『ロストコード(The Lost Code)』は、自分の石板に記された数字を当てる論理パズルゲームです。
2023年6月2日に「JELLY JELLY GAMES」から日本語版が発売され、ゲームマーケット2023春での先行発売では初日に完売した注目作です。
この記事では本作の概要や、国内外での評判などについてまとめてみました。
ロストコードとは?
『ロストコード』は、自分が持っている石板に記された数字を推測し、当てることが目標の論理パズルゲームです。
6種類の石板には0~7までの数字が記されており、各プレイヤーは6種類の石板を1枚ずつ持ってゲームを開始します。
ゲーム中、自分の石板に記された数字を見ることはできません。
ゲームが進行する中で得た情報を推理シートに記入して、自分の持っている石板の数字を推測していきます。
ラウンドごとに数字を予測して、当てることができれば勝利点を獲得します。
最終的に最も勝利点を獲得したプレイヤーの勝利となります。
ルールと遊び方
手番の流れ
各ラウンドでは3つのフェーズを順番に行います。
- ダイスを振る。
- 推測する。
- 採点する。
1. ダイスを振る。
ラウンドの初めに、指定のプレイヤーが3つのダイスを振ります。
2. 推測する。
ダイスの出目のシンボルに一致する自分の石板の数字の合計数を推測して、推理ダイヤルを設定します。
例え:
サイコロの出目が「赤」「赤」「緑」で、自分の石板の「赤」を3、「緑」を5と推測した場合、11が範囲内に収まるように推理ダイヤルを設定します。
なお、推理ダイヤルには7種類あり、それぞれ設定できる範囲と的中時に獲得できる勝利点が異なります。
1勝利点の推理ダイヤルは9つの範囲を設定できるので的中させやすく、5勝利点のダイヤルは1つの数字しか設定できません。
3. 採点する。
推理ダイヤルを設定した後、他のプレイヤーに予想が合っているか、間違っているかを確認して、予想が的中した場合は勝利点を獲得します。
しかし、予想を外した場合は自分の石板1枚を入れ替える必要があります。これまで集めた情報がリセットされるだけでなく、他プレイヤーに新たな情報を公開する危険もあるため、予想する際は注意が必要です。
ゲームの終了
プレイヤー人数に応じたラウンドを終えるとゲームが終了します。
ゲーム終了時、自分の石板の数字を的中させた数に応じて勝利点を獲得し、ラウンド毎に獲得した勝利点との合計が最も多いプレイヤーの勝利となります。
BGGにおける評価
世界中のボードゲーム愛好者が集うBGG(Board Game Geek)におけるランキング・評価などは次の通りです。
評判・口コミまとめ
ここからは、実際に本作をプレイした人の口コミを紹介していきます。
評判の良い口コミ
予測を的中させた時に獲得できる勝利点と、外した時のリスクのバランスが非常に楽しい。
類似の推理ゲームの中でもトップクラスで楽しい。
数当ての推理ゲームは他にもありますが、概ね評価が高いようです。
評判の悪い口コミ
ゲーム終了時までに全ての石板を推測できないことが多い。
丸太スタンドが厚紙製のため、折って組み立てる時に破損した。
ゲーム終了時までにすべての石板を推測できず、スッキリできないことがあるようです。
また、丸太スタンドの特性上、破損のリスクがあるようなので注意が必要です。
生の声(Twitter)
スリーブと内容物
本作にカードスリーブは不要です。
エラッタ/補足情報
公式で公開されているエラッタ情報はありません。
日本語版の販売/再販予約情報
投稿時点で、一部ショップにて予約が始まっています。
拡張/シリーズ
JELLY JELLY STORE限定で、プラスチック製の丸太スタンドや石板タイルがセットになったアップグレードキットが発売されています。
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