
『Slay the Spire: The Board Game』は、人気のデジタルゲーム「Slay the Spire」が原作の協力型ローグライク&デッキ構築ゲームです。
プレイヤーは冒険の道中で敵を倒し、強力なレリックを集め、自分のデッキを強化しながら最終ボスの討伐を目指します。
この記事では本作の概要や評判、口コミなど幅広く紹介しますので、何か少しでも参考になりましたら幸いです。
『Slay the Spire: The Board Game』の基本情報
本作の基本情報/商品概要は次の通りです。
タイトル | Slay the Spire: The Board Game |
メーカー | ケンビル |
プレイ人数 | 1〜4人 |
プレイ時間 | 60~90分 |
対象年齢 | 12歳以上 |
デザイナー | Gary Dworetsky Anthony Giovannetti Casey Yano |
一般発売日 | コレクターズED.:2024年3月29日 スタンダードED.:2024年4月3日 |
定価 | コレクターズED.:39,600円 スタンダードED.:27,500円 ※消費税10%込 |
\新作・再販情報はこちら/

Slay the Spire: The Board Game | ||
1〜4人 | 60~90分 | 12歳以上 |
デジタルゲームが原作の協力型ローグライク&デッキ構築ゲーム。冒険の道中で敵を倒し、強力なレリックを集め、自分のデッキを強化しながら最終ボスの討伐を目指す。 |
コンポーネント
『Slay the Spire: The Board Game』のコンポーネント/内容物は次の通りです。

内容物の一覧をみる
・最初の遭遇:4枚
・遭遇:43枚
・召喚:89枚
・エリート:27枚
・イベント:51枚
・状態異常:36枚
・めまい:10枚
・ネオーの祝福:20枚
・ボスカード:26枚
・プレイヤーカード:381枚
・ミニカード:112枚
・トークン:110個
・カード仕切り:39枚
・鍵:3個
・スリーブ:450枚
・アセンション早見表:1枚
・ミニチュア:4個
・メインボード:2枚
・商人ボード/早見表(両面):1枚
・HPボード:1枚
・ダイス:1個
・ブーツ駒:1個
・キューブ:50個
・プレイヤーボード:4枚
コレクターズ・エディションには、「メタルコイン&専用布袋」「デッキ&キャラクタープレイマット」が同梱されます。
ゲームの概要や遊び方
『Slay the Spire: The Board Game』は、人気のデジタルゲーム「Slay the Spire」が原作の協力型ローグライク&デッキ構築ゲームです。
キャラクターの選択
各プレイヤーは4人のキャラクターから1人を選んでゲームを開始します。
キャラクターはデジタルゲームと同じく、「アイアンクラッド」「サイレント」「ディフェクト」「サイレント」の4人が登場します。

キャラクターによって攻撃力やHPが高かったり、任意のタイミングで攻撃できるナイフが使えるなど、それぞれ能力や特徴が異なります。
また、キャラクターごとに使用するカードも全く異なるため、選択するキャラクターによって毎回違ったプレイを楽しむことができます。
ルートの選択
プレイヤーたちは冒険の道中で遭遇する奇妙な生物を倒し、独自のデッキを構築しながら最終ボスの討伐を目指していきます。
冒険の舞台である<塔>は複数のルートに分岐しており、止まるマスによって敵と遭遇したり、休憩して回復したり、商人からアイテムを購入することができます。

また、遭遇する敵の中には<エリート>と呼ばれる強力な生物も登場するため、戦闘の後には休憩のマスに止まれるようにするなど、事前のルート選びも重要となります。
- 遭遇…敵と戦闘を行う。
- エリート…通常よりも強力な敵と戦闘を行う。
- ボス…塔のボスとの戦闘を行う。
- イベント…イベントカードの山札から1枚を引いて、プレイヤーごとにカードに示された内容を実行する。
- たき火…HPを回復するか、デッキのカードをアップグレードする。
- 財宝…各プレイヤーはレリックを獲得する。
- 商人…アイテムやカードの購入、デッキのカードの除去を行う。
デッキの構築
本作ではキャラクターごとに80枚以上のプレイヤーカードが登場します。
カードにはコモン、アンコモン、レアの3段階のレアリティ(稀少度)が設定されており、入手が困難なカードほど効果も強力になります。
さらに、それぞれカードはアップグレードすることで、カードの効果がより強力になったり、コストが安くなったりします。
プレイヤーは敵に勝利した時の報酬や、<商人>や<たき火>のマスの効果によって新たなカードを手に入れたり、アップグレードしたりしながら自分だけのデッキを構築していきます。

敵との戦闘
<遭遇>や<エリート>、<ボス>のマスに止まると敵との戦闘になります。
各プレイヤーは自分のデッキから引いたカードを手札として持ち、「味方ターン」と「敵ターン」を交互に行います。
味方ターン
プレイヤーは山札から引いた5枚のカードで手札を作り、次の敵ターンのアクションや、様々な効果の発動成否を決めるダイスロールを行います。
味方ターンでは、各自の「エナジー」をコストに手札をプレイして、敵にダメージを与えたり、次の敵の攻撃に備えて防御を固めたりします。
プレイヤーたちはどの敵を攻撃するか、どの仲間を手助けするかなどを話し合いながら、勝利するための戦略を立てていきます。
手札のカードやエナジーが無くなると手番が終了し、残った手札カードは全て捨て札にして敵ターンに移行します。

敵ターン
敵ターンでは、敵の種類によって次の3種類のアクションがあります。
- 単一アクション…決められたアクションを毎ターン実行する。
- ダイスアクション…味方ターンで振られたダイスの出目によって実行アクションが決定する。
- キューブアクション…カードに置かれたキューブが毎ターン移動して、キューブの場所に対応したアクションを実行する。
また、敵によっては全体攻撃を仕掛けたり、状態異常によってプレイヤーを不利な状態にします。

戦闘中にいずれかのプレイヤーのHPが0になると、ゲームは直ちに終了して、プレイヤー全員の敗北となります。
戦闘の終了
全ての敵のHPを0にするか逃走すると戦闘が終了し、プレイヤーの勝利となります。
戦闘に勝利するとお金やカード、強力な効果を持った<レリック>など、様々な報酬を獲得することができます。
そして、最終的に塔の最後のボスを倒すことが出来たらプレイヤー全員の勝利となります。
ボスを倒した時点でゲームを終えることができますが、連続してプレイすることで次のレベルへと進み、より歯ごたえのある冒険を楽しむことも可能となっています。

その他の要素
ゲームを繰り返しプレイすることで、キャラクターごとに新たなカードがアンロックされて、ゲーム中に使用できるカードの種類を増やすことができます。
また、ゲーム中に特定の条件を達成することで解放される実績が19個用意されており、全ての実績の解除を目指してプレイすることができます。
その他にも、高難度ルールやルールにランダムな変更を加えるモードなど、様々な楽しみ方が用意されています。
Slay the Spire: The Board Gameの関連動画
BGGにおける評価
世界中のボードゲーム愛好者が集うBGG(Board Game Geek)におけるランキング・評価などは次の通りです。
タイトル | Slay the Spire: The Board Game |
版元 | Contention Games |
タイプ | |
カテゴリ | |
メカニズム | |
推奨人数 | 1~4人 |
最適人数 | 2人 |
原作販売年 | 2024年 |
評判・口コミの紹介
『Slay the Spire』に関する反応や口コミなどを紹介します。
通販サイトのリンク
それぞれの通販サイトにおける検索結果のリンク集は次の通りです。
2024年12月時点では売り切れが続いていますが、版元との交渉により『スタンダードエディション』の再生産が決定したそうです。
2025年春~夏頃の再販が計画されています。(活動報告)
コメント