『イーオンズ・エンド』は、「プレイヤーのデッキをシャッフルしない」という特徴をもつ、協力型のデッキ構築ゲームです。
2020年5月21日にアークライトより日本語版が発売されて以降、何度も再販が行われている人気作で、2023年9月6日にも再販が予定されています。
この記事では本作の概要や、国内外でのレビュー評価/口コミ、スリーブや拡張など幅広く紹介します。
イーオンズ エンド とは?
ルールの概要
『イーオンズ・エンド』は、プレイヤーが《破孔魔術師》となって人類最後の拠点《グレイヴホールド》を守るために、敵である《ネメシス》と戦う協力型のデッキ構築ゲームです。
プレイヤーは手札のカードをコストとして支払い、場に公開されているカードを購入することで、自分のデッキを強化することができます。
また、自身の破孔タイルを強化・開放することで、より多くの攻撃呪文で《ネメシス》にダメージを与えることが可能になります。
8人の《破孔魔術師》はそれぞれ異なる特殊能力を持っており、攻撃向きの能力、防御向きの能力、サポート向きの能力と様々です。
プレイヤーはカードや特殊能力の効果を活かしながら、拠点が破壊される前にネメシスを撃退することが出来れば勝利となります。
イーオンズ・エンドの特徴/詳細
デッキはシャッフルしない
デッキが尽きた場合、捨て札はシャッフルせずに、ひっくり返してそのままデッキとするため、捨て札にした順番がそのままデッキから引けるカードの順番となります。
そのため、次にデッキを作りなおした時に備えてカードのプレイ順を組み立てることで、コンボを成立させて高コストのカードを獲得したり、ネメシスに大ダメージを与えることも可能になります。
ゲームの組み合わせは無限大
イーオンズ・エンドでは4体のネメシスと、8人の《破孔魔術師》が登場し、それぞれが固有の能力を持っています。
また、デッキ強化に使用するカードは27種類あり、1ゲームではその中の9種類しか利用しないため、様々な組み合わせを楽しむことができます。
難易度の調整が可能
イーオンズエンドでは、4段階で難易度を調整することができるため、初心者から熟練者まで幅広く楽しむことができます。
日本語版の販売/再販予約情報
2023年9月4日時点では、各ショップにて販売されています。。
BGGにおける評価
世界中のボードゲーム愛好者が集うBGG(Board Game Geek)におけるランキング・評価などは次の通りです。
タイトル | Aeon’s End |
デザイナー | Kevin Riley |
タイプ | 戦略ゲーム |
メカニクス | カードゲーム デッキ構築 ハンドマネジメント プレイヤー別固有能力 協力ゲーム 場札の獲得 |
最適人数 | 2人 |
原作販売年 | 2016年 |
評判・口コミまとめ
『イーオンズ・エンド』を実際にプレイした人の口コミを紹介します。
評判の良い口コミ
カードをシャッフルしないため、戦略を考えるのが楽しい。
リプレイ性が高く、何度でもプレイしたくなる。
気になる口コミ
他のデッキ構築ゲームに比べるとルールが少し難しい。
生の声(Twitter⇒X)
スリーブと内容物
カードサイズ/スリーブ
カードサイズと枚数、それに合うスリーブは次の通りです。
カードサイズ: | 63.5×89mm |
カードの枚数: | 318枚 |
スリーブサイズ: | ポーカーサイズ |
内容物
エラッタ/補足情報
第2刷まではルール説明書やカードなどに関する正誤表が公開されています。
修正用PDFが公開されており、カード交換の対応も行われているため、詳細は公式のサポートページをご覧ください。
また、第4刷までについて、一部のカード効果に対する補足説明があります。
拡張/シリーズ
日本国内では以下の作品が発売されています。
イーオンズ・エンド:終わりなき戦い
2021年7月に発売された第一弾拡張セット。
独立拡張のため本作単体で遊べますが、基本セットのカードと組み合わせて遊ぶことも可能です。
イーオンズ・エンド:レガシー
2023年1月に発売された第二弾拡張セット。
レガシー要素が追加されており、基本的には本作単体で遊びますが、クリア後には他のカードと組み合わせて遊ぶことも可能です。
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