
『ファントム・インク』は、プレイヤーが精霊と霊媒師のペアに分かれ、限られた情報を頼りにいち早く「ヒミツの言葉」を導き出す、チーム対抗の推測ゲームです。
「ヒミツの言葉」は両チームの精霊だけがを知っており、霊媒師は質問を繰り返すことで「ヒミツの言葉」を絞り込んでいきます。
ただし、精霊が書いた質問の答えは相手チームにも見られるため、自分たちが分かった時点でそれ以上ヒントを出さないようにストップすることが重要です。
この記事では本作の概要や口コミ、評価など幅広く紹介しますので、何か少しでも参考になりましたら幸いです。
ファントム・インクの基本情報
本作の基本情報/商品概要は次の通りです。
タイトル | ファントム・インク |
メーカー | アークライト |
プレイ人数 | 3〜8人 |
プレイ時間 | 10~15分 |
対象年齢 | 8歳以上 |
デザイナー | Mary Flanagan Max Seidman |
発売日 | 2024年5月30日 |
定価 | 3,630円(消費税10%込) |
日本語版では3人用ルールが追加されました。
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ファントム・インク | ||
3〜8人 | 10~15分 | 8歳以上 |
プレイヤーが精霊と霊媒師のペアに分かれ、限られた情報を頼りにいち早く「ヒミツの言葉」を導き出すチーム対抗の推測ゲーム。 |
コンポーネント
『ファントム・インク』のコンポーネント/内容物は次の通りです。

内容物の一覧をみる
・回答シート:1冊
・質問カード:102枚
・答えカード:52枚
・エンピツ:2本
・ルールシート:1枚
日本語版では内容物のボリュームはそのままに、箱がオリジナル版の約3分の1のサイズとコンパクトになりました。
ゲームの遊び方
ゲームの準備
次の手順でゲームの準備を行います。
- プレイヤーは太陽チームと月チームの2つのグループに分かれます
- チーム内で精霊役となる1人を決定します。残りのメンバーは霊媒師になります。
- 各チームは7枚の質問カードを引きます。
- 両チームの精霊は、一緒に引いた答えカードから今回の「ヒミツの言葉」を決定します。

「ヒミツの言葉」は両チームで同じものになります。
答えカードには6つの単語が書かれており、精霊は互いに相談しながら共通の「ヒミツの言葉」を決定します。

ゲームの流れ
チームは互いに手番を行います。それぞれの手番では、霊媒師が質問するか、答えを推測するかを行います。
質問する
霊媒師は手札の質問カードを使って、精霊から「ヒミツの言葉」のヒントを聞き出すことができます。ただし、「質問の答え」は相手チームにも見られるので注意が必要です。
精霊は質問の答えを回答シートに記入するため、霊媒師は答えが分かった時点で、相手チームに余計なヒントを与えないようにストップをかけます
相手チームに見られるのは答えのみで、質問の内容を知ることはできません。
- 霊媒師役のプレイヤーは、手札から2枚の質問カードを自チームの精霊に渡します。
- 精霊は受け取ったカードのうち1枚を霊媒師に返し、もう1枚は表向きで捨て札にします。
- 精霊は霊媒師に返した方の答えを、回答シートに1文字ずつゆっくりと書いていきます。
- 霊媒師は質問カードの答えが分かった時点で、精霊がそれ以上書かないようにストップします。
- この手番で使用した質問カードを裏向きで置きます。
- 新たに2枚の質問カードを引いて手札に加えます。

答えを推測する
霊媒師は推測した「ヒミツの言葉」を、精霊の反応を見ながら1文字ずつ回答シートに記入していきます。
精霊に止められず、最後まで正しく記入することができたらチームの勝利となります。
- 霊媒師は回答シートの次の空きスペースに、推測した「ヒミツの言葉」を1文字ずつゆっくりと書いていきます。
<文字が正しい場合>
精霊がテーブルをノックするため、霊媒師は次の文字を記入します。
<文字が間違っている場合>
精霊が指を唇に当てるため、霊媒師は間違った文字を消します。 - 推測した「ヒミツの言葉」が正しく、最後まで記入できればチームの勝利となります。
「目」のアイコン
回答シートのいくつかのスペースに「目」のアイコンがあります。
目のアイコンのあるスペースで手番で開始したチームは、これまでに書かれた回答シートのヒントの次の文字を要求することができます。
要求先は自チーム、相手チームのどちらでも可能で、そのチームの精霊は要求されたヒントに次の文字を書き加えます。

ゲームの終了条件
先に「ヒミツの言葉」を正解したチームの勝利となります。
どちらのチームも8ラウンド以内に正解できなかった場合、両チームともに敗北となります。
ファントム・インクの関連動画
BGGにおける評価
世界中のボードゲーム愛好者が集うBGG(Board Game Geek)におけるランキング・評価などは次の通りです。
評判・口コミの紹介
『ファントム・インク』に関する反応や口コミなどを紹介します。
『ファントム・インク』
— ペンタススタジオ@ボドゲ(バカゲー)制作 【P09】ゲムマ2024春 (@bdg_de_asobo) April 24, 2024
アークライトさん
「コードネーム」のような2チームで争う単語当てゲーム。
自チームだけに明かされる質問に、ひらがな1文字ずつ回答。わかれば相手にヒントを与えすぎないようストップできる。
大人数で悩みながら盛り上がれるのが楽しかった!#BBOX2024春 pic.twitter.com/GsCp4YJeKS
『ファントム・インク』(@ArclightGames)
— RMBC【両H12 ゲムマ2024春】 (@RMBC2021) April 22, 2024
チーム戦で単語当て!
質問の回答を親が一文字ずつ書くのですが、回答は相手にも見えているので、推測される前にストップします✨
ゲームが終わった後、質問カードと親の回答を見て「なるほど~」となるのが面白かったです😊#BBOX2024春 pic.twitter.com/VC7jdnm25E
通販サイトのリンク
それぞれの通販サイトにおける検索結果のリンク集は次の通りです。
カードに合うスリーブ
『ファントム・インク』のカードサイズと枚数、それに合うスリーブは次の通りです。
カードサイズ | 56×87mm |
カードの枚数 | 154枚 |
スリーブサイズ | ボードゲームサイズ |
ボードゲームサイズ用のスリーブをみる
ボードゲームサイズ用のスリーブを4種類紹介します。
①ホビーベース ボードゲームサイズ・ハード
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ハード | 58.5×90mm/0.1mm | 50枚 |
②ホビーベース ボードゲームサイズ・ソフト

タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ソフト | 58×89mm/0.05mm | 100枚 |
③Engamesスリーブ アメリカンサイズ・ハード
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ハード | 58×89mm/0.1mm | 100枚 |
④Engamesスリーブ アメリカンサイズ・ソフト
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ソフト | 58×89mm/0.05mm | 100枚 |
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