5~10人用の軽量級ボードゲーム『エセ芸術家 ニューヨークへ行く』を紹介します。
ゲーム概要
『エセ芸術家 ニューヨークへ行く』は、お絵描きと正体隠匿が合わさったゲームです。
このゲームは「出題者」「エセ芸術家」「芸術家」の3つの役割に分かれてプレイします。
最初に出題者がお題を決めて、他のプレイヤーはそのお題に沿って順番に一筆ずつ絵を描いていきますが、その中に一人だけお題を知らないプレイヤー(エセ芸術家)が紛れています。
エセ芸術家はお題を知らないため、お題に沿った絵を描くことができません。しかし、他のプレイヤー(芸術家)にもお題の回答がすぐ分かるような絵を描くことが出来ない理由があります。
エセ芸術家は正体がバレても、最後に絵のお題を当てることができればエセ芸術家の逆転処理となります。
そのため、芸術家はエセ芸術家にお題を悟られないように注意しながらも、自分がお題を知る本物の芸術家であることを周囲にアピールする必要があります。
また、エセ芸術家は周りに正体がバレないように誤魔化す必要があるため、それぞれが違った思惑で絵を描いていくことになります。
そして出題者は実はエセ芸術家の味方で、エセ芸術家を勝利させることが目的となるため、出題者はエセ芸術家に有利なお題を考える必要があります。
以上のことから、プレイヤーはそれぞれの役割を果たしながら勝利を目指すゲームとなっています。
- お絵描きと正体隠匿が合わさったゲーム。
- 「出題者」「エセ芸術家」「芸術家」の役割に分かれる。
- エセ芸術家は正体がバレてもお題を当てることができれば勝利する。
- 絵など描く場所さえあればどこでも遊べる。
作品データ
タイトル | エセ芸術家 ニューヨークへ行く |
メカニクス | |
デザイン | ゲームデザイン:佐々木隼 アートワーク:佐々木隼 |
プレイ時間 | 20分前後 |
プレイ人数 | 5~10人 |
対象年齢 | 8歳以上 |
発売元 | オインクゲームズ |
発売時期 | 2011年 |
定価 | 2,420円(税込) |
外箱の外寸 | (約)65×110×36mm |
BGG評価 | 7.2(2022年10月時点) |
内容物
・出題カード:9枚
・カラーペン:10本
・ホワイトボードマーカー:1本
・イレーザー:1個
・キャンバスシート:1部
・遊び方説明書
カードスリーブ
『エセ芸術家 ニューヨークへ行く』にスリーブは必要ありません。
出題カードは厚さ2mmのタイル状で、ホワイトボードとしても利用するためスリーブは不要です。(サイズは約34×57×2mm)
拡張/シリーズ
本作に拡張やシリーズはありません。
感想
5~10人で遊べる軽量級のボードゲーム『エセ芸術家 ニューヨークへ行く』を紹介しました。
本作は最少人数が5人からのため少人数では遊ぶことができません。そのため、家用として購入するには少しハードルが高いように思います。(少なくとも我が家では遊べない・・・)
また、実際にプレイしてみると、エセ芸術家は立ち回りに難しいところがあります。
特にお題を知らないエセ芸術家が一番最初に絵を描くのはかなり難しいため、出題者が自分の役割を認識して、エセ芸術家の絵を描く順番を後回しにするなど出題者のフォローが必要になってきます。
しかし、「出題者」「エセ芸術家」「芸術家」の目的や勝利条件がそれぞれ異なるため、役割ごとで違った楽しみ方ができるようになっています。
エセ芸術家はもちろん、芸術家もお題がバレないように絵を描くので、その結果よく分からない絵になった時にはお題当てのタイミングでかなり盛り上がると思います。
最大10人まで遊べぶことができ、絵心がなくても十分に楽しむことができるため、パーティーゲームとしても優秀です。
準備もほとんど必要なく、ボードゲームに慣れていない方でも手軽に「お絵描きゲーム」と「正体隠匿ゲーム」を楽しむことができるので、機会がありましたら是非一度プレイしてみてください。
準備も簡単で、ボードゲームに慣れていない方でも手軽に「お題当てゲーム」と「正体隠匿ゲーム」を楽しむことができるので、機会がありましたら是非一度プレイしてみてください。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
<本日のお猫様>
香箱座りのお猫様
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