『ハーモニーズ』は、カラフルなトークンを配置して風景や動物の生息地を作り上げるパターンビルディングゲームです。
プレイヤーはより多くの得点を得るために、立体的に作り上げたミニチュアの世界の中で、できるだけ多くの動物を定住させることを目指します。
この記事では本作の概要や評判、口コミ、スリーブなど幅広く紹介しますので、何か少しでも参考になりましたら幸いです。
ハーモニーズの基本情報
本作の基本情報／商品概要は次の通りです。
| タイトル | ハーモニーズ |
| 種別 | 基本セット |
| 出版社 | ホビージャパン |
| デザイナー | ヨハン・ベンヴェヌート |
| プレイ人数 | 1〜4人 |
| プレイ時間 | 約30分 |
| 対象年齢 | 10歳以上 |
| 発売日 | 2024年4月 |
| 定価 | 5,940円（消費税10％込） |
コンポーネント
『ハーモニーズ』のコンポーネント／内容物は次の通りです。
・ルールブック：1冊
・袋：1つ
・中央ボード：1枚
・個人ボード：4枚
・リマインダーカード：4枚
・トークン：120個
・動物駒：70個
・動物カード：32枚
・自然の精霊カード：10枚
・得点記録用紙：1冊
ゲームの概要や遊び方
ゲームの準備
以下の手順でゲームの準備を行います。
- STEP1中央ボードの配置
中央ボードを２～４人用、もしくは１人用のどちらかの面を表に配置する。
- STEP2袋の準備
すべてのトークンを袋に入れる。
- STEP3トークンの配置
袋からランダムに取ったトークンを、中央ボードの５つのスペースに３つずつ配置する。
画像引用元：BoardGameGeek | Official Harmonies rulebook - STEP4動物カードの準備
動物カードをシャッフルして、５枚のカードを表向きに配置する。
残りのカードは山札として、動物駒の近くに置く。
画像引用元：BoardGameGeek | Official Harmonies rulebook - STEP5個人ボードの準備
各プレイヤーは個人ボードとリマインダーカードを受け取る。個人ボードは、全員が同じ面を表にプレイする。
画像引用元：BoardGameGeek | Official Harmonies rulebook - STEP6ゲームの開始
最後に雄大な景色見たプレイヤーがスタートプレイヤーとなる。中央ボードの矢印をスタートプレイヤーに向けてゲームを開始する。
ゲームの流れ
スタートプレイヤーから時計回りで手番を行い、各プレイヤーは次のアクションを選択した順序で実行します。
- （必須）トークンの取得と配置
- （任意）動物カードの獲得
- （任意）動物駒の配置
さらに、自分の手番終了時に、袋から３枚のトークンを引いて中央ボードに補充します。また、必要に応じて表向きの動物カードが５枚になるようにします。
（必須）トークンの取得と配置
このアクションは自分の手番中に１回だけ実行します。
プレイヤーは中央ボードのいずれかのスペースから３枚のトークンを獲得して、自分の個人ボードに配置します。
トークンの配置ルールは次の通りです。
- 配置済みトークンの上に重ねることで木、建物、山になる。
- 配置済みのトークンの下に配置することはできない。
- 動物駒のあるスペースには配置できない。
（任意）動物カードの獲得
このアクションは自分の手番中に１回だけ実行できます。
プレイヤーは表向きに公開されている５枚の動物カードから１枚を選び、そのカードを個人ボードの上に配置します。
さらに、動物カード右上の全てのマスに動物駒を配置します。
それぞれの動物カードに描かれている内容は次の通りです。各プレイヤーは同時に最大４枚まで動物カードを持つことができます。
- 動物駒のマス
動物駒を個人ボードに移動できるようになるまで置いておく場所。 - 勝利点
個人ボードに移動した動物駒に応じて得られる勝利点。 - 生息地のパターン
その動物の生息地の構築に必要なトークンの配置パターン。 - 動物駒の配置場所
生息地で動物駒を配置する必要がある場所。 - 色リマインダー
動物駒を配置するトークンの色
（任意）動物駒の配置
このアクションは自分の手番中に複数回実行できます。
各プレイヤーは動物カードに描かれたパターンの通りに生息地を構築します。
このとき、トークンを配置する向きは自由ですが、木や山はカードで示された高さと一致する必要があります。
生息地が完成したら、対応する動物カードから一番下の動物駒を取って、生息地の対応するトークンの上に配置します。
全ての動物駒を配置した動物カードは完了となり、４枚のカード制限にカウントされなくなるため、新たな動物カードが獲得できるようになります。
また、トークンを上手く配置することで、一度に複数の生息地を構築することも可能となります。
ゲームの終了
次のいずれかの条件を満たした時、ゲームは終了します。
- 袋が空になり、中央ボードのトークンが補充できなかったとき。
- 手番終了時に、自分の個人ボード上の空きスペースが２マス以下のとき。
各プレイヤーは作成した風景や配置した動物カードから勝利点を獲得して、最終的に最も多くの勝利点を獲得したプレイヤーの勝利となります。
- 木や山の高さに応じて１～７勝利点
- 黄色トークンを２つ以上連ねて作った田畑ごとに５勝利点
- 青トークンを連ねた川の長さに応じた勝利点
- 条件を満たした建物ごとに５勝利点
- 動物駒が取り除かれた動物カードの勝利点 など
自然の精霊カード
本作では「自然の精霊カード」を用いたヴァリアントルールが収録されています。
「自然の精霊カード」を使って遊ぶ場合、各プレイヤーに２枚ずつランダムに配り、そのうち１枚を個人ボードの上に公開します。（もう１枚は使用しないため箱に仕舞います。）
自然の精霊カードは動物カードと同様に扱い、動物駒を個人ボードに配置することで勝利点を獲得します。
自然の精霊カードの生息地を構築することで、そのカードが示す風景の種類ごとに追加の勝利点が獲得できます。
ソロモード
スコアアタック形式のソロプレイルールも収録されています。
BGGにおける評価
世界中のボードゲーム愛好者が集うBGG（Board Game Geek）におけるランキング・評価などは次の通りです。
| タイトル | Harmonies |
| デザイナー | Johan Benvenuto |
| タイプ | － |
| カテゴリ | 動物 |
| メカニズム | パターンビルディング |
| 推奨人数 | 1～4人 |
| 最適人数 | 2～3人 |
| 原作販売年 | 2024年 |
評判・口コミの紹介
『ハーモニーズ』に関する反応や口コミなどを紹介します。
関連情報サイト
『ハーモニーズ』の関連サイトは次の通りです。
通販サイトのリンク
それぞれの通販サイトにおける検索結果のリンク集と、2024年3月28日時点における各サイトの取り扱い状況は次の通りです。
カードに合うスリーブ
『ハーモニーズ』のカードサイズと枚数、それに合うスリーブは次の通りです。
| カードサイズ： | 70×120mm |
| カードの枚数： | 42枚 |
| スリーブサイズ： | タロットサイズ |
タロットカードサイズ用のスリーブを３種類紹介します。
①ホビーベース タロットサイズ・ハード
| タイプ | サイズ／厚み | 入数 |
|---|---|---|
| ハード | 72×123mm/0.1mm | 50枚 |
②Engamesスリーブ タロットカードサイズ・ハード
| タイプ | サイズ／厚み | 入数 |
|---|---|---|
| ハード | 72×122mm/0.1mm | 100枚 |
③Engamesスリーブ タロットカードサイズ・ソフト
| タイプ | サイズ／厚み | 入数 |
|---|---|---|
| ソフト | 72×122mm/0.05mm | 100枚 |
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