【レビュー】スピリット・アイランド|協力して侵略者を撃退しよう!

1~4人用の重量級ボードゲーム『スピリット・アイランド(SPIRIT ISLAND)』を紹介します。

なお、こちらは2021年に日本語版が発売されましたが、今回は英語版をベースに紹介するため、単語や名称が一部異なる場合があります。

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ゲーム概要

スピリット・アイランド(SPIRIT ISLAND)は島に住む精霊となり、精霊同士協力し、また原住民の力も借りながら、島に押し寄せる侵略者を撃退するタワーディフェンス型の協力ゲームです。

島には8種類の精霊が住んでおり、攻撃な得意な精霊や防御が得意な精霊、侵略者を妨害するのが得意な精霊など、それぞれ特徴があります。

侵略者は島を探索して町や都市を築き、略奪することで島が徐々に荒廃していきます。侵略者は急速に勢力を拡大していこうとするため、いかに効率的に侵略者の行動を妨害し、撃退するかといった戦略を考えながらプレイすることが求められます。

内容物

・侵略者ボード 1枚
・島ボード 4枚
・精霊パネル 8枚
・シナリオパネル 4枚
・敵対国パネル 3枚
・小能力カード 36枚
・大能力カード 22枚
・固有能力カード 32枚
・荒廃カード 2枚
・不安カード 15枚
・侵略者カード 15枚
・プレイヤーエイドカード 8枚
・能力進行カード 4枚
・恐怖レベルディバイダー 2枚
・敵対国リマインダータイル 3枚
・遠征隊駒 40個
・町駒 32個
・都市駒 20個
・荒廃駒 38個
・ダハン駒 36個
・存在マーカー 52枚
・1ターン効果マーカー 12枚
・不安マーカー 20枚
・精霊力マーカー 32枚

内容物
内容物一式

ゲームの準備(インスト)

準備にかかる時間は10分~15分程度です。(最初はもっとかかります。)
1人プレイでも60cm×60cm程度の場所が必要で、1人増えるごとに20cm×25cm程度の場所が必要となります。(島ボードと精霊パネルの置き場所)

インストのイメージ
2人プレイのイメージ

プレイ人数ごとの島の形は以下の通りです。

追加の要素(難易度調整)

難易度調整として、テーママップやシナリオ、敵対国といった要素が用意されています。

テーママップは島ボードの裏側に描かれており、エリアがより小さく区切られています。また、同じ種類の土地が隣接するなど、より現実に近いマップになっており、難易度も格段に上がります。

テーママップのイメージ

また、シナリオを導入することで勝利条件や精霊の能力が変更されたり、敵対国を導入することで侵略者に特殊能力が付与されたりします。

導入するシナリオと敵対国の組み合わせで難易度が調整できるようになっているため、何度かプレイしてゲームに慣れてから遊んだら良いかと思います。

シナリオ

感想

1~4人で遊べる重量級のボードゲーム『スピリット・アイランド(SPIRIT ISLAND)』を紹介しました。

ルールは複雑に感じますが、同じ行動の繰り返しになるため、何度かプレイしたら慣れるかと思います。(自分はネメシスの方が複雑に感じます・・・)

ゲームの難易度もかなり高く、プレイ人数が増えるごとに難易度も上がる印象ですが、その分勝利した時には高い達成感を味わうことができます。

精霊ごとにプレイスタイルが異なり、戦略も変わってくるため、リプレイ性や戦略性はかなり高いです。また、難易度を調整できる追加要素も複数あるため、ハマる人は何度でもプレイしたくなる魅力があります。

このゲームの本当の面白さは、どの能力カードをどのタイミングで使用するか等、何度かプレイして戦略を考えられるようになれば分かって頂けると思います。

しかし、その難易度や複雑なルール、重ゲーならではのプレイ時間から、複数人でプレイするのはハードルが高いです。

そのため、どちらかというとソロプレイ、もしくは2人程度で遊ぶのが向いていると思います。

個人的には「ソロプレイに対応している」というよりも、「複数人プレイに対応している」と言った方がしっくりくるかもしれません。

万人におすすめできるゲームではありませんが、重ゲーに慣れていて特に歯ごたえのあるゲームを探している方には非常におすすめできるゲームですので、機会があれば是非プレイしてみてください。

こんな人におすすめ!

・高難易度のゲームが好き
・ソロプレイのゲームがやりたい
・タワーディフェンス系のゲームが好き
・協力プレイが楽しめるゲームがやりたい

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

<本日のおまけ>

ご飯に釣られるおじょーちゃん

ご飯に釣られるお猫様

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