
『アップルジャック』は、果樹園にリンゴの樹を植えてハチミツを集める、Uwe Rosenberg氏によるタイル配置ゲームです。
リンゴの樹を植えたり、瑞々しいリンゴを収穫したりして、アップルジャック(リンゴの試食人)の果樹園経営を手伝いながら、より多くの蜂蜜を集めていきます。
この記事では本作の概要や口コミ、評判などを中心に幅広く紹介します。
本作はBGA(Board Game Arena)でもプレイできます。
基本情報
本作の基本情報/商品概要は次の通りです。
タイトル | アップルジャック |
メーカー | アークライト |
プレイ人数 | 1~4人 |
プレイ時間 | 30分 |
対象年齢 | 8歳以上 |
デザイナー | Uwe Rosenberg |
発売日 | 2023年8月24日 |
定価 | 6,380円(消費税10%込) |
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アップルジャック | ||
1~4人 | 30分 | 8歳以上 |
リンゴの植樹や収穫など、果樹園経営を手伝いながらより多くの蜂蜜を収集するUwe Rosenberg氏によるタイル配置ゲーム。 |
コンポーネント
『アップルジャック』のコンポーネント/内容物は次の通りです。

内容物の一覧をみる
・ツリータイル:100枚
・リンゴタイル:7枚
・蜂蜜チップ:148枚
・果樹園ボード(両面仕様):4枚
・収穫ボード:2枚
・ダイス(アップルジャック):1個
・スコアシート:1冊
・ルール説明書:1冊
ゲームの概要
『アップルジャック』は、蜂蜜で購入したタイルを自分の果樹園に配置して、より多く蜂蜜を集めていくタイル配置ゲームです。
中央に置かれた収穫ボード上のダイスが、毎ターン螺旋状に1マスずつ移動することで、各プレイヤーが順番に手番を行います。

各手番では、ダイスの両側にある2つのグル-プ、または山札からタイルを獲得します。
タイルを獲得して自分の果樹園に配置するには、タイルに書かれた数字分の蜂蜜を支払う必要があります。
獲得したタイルは果樹園ボード上のどこにでも配置できますが、タイル同士の「ハチの巣」を隣接させる度に、2つのハチの巣の番号の小さい方に等しい蜂蜜を獲得できます。

また、収穫ボードの道中にあるリンゴアイコン(1~2種類)を通過する度に、全てのプレイヤーはリンゴの収穫を行い、蜂蜜を獲得することができます。
- 果樹園ボード上で、同じ種類のリンゴが描かれたタイルが1枚以上、連続で隣接している場合、それらはエリアを形成する。
- 各エリアから、それぞれの「リンゴの合計数 – ダイスの目」の数の蜂蜜を獲得する。

さらに、収穫ボードを1周して花のアイコンを通過すると、配置済みのタイルに描かれた「花の数 × ダイスの目」の数だけ蜂蜜を獲得します。
花アイコンの得点計算を終えると1ラウンドが終了し、ダイスの目が+1されます。
全員の果樹園が一杯になるとゲームが終了して、最後にもう一度7種類すべてのリンゴの収穫を行います。
さらに、収穫できたリンゴの種類の数に応じてボーナスを獲得して、最終的に最も多くの蜂蜜を所持していたプレイヤーの勝利となります。

なお、タイルの購入時に蜂蜜のコストを支払えない場合、裏面(牧草地)で配置することで、無料で蜂蜜を2つ獲得できます。
ただし、裏面で配置すると得点計算でリンゴや花による蜂蜜を獲得できないため、収入と支出を考えながら、できるだけ「ハチの巣」と「リンゴ」のアイコンが隣接するように配置することが重要になります。
- 『アグリコラ』や『オーディンの祝祭』などの作者であるウヴェ・ローゼンベルク氏の作品
- リンゴの木を植えて、より多くの蜂蜜を獲得するタイル配置ゲーム
- 1~4人用の中量級ボードゲーム
- 3種類のバリアントルールを収録
関連動画
BGGにおける評価
世界中のボードゲーム愛好者が集うBGG(Board Game Geek)におけるランキング・評価などは次の通りです。
評判・口コミの紹介
『アップルジャック』に関する反応や口コミなどを紹介します。
- ルールが非常にシンプルなため、ボードゲーム未経験者でも簡単に遊べる。
- タイルの辺とアイコンの2重のパズルが良い。
- 得点計算が大変
- プレイヤー間のインタラクションは控えめ。

タイルのコストと収入のバランスや配置場所など考えさせられることが多く、「面白い」「楽しい」とパズル要素は好評です。
一方で、各タイルの隣接関係を都度確認して得点計算を行うのは大変だというコメントがありました。
また、プレイヤー間で相互に影響するのはタイルの早取りぐらいのため、インタラクションは控えめと言えます。
カードに合うスリーブ
『アップルジャック』にはカード型のコンポーネントは含まれていないため、スリーブは必要ありません。
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