
『リベルタリア:ゲイルクレストの風』は、空賊船団の提督として、仲間を増やしながら新たな島を見つけて財宝を獲得していく、カードの読み合いが熱い心理戦ゲームです。
2012年に発売されたオリジナル版の『Libertalia』から、様々な変更を加えられたリニューアル版として発売されました。
この記事では本作の概要や口コミ、評判などを中心に幅広く紹介します。
基本情報
本作の基本情報/商品概要は次の通りです。
タイトル | リベルタリア:ゲイルクレストの風 |
メーカー | アークライト |
プレイ人数 | 1~6人 |
プレイ時間 | 45~60分 |
対象年齢 | 14歳以上 |
デザイナー | Paolo Mori |
発売日 | 2023年7月27日 |
定価 | 8,800円(消費税10%込) |
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リベルタリア:ゲイルクレストの風 | ||
1~6人 | 45~60分 | 14歳以上 |
空賊船団の提督として、仲間を増やしながら新たな島を見つけて財宝を獲得していく、カードの読み合いが熱い心理戦ゲーム。 |
コンポーネント
『リベルタリア:ゲイルクレストの風』のコンポーネント/内容物は次の通りです。

内容物の一覧をみる
・ゲームボード:1枚
・袋:1枚
・財宝トークン:48個 (地図:10個、樽:8個、遺物:8個、サーベル:6個、アミュレット:6個、フック:6個、宝箱:4個)
・財宝タイル:7枚
・コイン:54枚
・士官候補生タイル:1枚(2人ゲーム用)
・キャラクターカード:240枚(各プレイヤー40枚)
・得点ダイヤル:6個
・墓場タイル:6枚
・名声マーカー:6個
・ルール説明書 :1冊
・1人ゲーム用財宝タイル:4枚
・ソロカード:39枚
・早見表カード:1枚
・1人ゲーム用ルール説明書:1冊
ゲームの概要
『リベルタリア:ゲイルクレストの風』は、空賊の乗組員達がライバルを出し抜き、金銀財宝を集めながら船旅を続ける心理戦ゲームです。
ゲームでは3回の航海(ラウンド)を行い、最初の航海は4日間、2回目は5日間、最後は6日間で構成されます。
それぞれのラウンド開始時、全員が同じ6枚のキャラクターカードを手札に加えてゲームを開始します。
各キャラクターカードには名前、ランク(1~40)、能力が書かれており、キャラクターごとに能力の種類や数、効果が異なります。

航海中は毎日、全てのプレイヤーが自分の手札からキャラクターカード1枚を選択して、裏向きにプレイします。
全員がカードをプレイしたら表向きに公開し、ランクの昇順で島(ISLAND)に配置します。

カードを島に配置したら、以下の処理を順番に行います。
<日中フェイズ>
場に出ているキャラクターカードのランクの昇順(左⇒右)に、『日中』の能力を持つカードの効果を発動する。
<黄昏フェイズ>
場に出ているキャラクターカードのランクの降順(右⇒左)に、戦利品トークンを獲得する。さらに、『黄昏』の能力を持つカードや戦利品トークンの効果を発動する。
<夜フェイズ>
場から船内に移動した自分のキャラクターが、『夜』の能力を持っている場合は効果を発動する。
各航海(ラウンド)の最終日では、全ての処理を終えたら戦利品トークンや船内のキャラクターが持つ『アンカー』能力の効果を発動し、最後にそのラウンドで獲得したコインの数だけ勝利点を獲得します。
各キャラクターカードが持つ能力は様々で、中には他プレイヤーに直接影響を与えるような効果もあります。
<日中>
・直ちにそのカード破棄して、別のカードを手札から島に配置する。
・島の一番右のキャラクターを破棄する。
・隣接するプレイヤーの船から戦利品トークンを奪う。
・○○ごとにコインを獲得する/失う。など
<黄昏>
・特定の戦利品トークンを獲得すると評判を獲得する。
・その日は戦利品トークンが獲得できない。など
<夜>
・1コインを獲得する。
・他プレイヤーの船内に同じキャラクターが居ない場合、コインを獲得する。など
<アンカー>
・他プレイヤーの船内に同じキャラクターが居る場合、コインを失う。
・そのカードを手札に戻す。
・特定の戦利品トークンの数に応じたコインを獲得する。 など
ラウンドが終了したら、そのラウンドで獲得した全ての戦利品トークンと、船内のキャラクターカードを破棄して、新たに全員が同じ6枚のカードを手札に加えて次のラウンドを行います。
3回の航海(ラウンド)を終えたらゲームが終了し、最終的に最も勝利点の高い(裕福な)プレイヤーの勝利となります。

各ラウンドで手札に加えるカードは全員同じですが、ラウンド終了時に手札に残ったカードは次ラウンドに持ち越せるため、ゲームが進むにつれてそれぞれの手札が変わってきます。
また、キャラクターカードだけでなく、獲得した戦利品トークンによっても他のキャラクターを破棄するなど様々な効果が得られるため、日中能力の発動順と戦利品の獲得順のどちらを優先するかを決める必要があります。
そのため、いつ、どのカードをプレイするか、他プレイヤーの考えを読みながらカードを選択することが重要なゲームです。
- 様々な変更が加えられたリニューアル版
- 熱い読みあいが魅力の心理戦ゲーム
- AIとの対戦形式によるソロプレイに対応
- 1~6人用の中量級ボードゲーム
関連動画
BGGにおける評価
世界中のボードゲーム愛好者が集うBGG(Board Game Geek)におけるランキング・評価などは次の通りです。
タイトル | Libertalia: Winds of Galecrest |
タイプ | |
カテゴリ | |
メカニクス | |
推奨人数 | 1~6人 |
最適人数 | 4~6人 |
原作販売年 | 2022年 |
評判・口コミの紹介
『リベルタリア』に関する反応や口コミなどを紹介します。
- 戦略性が高く、何度でも楽しくプレイできる。
- 簡単なルールながら、インタラクションが豊富で考えされられる。
- 運の要素が大きい。
- アートワークはオリジナル版の方が良い。

ルールが簡単40枚のキャラクターカードがある中、1ゲームで使用するカードは18枚で、財宝トークンも毎回変わるリプレイ性の高さとゲームの面白さが高く評価されています。
一方で、相手のカードによって自分の手番で何も出来ないこともあるため、運要素が多すぎるというコメントが散見されましたが、大人数で遊べば気にならないようです。
カードに合うスリーブ
『リベルタリア』のカードサイズと枚数、それに合うスリーブは次の通りです。
カードサイズ | 63×88mm |
カードの枚数 | 280枚 |
スリーブサイズ | ポーカーサイズ |
ポーカーサイズ用のスリーブをみる
ポーカーサイズ用のスリーブを5種類紹介します。
①ホビーベース T.C.G. ハード
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ハード | 66×91.5mm/0.1mm | 50枚 |
②エポック レギュラーサイズ・ハード
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ハード | 66×92mm/0.1mm | 80枚 |
③エポック レギュラーサイズ・ソフト
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ソフト | 66×92mm/0.05mm | 110枚 |
④Engames スタンダードサイズ・ハード
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ハード | 65×90mm/0.1mm | 100枚 |
⑤Engames スタンダードサイズ・ソフト
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ソフト | 65×90mm/0.05mm | 100枚 |
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