【レビュー】ザ・レフュージ|クラーケンを避けて脱出しよう!

1~6人用の中量級ボードゲーム『ザ・レフュージ 深海よりの恐怖』を紹介します。

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ゲーム概要

『ザ・レフュージ 深海よりの恐怖』は、2~6人の対戦型と、1~4人の協力型の2つのルールが楽しめる協力型/対戦型のボードゲームです。

プレイヤーは8人のそれぞれ異なる能力を有するダイバーから1人を選び、ボード上に配置してゲームを開始します。

ゲーム中は、ダイバーの固有能力や途中で得られるアイテムを活用して、深海の脅威であるクラーケンの攻撃を避けながら目的の達成を目指します。

対戦型では、クラーケンの脅威をかいくぐりながら他プレイヤーを出し抜き、脱出ポッドに最初に乗り込んで脱出したプレイヤーが勝利となります。

協力型では、プレイヤー同士で協力してクラーケンの脅威をかいくぐりつつ、ランダムに選ばれた3つの目的を達成することを目指します。協力型はソロプレイも可能になっています。

6人プレイでも80cm×80cm程度の場所があれば遊べると思います。
※別途、触手などのサプライ置き場は必要です。

精巧な作りのフィギュア
精巧な作りのフィギュア
  • 対戦型と協力型のどちらも楽しめる。
  • ソロプレイも可能。
  • ダイバーやクラーケン(頭部・触手)の精巧なフィギュアが付属。
  • 80cm×80cm程度の場所で遊べる。(サプライ置き場は別途必要)

作品データ

タイトルザ・レフュージ 深海よりの恐怖
メカニクス協力型
対戦型
エリア移動
ハンドマネジメント
プレイヤー別固有能力
デザインゲームデザイン:John Brieger, Floyd Lu
アートワーク:Shane Cook, James Hayball, Damien Mammoliti
プレイ時間20~40分
プレイ人数1~6人
対象年齢14歳以上
発売元アークライト
発売時期2020年10月8日
定価7,920円(税込) 
外箱の外寸(約)300×300×82mm
BGG評価7.1(2022年10月時点)
発売元/発売時期/定価は日本語版の情報

内容物

・ゲームボード 1枚
・クラーケンの頭フィギュア 1個
・触手フィギュア 16個
・クラーケンカード 10枚
・レーンカバー 2枚
・協力用目的カード 20枚
・協力用参照カード 4枚
・対戦用参照カード 6枚
・絶望モード用クラーケンカード 10枚
・サルベージカード 64枚
・キャラクター能力カード 24枚
・目的管理マーカー 3個
・カメラトークン 3個
・キャンプトークン 1個
・装置トークン 3個
・脱出ポッドトークン 7個
・対戦用目的カード 7枚
・サメトークン 1個
・ダイバーフィギュア 8体
・ダイビングマニュアル(協力型) 1冊
・ダイビングマニュアル(対戦型) 1冊

カードスリーブ

『ザ・レフュージ 深海よりの恐怖』のカードサイズと枚数、それに合うスリーブは次の通りです。

カードサイズ:63×89mm
カードの枚数:145枚
スリーブサイズ:ポーカーサイズ

ポーカーサイズ用のスリーブをみる

ポーカーサイズ

ポーカーサイズ用のスリーブを5種類紹介します。

①ホビーベース T.C.G. ハード
タイプサイズ/厚み入数
ハード66×91.5mm/0.1mm50枚
②エポック レギュラーサイズ・ハード
タイプサイズ/厚み入数
ハード66×92mm/0.1mm80枚
③エポック レギュラーサイズ・ソフト
タイプサイズ/厚み入数
ソフト66×92mm/0.05mm110枚
④Engames スタンダードサイズ・ハード
タイプサイズ/厚み入数
ハード65×90mm/0.1mm100枚
⑤Engames スタンダードサイズ・ソフト
タイプサイズ/厚み入数
ソフト65×90mm/0.05mm100枚
※ノーマルサイズとジャストサイズの2種類があり、「ジャストサイズ」は64×89mmになります。

ゲームの準備(インスト)

対戦型/協力型のいずれの遊び方も、準備にかかる時間は5分程度です。

3人プレイのイメージ
3人プレイのイメージ

拡張/シリーズ

日本国内では以下のシリーズが発売されています。

ザ・レフュージ:生存競争

感想

1~6人で遊べる中量級のボードゲーム『ザ・レフュージ 深海よりの恐怖』を紹介しました。

あまりメジャーではない印象ですが、プレイヤーの人数や遊び方に合わせて「対戦型」と「協力型」が選べる珍しいゲームです。

ちなみに私は「対戦型」も好きですが、家族や友人は「協力型」の方が面白いという意見が多かったです。

「対戦型」の場合、クラーケンの脇を抜けて脱出ポッドまでたどり着けるかは、クラーケンカードによる運の要素が大きく影響します。場合によってはクラーケンが邪魔で狙いの脱出ポッドに向かえなかったり、喰いあらされて何度も同じことを繰り返すことになるため、「対戦型」はどうしてもテンポが悪くなる場合があります。

その他にも以下の点はプレイして勿体ないと感じました。

  • サルベージカードの種類が少なく、同じような効果のカードしかない。
  • 対戦型ではそれぞれ特徴のある固有能力が、協力型では武器カードと同じ効果になるものが多く含まれている。

とはいえ、「対戦型」で他のプレイヤーを出し抜いたり、「協力型」では1人から遊ぶこともできるので、幅広く楽しめるボードゲームだと思います。

また、「協力型」の場合は達成する目的が毎回変わるのでリプレイ性が高く、付属の「絶望モード用クラーケンカード」を使えば、より難易度の高いゲームを遊ぶこともできます。

フィギュアも良く出来ているので、機会がありましたら是非一度プレイしてみてください。

こんな人におすすめ!

・協力ゲームが好き
・対戦ゲームが好き
・精巧なフィギュアが気になる
・ソロプレイで遊べるゲームが欲しい

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

<本日のおまけ>

ブドウ箱に入って出荷待ちのお猫様

出荷待ちのお猫様
ブドウ箱が頑丈でお気に入り

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