります。
ねぼすけの場合
プレイヤーがねぼすけの場合、同じ出目のプレイヤーの有無によりアクションが異なります。
①1人の場合
目を開けたプレイヤーが1人だけの場合、他プレイヤーのダイスカップを開けて、そのプレイヤーの出目を確認します。
②2人以上の場合
目を開けたプレイヤーが2人以上いる場合は何もせずに手番を終了します。
仲間(子分)の確保
5人以上でプレイする場合、チーズドロボーは1~2人のプレイヤーを仲間に引き入れることができます。
仲間になったプレイヤーは、チーズドロボーが勝利できるように協力することになります。
チーズドロボーの推測
プレイヤーは目を開けて、誰がチーズドロボーかを当てるために全員で議論を行います。
各プレイヤーは出目の1から6の順番で手番を行ったため、「どの時点でチーズが無くなったか」、「チーズを取った所を見たプレイヤーがいたか」などが論点となります。
チーズドロボーは仲間とも協力しながら、自分から疑いの目を逸らすように他プレイヤーを誘導します。
投票
話し合いを終えたら、全てのプレイヤーは同時にチーズドロボーと思うプレイヤーを指さします。
ゲームの終了
投票で最も多く指を差されたプレイヤーは、自分のキャラクターカードを公開して勝者を決定します。
①チーズドロボーの場合
公開したキャラクターカードがチーズドロボーの場合は「ねぼすけ」チームが勝利します。
②ねぼすけの場合
公開したキャラクターカードがねぼすけの場合は、チーズドロボーとその仲間達が勝利します。
追加ルール
6~8人プレイの場合、「ねぼすけカード」1枚を「おちょうしものカード」と差し替えて遊ぶことができます。
おちょうしものカードを持ったプレイヤーは、自分がチーズドロボーであるかのように振る舞います。
議論では他プレイヤーを誘導して、最も多くの票を集めることが出来たら勝利します。
便利な司会進行アプリ
2024年3月に、Android/iPhoneに対応した無料アプリが公開されました。
BGGにおける評価
世界中のボードゲーム愛好者が集うBGG(Board Game Geek)におけるランキング・評価などは次の通りです。
タイトル | Cheese Thief |
デザイナー | Dongxu Li |
タイプ | パーティーゲーム |
カテゴリ | ブラフ |
メカニクス | 投票/多数決 正体隠匿 ダイスロール |
推奨人数 | 5~8人 |
最適人数 | 6~7人 |
原作販売年 | 2020年 |
評判・口コミの紹介
『チーズは誰が食べた?』に関する反応や口コミなどを紹介します。
プレイ経験者の口コミ
評判の良い口コミ
人狼ゲームが短時間でカジュアルに遊べる。
ルールが簡単で、正体隠匿ゲームに慣れていない人にとっては入門ゲームとしても楽しめる。
気になる口コミ
正体隠匿ゲーム自体が苦手だと向いていない。
人狼ゲームとしては役割が少なく、ルールもシンプル過ぎる。
ルールが簡単で1プレイも15分程度と短いため、家族や友人同士で何度でも気軽に遊べると好意的な意見が多く寄せられていました。
人狼系ゲーム経験者の中にはシンプルすぎるという意見もありますが、人狼系に慣れていない人や子供でも遊べる点も評価ポイントです。
X(旧Twitter)の反応
総括・まとめ
『チーズは誰が食べた?』の特徴や評判などをまとめると次の通りです。
販売状況/関連情報
関連サイトのリンクなどは次の通りです。
販売状況 | 発売中 |
公式ページ | チーズは誰が食べた? |
エラッタ | 報告なし |
BGG | Cheese Thief |
BGA | 未登録 |
通販サイトのリンク
それぞれの通販サイトにおける検索結果のリンク集は次の通りです。
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