
『ネメシス』は、イントルーダーが侵入した宇宙船を舞台に、生存と個人目的の達成を目指す半協力型のSFサバイバルホラーゲームです。
プレイヤーは船内を探索し、アイテムを探し、エンジンや座標を確認しながら、脱出ポッドや冬眠による生還を目指します。
イントルーダーの襲撃、火災や故障、感染、他プレイヤーの目的が絡み合うため、協力しながらも相手をどこまで信用するかを考える必要があります。
この記事では、『ネメシス』のルール概要や特徴、基本情報、プレイヤーの感想、BGGにおける評価、スリーブ情報などを整理して紹介します。
ネメシスの基本情報
『ネメシス』の基本情報は以下のとおりです。
| タイトル | ネメシス |
| メーカー | アークライト |
| プレイ人数 | 1〜5人 |
| プレイ時間 | 60〜120分 |
| 対象年齢 | 14歳以上 |
| デザイナー | Adam Kwapinski |
| 発売日 | 2020年11月26日 |
| 定価 | 20,350円(税込) |
\新作・再販情報はこちら/

| ネメシス | ||
| 1~5人 | 60~120分 | 14歳以上 |
| イントルーダーが侵入した宇宙船で、生存と個人目的の達成を目指す半協力型SFホラーゲーム。 | ||
コンポーネント
『ネメシス』のコンポーネント/内容物は次の通りです。

内容物の一覧をみる
・ミニチュア類:26個
・カード類:335枚
・マーカー/トークン類:208個
・ルームタイル:20枚
・ルームシート:2枚
・キャラクターボード:6枚
・イントルーダーボード:1枚
・イントルーダー袋:1枚
・スキャナー:1枚
・ダイス:4個
・ゲーム盤:1枚
・カードホルダー:5本
・カラーリング:6個
・ボックスホルダー:1個
・ルールブック:1冊
ネメシスのルール概要と特徴
『ネメシス』では、各プレイヤーが宇宙船ネメシス号の乗組員となり、イントルーダーが侵入した船内で生き残りを目指します。全員で同じ勝利を目指す完全協力ゲームではなく、各プレイヤーが個別の目的を持つ半協力型ゲームです。
本作には6人のキャラクターが登場し、それぞれ異なるアクションカードや装備を持っています。プレイヤーはキャラクターごとの特徴を使いながら、船内の探索やアイテムの入手、修理、攻撃、部屋アクションなどを行います。

手番では、手札のアクションカードをコストとして使い、移動、探索、射撃、近接攻撃、交換、クラフト、部屋アクションなどを実行します。船内の部屋はランダムに配置されており、探索するまでどの部屋があるか分かりません。

移動ではノイズ判定が発生することがあり、ノイズが重なるとイントルーダーとの遭遇につながります。イントルーダーとの戦闘は危険が大きく、攻撃して対処するだけでなく、逃げる、迂回する、ほかのプレイヤーと協力するなどの判断が必要です。
ゲーム中は火災、故障、感染、船の自爆、時間切れなど、複数の脅威が同時に進行します。船のエンジン状態や座標も重要で、たとえ冬眠できても、船が地球へ向かっていなかったり、エンジンが壊れていたりすると生還できない場合があります。

最初のイントルーダーとの遭遇後、各プレイヤーは配られた2枚の目的カードから1つを選びます。目的には個人目的や企業目的があり、他プレイヤーと協力した方がよい場合もあれば、利害が対立する場合もあります。
勝利するには、自分の目的を達成したうえで生き残る必要があります。生き残るには、脱出ポッドで退避するか、船が正常に地球へ向かう状態で冬眠する必要があります。
ゲーム終了後には、エンジン、座標、感染、目的達成を順に確認します。脱出や冬眠に成功していても、感染チェックや目的未達成によって勝利できない場合がある点が特徴です。
キャラクターやイントルーダーのミニチュアが多く含まれているため、盤面の見た目や雰囲気も本作の大きな特徴です。通常の半協力型に加えて、ソロや協力系の遊び方も用意されています。

プレイヤーの感想・評価まとめ
BGGコメントでは、SFホラー映画のような没入感や、船内で次々に起こる危機によって印象的な物語になる点が高く評価されています。個人目的による疑心暗鬼や、イントルーダーの襲撃、ノイズ判定が生む緊張感も好評です。
一方で、セットアップやルール確認の手間、長時間プレイになりやすい点は好みが分かれるようです。運要素や突然の脱落、半協力の疑い合いが苦手な人には重く感じられるという意見もあります。
✅ 肯定的な評価
| 映画のような没入感 | 宇宙船内でイントルーダーに追われる雰囲気が強く、SFホラー映画の中にいるようだという声が多くあります。 |
| プレイ後に語りたくなる展開 | 探索、裏切り、脱出の成否が印象に残り、プレイ後に語りたくなるゲームとして評価されています。 |
| 半協力による疑心暗鬼 | 協力しないと生き残りにくい一方で、各自の目的が異なるため、相手をどこまで信用するかが面白いという声があります。 |
| コンポーネントとミニチュア | ミニチュアやアート、盤面の雰囲気が高く評価されています。見た目の迫力がテーマ性を強めています。 |
| 4〜5人での緊張感 | BGG人数投票やコメントでは、4〜5人で遊ぶと疑心暗鬼や協力のバランスが出やすいという評価が目立ちます。 |
❌ 注意点・好みが分かれる点
| 準備とルール確認の手間 | コンポーネントが多く、セットアップや片付けに時間がかかるという声があります。慣れるまではルール確認も多くなりがちです。 |
| 長時間プレイになりやすい | 公式プレイ時間より長く感じる、または3時間以上かかるというコメントが複数あります。気軽に出しにくい点は注意が必要です。 |
| 運要素と理不尽さ | ノイズ、イベント、感染、戦闘などのランダム要素により、計画が崩れることがあります。その理不尽さを物語として受け止められるかで好みが分かれるようです。 |
| プレイヤー脱落 | 死亡や早期脱出によって、他のプレイヤーを待つ時間が発生することがあります。長時間ゲームのため、この点を強く気にする声があります。 |
| 半協力の疑い合い | 個人目的や裏切りの可能性が魅力である一方、純粋な協力ゲームを期待すると合わない場合があります。 |
BGGにおける評価
世界中のボードゲーム愛好者が集うBGG(BoardGameGeek)におけるランキング・評価などは次の通りです。
| タイトル | Nemesis |
| タイプ | |
| カテゴリ | |
| メカニズム | |
| 原作販売年 | 2018年 |
BGGのプレイ人数投票では、1〜5人すべてで一定の支持があります。なかでも4人と5人が「最適」とされ、特に4人が高く評価されています。
| 人数 | 最適 | 推奨 | 非推奨 |
| 1人 | 3.8% | 59.9% | 36.3% |
| 2人 | 6.5% | 64.4% | 29.0% |
| 3人 | 23.3% | 70.3% | 6.5% |
| 4人 | 68.8% | 30.0% | 1.2% |
| 5人 | 56.8% | 32.9% | 10.2% |
| 5人超 | 1.8% | 6.4% | 91.9% |
カードに合うスリーブ
『ネメシス』には2種類のカードがあり、それぞれのカードサイズと枚数は次の通りです。
ポーカーサイズ
| カードサイズ | 63×88mm |
| カードの枚数 | 199枚 |
ポーカーサイズ用のスリーブをみる
ポーカーサイズ用のスリーブを5種類紹介します。
①ホビーベース T.C.G. ハード
| タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
|---|---|---|
| ハード | 66×91.5mm/0.1mm | 50枚 |
②エポック レギュラーサイズ・ハード
| タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
|---|---|---|
| ハード | 66×92mm/0.1mm | 80枚 |
③エポック レギュラーサイズ・ソフト
| タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
|---|---|---|
| ソフト | 66×92mm/0.05mm | 110枚 |
④Engames スタンダードサイズ・ハード
| タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
|---|---|---|
| ハード | 65×90mm/0.1mm | 100枚 |
⑤Engames スタンダードサイズ・ソフト
| タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
|---|---|---|
| ソフト | 65×90mm/0.05mm | 100枚 |
ミニユーロサイズ
| カードサイズ | 44×67mm |
| カードの枚数 | 136枚 |
ミニユーロサイズ用のスリーブをみる
ミニユーロサイズ用のスリーブを4種類紹介します。
①ホビーベース ミニユーロサイズ・ハード
| タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
|---|---|---|
| ハード | 47×71mm/0.1mm | 100枚 |
②ホビーベース ミニユーロサイズ・ソフト
| タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
|---|---|---|
| ソフト | 46×70mm/0.05mm | 100枚 |
③Engamesスリーブ ミニユーロサイズ・ハード
| タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
|---|---|---|
| ハード | 46×69mm/0.1mm | 100枚 |
④Engamesスリーブ ミニユーロサイズ・ソフト
| タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
|---|---|---|
| ソフト | 46×69mm/0.05mm | 100枚 |
ネメシスの関連作品
『ネメシス』には、関連作品として『ネメシス ロックダウン』と『ネメシス リタリエーション』があります。どちらも『ネメシス』シリーズの作品ですが、基本セットに追加して遊ぶ拡張ではなく、それぞれ単体で遊べる独立作品です。
『ネメシス ロックダウン』は、火星の秘密実験基地を舞台にしたスピンオフ作品です。基本セットとは異なる舞台で、基地内の探索やサバイバルを描きます。
『ネメシス リタリエーション』は、宇宙海兵隊員となって未知の施設に突入し、異星生命体の群れに対処しながら生き残りを目指す作品です。従来作よりも戦闘寄りのプレイ感が特徴です。
関連作品の詳細は、ネメシス ロックダウンの記事と、ネメシス リタリエーションの記事で紹介しています。

コメント