『テラミスティカ:ガイアプロジェクト』は、宇宙を舞台に自身の勢力拡大を目指すSF戦略ゲームです。
魔法ファンタジーの世界を舞台にした『テラミスティカ』の派生作で、世界中のボードゲーム愛好者が集うBGG(Board Game Geek)でも高く評価されています。
2017年にテンデイズゲームズより日本語版が発売されて以降、再販と売り切れを繰り返している国内でも人気の重量級ボードゲームです。
この記事では本作の概要や、国内外での評判などについてまとめてみました。
ガイアプロジェクトとは?
『ガイアプロジェクト』は、テラミスティカの宇宙を舞台に、他のプレイヤーを上手く利用しながら自身の勢力拡大を目指すSF戦略ゲームです。
ゲームには、それぞれ能力や生きていける環境が異なる14の勢力が登場し、プレイヤーはその中から1つの勢力を選んでゲームを開始します。
プレイヤーは、自身の勢力が居住できるように惑星の改造(テラフォーミング)を行い、鉱山などの建造物を建設することで勢力や収入を増やしていきます。
また、各勢力は「惑星改造」「航法」「人工知能」「ガイア計画」「経済」「科学」の6つの分野について研究を行うことで自身の能力を強化し、さらに資源や勝利点といったボーナスを獲得します。
さらに建造物の改良や同盟の構築なども行いながら、より遠くの惑星への入植を繰り返し行うことで、他プレイヤーとの戦争などを行うことなく、平和的に勢力の拡大を図っていきます。
ルールと遊び方
公式サイトにて本作のルールブックが公開されているため、興味のある方は目を通してみてください。
BGGにおける評価
世界中のボードゲーム愛好者が集うBGG(Board Game Geek)におけるランキング・評価などは次の通りです。
タイトル | Gaia Project |
デザイナー | Jens Drögemüller, Helge Ostertag |
タイプ | 戦略ゲーム |
主な メカニクス | プレイヤー別固有能力 モジュラーボード |
最適人数 | 3~4人 |
原作の販売年 | 2017年 |
評判・口コミまとめ
ここからは、実際に本作をプレイした人の口コミを紹介していきます。
評判の良い口コミ
14種類の勢力はそれぞれ能力が全く異なり、ゲームボードもモジュラー式のため、リプレイ性が非常に高い。
テラミスティカよりも選択肢の自由度や戦略性が高い。
ゲームが始まると基本的に運の要素が絡まないため、戦略性が非常に高いゲームになっています。
また、ソロプレイが楽しいというコメントも散見されました。
評判の悪い口コミ
1回のプレイ時間が長く、インストにも時間がかかるため、遊ぶ人とタイミングを選ぶ。
テラミスティカよりもルールが複雑になっており、初めてプレイする人に教えながら遊ぶのは難しい。
BGGでのWeight4.39は伊達ではありません。何度かプレイしたら慣れるという意見もありますが、学習コストはそれなりに必要のようです。
その代わり、重量級ゲームが好きな方には歯ごたえのある作品かと思います。
生の声(Twitter)
スリーブと内容物
カードサイズと枚数、それに合うスリーブは次の通りです。
カードサイズ:56×87mm
カードの枚数:30枚
スリーブサイズ:ボードゲームサイズ
エラッタ/補足情報
Twitterにて公式より以下のエラッタが報告されています。
日本語版の販売/再販予約情報
拡張/シリーズ
『ガイアプロジェクト』の基礎にもなった、ファンタジーの世界が舞台の『テラミスティカ』については、以下の記事をご覧ください。
なお、『ガイアプロジェクト』の拡張は発売されていません。
コメント