1~100人用の中量級ボードゲーム『カートグラファー 勇者たちの門出』(原題:Cartographers Heroes)がどんなゲームか、概要やスリーブサイズ、拡張、口コミ/レビューから感じた印象などを紹介します。

どんなゲーム?
「カートグラファー 勇者たちの門出」は、2020年のドイツ年間ゲーム大賞などにノミネートされた『カートグラファー』の続編となる紙ペンゲームです。独立拡張のため本作単体で遊ぶことができます。
『カートグラファー』ではプレイヤーが「製図家」となり、季節(ラウンド)が4回巡るまでにより多くの得点(名誉)を獲得することを目指して競い合います。
ゲームでは、山札から引いたカードに描かれた土地を自分の地図シートに書き込んでいき、土地の形や種類など、特定の条件を満たすことで得点を得ることができます。
山札には怪物カードが潜んでおり、怪物カードを引いた場合は指定の土地が怪物に襲われてマイナス点となります。複数人で遊ぶ場合は対象の土地を隣のプレイヤーが決めるため、互いに妨害する形となります。
本作では「勇者カード」の要素が追加され、怪物の攻撃を防いだり、撃退することが可能となり、より多くの得点を獲得するためにどの土地を奪還するかも重要となりました。
その他にも、得点を消費する代わりに特殊能力を発動する「技能カード」のミニ拡張も追加されています。
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作品データ
タイトル | カートグラファー 勇者たちの門出 (原題:Cartographers Heroes) |
カテゴリ/ メカニクス | ドローイング |
ゲームデザイン | Jordy Adan, John Brieger |
プレイ時間 | 30~45分 |
プレイ人数 | 1~100人 |
対象年齢 | 10歳以上 |
発売元 | アークライト |
発売時期 | 2022年10月27日発売 |
定価 | 2,640円(消費税10%込) |
BGGのランキング・評価
BGGにおけるランキング・評価などは以下の通りです。
ランキング | 522 |
評価 | 7.9 |
最適人数 | 3~4人 |
難易度/複雑さ | 2.08 |
販売年 | 2021 |
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海外でのコメント・口コミ
BGGなどに寄せられたコメント/評価から感じた個人的な印象は次の通りです。
・ソロでも複数人でも楽しむことができる。 |
・前作から追加された新要素により、より面白いゲームになっている。 |
・前作と組み合わせることで遊びの幅が広がる。 |
・前作に新要素を追加したことで無駄に複雑になっている。 |
・前作と非常に似ているため、両方を購入する必要が感じられない。 |
内容物
・地図シート:100枚
・カード:43枚
・えんぴつ:4本
・ルール説明書:1冊
・プロモカード:9枚
カードスリーブ
カードサイズと枚数、それに合うスリーブは次の通りです。
カードサイズ | 63×89mm |
カードの枚数 | 52枚 |
スリーブサイズ | ポーカーサイズ |
ポーカーサイズ用のスリーブをみる
ポーカーサイズ用のスリーブを5種類紹介します。
①ホビーベース T.C.G. ハード
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ハード | 66×91.5mm/0.1mm | 50枚 |
②エポック レギュラーサイズ・ハード
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ハード | 66×92mm/0.1mm | 80枚 |
③エポック レギュラーサイズ・ソフト
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ソフト | 66×92mm/0.05mm | 110枚 |
④Engames スタンダードサイズ・ハード
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ハード | 65×90mm/0.1mm | 100枚 |
⑤Engames スタンダードサイズ・ソフト
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ソフト | 65×90mm/0.05mm | 100枚 |
エラッタ情報
公開されているエラッタ情報はありません。(2023年3月28日時点)
最新の情報は公式サイトをご確認ください。
口コミ/販売情報
Amazonの口コミや、最新の販売状況は以下のリンクよりご確認お願いします。
ボードゲームは数年の再販待ちや絶版も珍しくないため、予算が許すなら買える時に購入することをお勧めします。
拡張/シリーズ
2023年3月時点で、日本国内では以下の製品が発売されています。
カートグラファー
「カートグラファー 勇者たちの門出」の前作/姉妹作にあたり、2021年4月に発売されました。「勇者カード」の要素が無く、比較的シンプルなゲームデザインになっています。
ロールプレイヤー
ゲームに直接の関係はありませんが、「カートグラファー」シリーズは「ロールプレイヤー」と同じ世界観で作られています。
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