
『エクスペディションズ』は、『サイズ -大鎌戦役-』から独立した対戦型のデッキ構築&エンジンビルドゲームです。
プレイヤーは、自身の重装甲兵器《メック》を操作して、新しいエリアを探索して資材や労働者、強力なアイテムなどを集めながら、落ちた隕石によって広がる腐敗を一掃していきます。
この記事では基本情報やルール概要、口コミなどを幅広く紹介します。
基本情報
本作の基本情報/商品概要は次の通りです。
タイトル | エクスペディションズ |
メーカー | アークライト |
プレイ人数 | 1~5人 |
プレイ時間 | 60~90分 |
対象年齢 | 14歳以上 |
デザイナー | Jamey Stegmaier |
発売日 | 2023年9月22日 |
定価 | 12,100円(消費税10%込) |
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エクスペディションズ | ||
1~5人 | 60~90分 | 14歳以上 |
『サイズ -大鎌戦役-』から独立した対戦型のデッキ構築&エンジンビルドゲーム。精巧に作られた《メック》を操作して、資源や労働者、カードなどを集めて栄光の獲得を目指す。 |
コンポーネント
『エクスペディションズ』のコンポーネント/内容物は次の通りです。

内容物の一覧をみる
・ベースキャンプボード:1枚
・メックボード:5枚
・区域タイル(六角形):20枚
・メックコマ:5個
・土台:5個
・労働者コマ:50個(各色10個:紫、緑、赤、黄、青)
・開始時カード:12枚
・物品カード:25枚
・隕石カード:25枚
・任務カード:40枚
・アクショントークン:5個
・武力トークン:5個
・策謀トークン:5個
・栄光トークン:20個(星型、各プレイヤー4個)
・地図トークン:30個
・腐敗トークン:37個(各種6個、数字が20のものが1個)
・腐敗用の袋:1個
・コイン:80枚(厚紙製)
・早見表カード:10枚
・達成記録シート:1冊
・ルール説明書:1冊
・オートマ用行動決定カード:14枚
・オートマ用進行カード:5枚
・オートマ用栄光カード:1枚
・オートマ用早見カード:1枚
・オートマ用ルール説明書:1冊
ゲームの概要
『エクスペディションズ』は、対戦型のデッキ構築&エンジンビルドゲームです。
プレイヤーは、自身の重装甲兵器《メック》を操作して、新しいエリアを探索して資材や労働者、強力なアイテムなどを集めながら、落ちた隕石によって広がる腐敗を一掃していきます。

各手番では、「移動」「プレイ」「収集」のアクションを実行するか、「リフレッシュ」を行うかを選択します。
移動…マップ上のメックを移動して、エリアを探索する。
収集…メックのいるエリアに応じて、資源や労働者、アイテムカードなどを獲得したり、特殊効果を得る。
プレイ…カードをプレイして、「武力」や「策謀」を獲得する。また、対応する労働者を配置することでボーナス効果を得る。
リフレッシュ…プレイ済みのカードや労働者を回収する。
なお、リフレッシュを行った次の手番では3つのアクションを全て実行できますが、それ以降は2つのアクションのみ実行できます。
また、それぞれのカードには「任務」「融合」「改造」が行えるカードがあり、カード毎に指定されたリソースを支払うことで任務を達成したり、メックを強化して特殊効果を得ることができます。

プレイヤーは手番を繰り返し、「4回の任務をクリアする」「4回の改造を行う」「7個の腐敗を除去する」「8枚のカードを獲得する」など、8種類あるクリア条件を達成しながら栄光を獲得していきます。
いずれかのプレイヤーが4つの栄光を獲得したらゲームが終了し、最終的に最も多くのお金を持ったプレイヤーの勝利となります。

エクスペディションズの特徴
精巧なミニチュア
エクスペディションズでは、精巧に作られた迫力ある《メック》のミニチュアが付属します。

探索と収集
《メック》を移動し、いち早く新しいエリアに辿り着いたプレイヤーは地図トークンを獲得し、その区域タイルを表に返します。
それぞれの区域タイルには様々な効果があり、今後その区域タイルで「収集」を行うことで、その効果を得ることができます。
ただし、区域タイルを表にした時に、腐敗トークンを布袋からランダムに取り出して、指定の値以上になるように配置する必要があります。
効果の一部は汚染状態となるため、使用するにはカードの効果などで汚染を一掃する必要があります。

カードプレイと労働者の配置
エクスペディションズでは、手札はメックボードの左側に表向きに配置します。
カードのプレイでは、選択したカードをボードの右側に移すことで、カードの左上に書かれた「武力」または「策謀」のトークンを獲得します。
また、カードの中には一定の条件を満たすことで、追加のトークンを獲得できるものもあります。

さらに、カードをプレイする際に、対応する労働者をカード上に配置することで、下部に書かれた追加の効果を得ることができます。
労働者は「収集」で獲得できますが、各色10個しかないため、必要な労働者コマをいち早く集めることが重要です。

融合と改造
対象のエリアで「収集」を行うことで、「融合」や「改造」の効果を使用することができます。
それらの効果では、手持ちの対応するカードをメックボードに重ねることで、メックを強化して追加効果を得ることができます。
キャラクター固有の能力
エクスペディションズでは、5体の《メック》と、6組のキャラクターとその仲間が登場します。
《メック》と6組のキャラクターはそれぞれ固有の能力を持っているため、ゲーム毎に違った戦略を楽しむことができます。

戦闘要素はない
『サイズ -大鎌戦役-』と違い、エクスペディションズでは《メック》同士の戦闘要素はありません。
- デッキ構築&エンジンビルドゲーム
- 『サイズ -大鎌戦役-』の独立した続編ゲーム
- プレイヤー同士の戦闘要素は無し
- ソロプレイではオートマとの対戦が可能
- 1プレイは60~90分程度
- 1~5人用の中量級ボードゲーム
関連動画
BGGにおける評価
世界中のボードゲーム愛好者が集うBGG(Board Game Geek)におけるランキング・評価などは次の通りです。
タイトル | Expeditions |
タイプ | |
カテゴリ | |
メカニクス | |
推奨人数 | 1~3人 |
最適人数 | 3人 |
原作販売年 | 2023年 |
評判・口コミの紹介
『エクスペディションズ』に関する反応や口コミなどを紹介します。
- 様々な要素が上手く組み合わさっている。
- アートワークやメックなどのコンポーネントが素晴らしい。
- 5人ではプレイ時間が長くなりすぎる。
- タイルが大きくて場所を取る。

エンジンビルドやワーカープレイスメントなどの要素が組み合わさって面白いというコメントが寄せられており、特にアートワークやコンポーネントが好評です。
一方で、サイズとは全く異なるゲームシステムになっているため、続編を期待していた人の中には期待外れだった方も居られるようです。
また、ボード類も大きいため、遊ぶには広い場所が必要になる点も注意が必要です。
通販サイトのリンク
それぞれの通販サイトにおける検索結果のリンク集は次の通りです。
カードに合うスリーブ
『エクスペディションズ』のカードサイズと枚数、それに合うスリーブは次の通りです。
カードサイズ | 63×88mm |
カードの枚数 | 133枚 |
スリーブサイズ | ポーカーサイズ |
ポーカーサイズ用のスリーブをみる
ポーカーサイズ用のスリーブを5種類紹介します。
①ホビーベース T.C.G. ハード
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ハード | 66×91.5mm/0.1mm | 50枚 |
②エポック レギュラーサイズ・ハード
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ハード | 66×92mm/0.1mm | 80枚 |
③エポック レギュラーサイズ・ソフト
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ソフト | 66×92mm/0.05mm | 110枚 |
④Engames スタンダードサイズ・ハード
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ハード | 65×90mm/0.1mm | 100枚 |
⑤Engames スタンダードサイズ・ソフト
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ソフト | 65×90mm/0.05mm | 100枚 |
関連作品
サイズ – 大鎌戦役 –
探検・拡大・開発・破壊の要素を持った重量級ボードゲームで、エクスペディションズの原作にあたります。
世界中で数々の賞を受賞しており、拡張も多数発売されています。
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