4~8人用の軽量級ボードゲーム『インサイダー・ゲーム』を紹介します。
ゲーム概要
『インサイダー・ゲーム』は、「インサイダー(内通者)」の正体が周りにばれないように、お題当てゲームで他のプレイヤーを正解に誘導する、推理と正体隠匿が合わさったゲームです。
プレイヤーは「庶民」、「マスター」、「インサイダー」のいずれかの役職に就きます。
このゲームは「協力パート」と「対決パート」で構成されており、「協力パート」ではマスターの出すお題当てゲームに庶民とインサイダーが挑戦します。
インサイダーはクイズの正解を知っているため、すぐに正解することもできますが、それでは自分がインサイダーであることが周りにばれてしまいます。
そのため、インサイダーは自分の正体がばれないようにしながらも、庶民を正解に導くように行動することが求められます。
クイズに正解したら「対決パート」に移り、庶民に紛れたインサイダーを見つけるため全員で議論を行います。
「協力パート」での質問内容や行動から誰がインサイダーなのかを推理して、最後にインサイダーを当てることができたら庶民チーム、間違えたらインサイダーの勝利となります。
作品データ
タイトル | インサイダー・ゲーム |
メカニクス | |
デザイン | ゲームデザイン:アキヒロイトオ, 岡野大地, kwaji, シンマキト アートワーク:佐々木隼 |
プレイ時間 | 15分前後 |
プレイ人数 | 4~8人 |
対象年齢 | 9歳以上 |
発売元 | オインクゲームズ |
発売時期 | 2016年7月 |
定価 | 2,420円(税込) |
外箱の外寸 | (約)65×110×37mm |
BGG評価 | 7.1(2022年10月時点) |
内容物
・お題カード:42枚
・役割カード:8枚(庶民×6 / インサイダー×1 / マスター×1)
・砂時計(約5分)
・遊び方説明書(日本語版 / 英語版)

カードスリーブ
『インサイダー・ゲーム』のカードサイズと枚数、それに合うスリーブは次の通りです。
カードサイズ | 55×85mm |
カードの枚数 | 42枚 |
スリーブサイズ | ボードゲームサイズ |
※上記はお題カードのみ。役割カードはタイル状のコンポーネントのため除外(約34×85×2mm)
ボードゲームサイズ用のスリーブをみる
ボードゲームサイズ用のスリーブを4種類紹介します。
①ホビーベース ボードゲームサイズ・ハード
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ハード | 58.5×90mm/0.1mm | 50枚 |
②ホビーベース ボードゲームサイズ・ソフト
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ソフト | 58×89mm/0.05mm | 100枚 |
③Engamesスリーブ アメリカンサイズ・ハード
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ハード | 58×89mm/0.1mm | 100枚 |
④Engamesスリーブ アメリカンサイズ・ソフト
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ソフト | 58×89mm/0.05mm | 100枚 |
ゲームの準備(インスト)
準備にかかる時間は1分未満です。
お題カードと砂時計が配置できればよいため、20cm×20cm程度のテーブルでも十分に遊ぶことができます。

拡張/シリーズ
日本国内では以下のシリーズが発売されています。
インサイダーゲーム ブラック
『インサイダー・ゲーム』の上級版にあたり、新しいお題や役割、特定の質問ができない「NG質問」などの要素が追加されています。
「インサイダーゲーム ブラック」単体でも遊べますが、「インサイダーゲーム」と合わせることで大人数でのチーム戦も楽しむことができます。
感想
4~8人で遊べる軽量級のボードゲーム『インサイダー・ゲーム』を紹介しました。
「協力パート」では、庶民はお題を推理しながらワイワイと質問を楽しみ、インサイダーはいかに正体がバレずに正解に導くかの戦略、マスターは正解を知っているからこその優越感と、役割ごとに違った楽しみがあります。
「対決パート」では、誰がインサイダーであるか話し合いが盛り上がること間違いなしです。
最大8人までと大人数で遊べぶことができるので、パーティーゲームとしても楽しむことが出来ると思います。
ただし、最少人数が4人からのため少人数では遊ぶことができません。また、4人ではどうしてもインサイダーが見つかりやすいので、できるだけ大人数の方が楽しめるかと思います。
また、勝負にこだわりすぎると「庶民はインサイダーを割り出すために問答で質問しない」ということにもなるため、気楽に遊ぶことをおすすめします。
準備も簡単で、ボードゲームに慣れていない方でも手軽に「お題当てゲーム」と「正体隠匿ゲーム」を楽しむことができるので、機会がありましたら是非一度プレイしてみてください。
・正体隠匿ゲームが好き
・お題当てゲームが好き
・協力ゲームが好き
・大人数で遊べるパーティーゲームが欲しい
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
<本日のおまけ>
猫ちゃんのいるお家ではあるあるですよね!邪魔可愛い

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