他プレイヤーとの「感性のズレ」を楽しむと同時に、「どの程度のズレがあるのか」を推測して賭けを行う、戦略性を併せ持ったパーティーゲーム『ゲスクラブ』のゲーム概要やスリーブ、国内外の評価やコメント、拡張/シリーズなどを紹介します。
どんなゲーム?
『ゲスクラブ』は、他プレイヤーとの「感性のズレ」を楽しむと同時に、「どの程度のズレがあるのか」を推測して賭けを行う、戦略性のあるパーティーゲームです。
最初の<出題&回答フェイズ>では、いずれかのプレイヤーは「果物の種類」や「オリンピックの競技」など、回答が10個以上あるお題を決めて出題します。出題プレイヤーを含むすべてのプレイヤーは、お題に対して6つの回答を考えて、それぞれ回答カードに書いていきます。
全員が回答を書いたら<アクションフェイズ>に移り、各プレイヤーは順番に「手札を1枚出す」か「賭ける」のアクションを実行します。
「手札を1枚出す」では、手番プレイヤーは自分の手札から回答カード1枚を選び、自分の前に出します。出されたカードと同じ回答を持っているプレイヤーは全員、その回答カードを自分の前に出して次の処理を行います。
自分の回答が他プレイヤーと一致するほど賞金が獲得できるため、<出題&回答フェイズ>では他プレイヤーの思考を読みながら回答を考えることが重要になります。
「賭ける」では、手番プレイヤーは$10を賞金ボウルに支払い、「ラウンド終了時にガラストークンがどこまで進むか」を予測します。同じ場所には2回までしか賭けられないため、時には即決することも必要です。
いずれかのプレイヤーの手札が無くなったら<得点フェイズ>に移ります。このとき、手札が残っているプレイヤーは1枚につき$20を賞金ボウルに支払うため、賭けを行うか、いち早く手札を出し切るかは戦略次第です。
賭けの結果を確認して、ガラストークンの場所を的中させたプレイヤーはボーナス報酬を獲得してラウンドが終了します。合計3ラウンドを行い、最終的に最もお金を持ったプレイヤーが勝利となります。
・パーティーゲームでありながら戦略性がある。
・シンプルなルールで短時間でも楽しめる。
・お題カードを使わずに、自分で考えたお題でも遊べる。
・第2版ではお題カードの枚数が大幅に追加されたが、カードホルダーが付属しない。
・タイトルの「ゲス」は「推測する(Guess)」を意味している。
評判・口コミまとめ
ここからは、実際に本作をプレイした人の口コミを紹介していきます。
子供から大人まで楽しめるパーティーゲーム。 |
他プレイヤーの回答の意外性などで盛り上がる。 |
年代の違う人と遊ぶとジェネレーションギャップを感じることも。 |
カードが透けやすいため注意が必要。 |
作品データ
タイトル | ゲスクラブ 日本語版 |
カテゴリ/ メカニクス | パーティーゲーム ハンドマネジメント ドローイング ベッティング(賭け) |
ゲームデザイン | Sky Huang |
プレイ時間 | 20~30分 |
プレイ人数 | 2~8人 |
対象年齢 | 10歳以上 |
発売元 | コザイク |
発売時期 | 第1版:2019年4月5日 第2版:2020年8月7日 |
定価 | 第2版:4,180円(消費税10%込) |
BGGのランキング・評価
BGGにおけるランキング・評価などは次の通りです。
タイトル | Guess Club |
ランキング | 6,569 |
評価 | 7.0 |
おすすめ人数 | 3~8人 |
最適人数 | 4~6人 |
重さ/複雑さ | 2.00 |
原作の販売年 | 2017年 |
内容物 / コンポーネント
<第1版>
・ゲームボード:1枚
・回答カード:48枚
・カードホルダー:8枚
・賞金ボウル:1個
・ペン:8本
・ガラストークン:1個
・お金チップ:128枚
・プレイヤーマーカー:32個
・カテゴリカード:19枚
・報酬表カード:1枚
・説明書:1冊
<第2版>
・ゲームボード:1枚
・回答カード:48枚
・賞金ボウル:1個
・ペン:8本
・ガラストークン:1個
・お金チップ:198枚
・プレイヤーマーカー:32個
・お題カード:32枚
・報酬表カード:1枚
・説明書:1冊
カードスリーブ
カードサイズと枚数、それに合うスリーブは次の通りです。
カードサイズ:57×87mm
カードの枚数:33枚(お題カード&報酬表カード)
スリーブサイズ:ボードゲームサイズ
エラッタ/補足情報
公式で公開されているエラッタ情報はありません。
ただし、コザイク代表の川上亮(秋口ぎぐる)氏が、第1版の誤訳について次の通り説明されています。
口コミ/販売情報
Amazonの口コミや、最新の販売状況は以下のリンクよりご確認お願いします。
ボードゲームは数年の再販待ちや絶版も珍しくないため、予算が許すなら買える時に購入することをお勧めします。
拡張/シリーズ
国内では、本作の拡張/シリーズは発売されていません。
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