【ボドゲ紹介】ワンダーランズ・ウォー|ゲームの遊び方やレビュー評価など

ワンダーランズウォーのボックスアート
画像引用元:BoardGameGeek

『ワンダーランズ・ウォー』は、不思議の国のアリスをテーマにしたバックビルディング&陣取りゲームです。

プレイヤーは不思議の国のキャラクターとなり、おかしくなった世界を戻すためにそれぞれ派閥を率いて戦います。

この記事では本作の概要や評判、口コミ、スリーブなど幅広く紹介しますので、何か少しでも参考になりましたら幸いです。

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『ワンダーランズ・ウォー』の基本情報

本作の基本情報/商品概要は次の通りです。

タイトルワンダーランズ・ウォー
種別基本セット
出版社アソビジョン
デザイナーティム・アイズナー
ベン・アイズナー
イアン・モス
プレイ人数2〜5人
プレイ時間45~125分
対象年齢13歳以上
発売日2024年3月23日(先行販売)
2024年4月27日(一般販売)
定価13,200円(消費税10%込)
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コンポーネント

『ワンダーランズ・ウォー』のコンポーネント/内容物は次の通りです。

ワンダーランズ ウォーのコンポーネント
画像引用元:BoardGameGeek

日本語版は「通常版」のため、ミニチュアが付属しないなど画像とは異なる点があります。

工事中

ルール・遊び方

『ワンダーランズ・ウォー』は、不思議の国のアリスをテーマにしたバックビルディング&陣取りゲームです。

プレイヤーは、ゲームボード中央のテーブルでロンデルしながらバッグビルディング(デッキ強化)を行います。

そして、袋の中身を使ってバーストしないように立ち回りながら、5つの地域の獲得を目指して競い合います。

各ラウンドは「お茶会フェーズ」と「戦争フェーズ」で構成されており、3ラウンドを終えるとゲームが終了します。

お茶会フェーズ

手番ではテーブルに配置したリーダーユニットを時計回りに移動させて、止まった場所のカードの効果を得ます。

カードの効果では、サポートユニットを1つの地域に配置したり、獲得した味方チップで袋を強化することなどができます。

ワンダーランズ・ウォーのロンデル
画像引用元:BoardGameGee

プレイヤーは任意の数だけ移動することができますが、テーブルを1周するたびに「シャードダイス」を振らなければいけません。

シャードダイスを振ったら、出目の数のシャードを受け取とって、テーブルの空きスペースにカードを補充します。

シャードはゲーム終了時にマイナス点となるため、出来るだけ獲得しないように立ち回る必要があります。

手番を繰り返して、4枚のカードを獲得したら、自分のリーダーユニットを5つの地域のいずれかに配置します。

ワンダーランズ・ウォーのゲームボード
画像引用元:BoardGameGeek

全てのプレイヤーが4枚のカードを獲得して、リーダーユニットを地域に配置したらお茶会フェーズが終了します。

お茶会フェーズが終了したら、全てのプレイヤーは1枚の狂気チップを袋に入れます。

さらに最も多くのシャードを持つプレイヤーは追加で1枚の狂気チップを袋に入れて、シャードの半分をサプライに戻します。

狂気チップは次の戦争フェーズで不利に働きますが、シャード(マイナス点)を半分にすることができるため、わざとテーブルを1周するなどの戦略も重要となります。

戦争フェーズ

戦争フェーズでは、その地域にユニットを配置した全てのプレイヤー同士で戦闘を行います。

戦闘は次のような流れで行います。

戦闘の流れ
  • STEP1
    開始時戦力の決定

    各プレイヤーは、その地域に存在する自分のユニットに応じた戦力を獲得する。

  • STEP2
    袋からチップのドロー

    全てのプレイヤーは同時に袋から1枚のチップをドローするか、ドローを止めることを決定する。

  • STEP3
    引いたチップの解決

    味方チップを引いた場合は、チップの種類に応じて戦力が上昇する。

    狂気チップの場合は1~2体のユニットを除外して、その地域から全てのユニットが除外されたら「バースト」で戦闘から脱落する。

  • STEP4
    戦闘の終了

    次のいずれかの条件を満たして戦闘が終了するまで、STEP2~4を繰り返す。

    • いずれかのプレイヤーの戦闘力が25に到達した。
    • 1人以外のプレイヤーが戦闘から脱落した。
    • 全員がバーストまたはドローを止めた。

戦闘が終了した時点で最も戦闘力の高いプレイヤーが、その地域/ラウンドでの勝利点を獲得します。

さらに、勝利したプレイヤーはその地域に城を築き、次ラウンド以降の戦争フェーズで戦闘力ボーナスが獲得できます。

ユニットの固有能力

ユニットは主に3種類あり、それぞれ次のような特徴があります。

リーダーユニット

派閥を象徴するユニットで、「ジャバウォック」「マッドハッター」「赤の女王」「アリス」「チェシャ猫」の5種類のキャラクターがいます。

各プレイヤーはゲーム開始時にいずれかのユニットを選択してゲームをプレイします。

それぞれのユニットは固有の能力を持っており、お茶会フェーズで獲得したカードの効果によって新たな能力を解放することができます。

また、特定の条件を満たした状態で戦争フェーズを終えることで、戦闘力などの能力を強化することもできます。

ワンダーランズウォーの個人ボード
画像引用元:BoardGameGeek

味方ユニット(チップ)

袋に入れる味方ユニットにも5種類があり、それぞれ固有の能力を持っています。

さらに、各ユニットの効果を表すカードは3種類あり、ゲームごとに違った効果の組み合わせで遊ぶことも可能です。

ワンダーランズウォーの味方ユニット
画像引用元:BoardGameGeek

不思議の国の住人

お茶会フェーズでは、20体以上居る不思議の国の住人たちを仲間にすることができます。

仲間にした住人は、サポートキャラクターとして各地域に配置して戦闘を有利するなど様々な効果を得ることができます。

ワンダーランズウォーの不思議の国の住人たち
画像引用元:BoardGameGeek

賭け

戦闘を行う地域にユニットが1体も居ないプレイヤーは、その戦闘で勝利すると思うプレイヤーに賭けることができます。

戦闘を終えて賭けが当たった場合、味方チップ1枚を袋に入れてデッキを強化することができます。

ただし、賭けに負けた場合はシャードを1つ受け取らなければなりません。

クエスト

全てのプレイヤーは、1枚のクエストカードを持ってゲームを開始します。

クエストカードには「功績」と「目標」があり、それぞれ書かれた条件を達成することで、ゲーム終了時に追加の勝利点を獲得します。

  • 功績:戦争フェーズにて達成すべき課題(特定の地域/条件で戦闘を終了するなど)
  • 目標:ゲームの終了までに達成する課題(特定の味方チップを指定枚数以上集めるなど)

なお、クエストカードはお茶会フェーズのカードの効果でも獲得することができます。

ゲームの終了

3ラウンド目の戦争フェーズを終えるとゲームが終了します。

戦闘や達成したクエストカードから勝利点を獲得しますが、最後に手持ちのシャードの数だけマイナス点となります。

シャードのマイナス点を加えて、最終的に最も勝利点の高いプレイヤーの勝利となります。

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BGGにおける評価

世界中のボードゲーム愛好者が集うBGG(Board Game Geek)におけるランキング・評価などは次の通りです。

ランキング
182
評価
8.1
重さ/複雑さ
3.03
2024年4月7日時点
タイトルWonderland’s War
版元Druid City Games
デザイナー Tim Eisner, Ben Eisner, Ian Moss
タイプ戦略ゲーム
カテゴリファンタジー
メカニクスエリアマジョリティ
場札の獲得
デッキ構築
ダイスロール
プレイヤー別固有能力
チキンレース
ロンデル
推奨人数2~5人
最適人数4人
原作販売年2022年
最新情報はこちら
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評判・口コミの紹介

『ワンダーランズ・ウォー』に関する反応や口コミなどを紹介します。

Xで話題のツイートを確認

通販サイトのリンク

それぞれの通販サイトにおける検索結果のリンク集は次の通りです。

高額転売品や拡張など別商品が表示される場合があります。また、ショップによっては別途送料が必要となることがあるので注意してください。

国内未発表の拡張セット

Kickstaterでの資金調達により、新たに35枚のカードを追加する拡張セット『Wonderland’s War: Shards of Madness』が2023年に制作されました。

なお、2024年4月7日時点では国内での発売予定はありません。

カードに合うスリーブ

『ワンダーランズ・ウォー』には3種類のカードがあり、それぞれのカードサイズと枚数、それに合うスリーブは次の通りです。

タロットカードサイズ

カードサイズ:70×120mm
カードの枚数:60枚

タロットカードサイズ用のスリーブを3種類紹介します。

①ホビーベース タロットサイズ・ハード
タイプサイズ/厚み入数
ハード72×123mm/0.1mm50枚
②Engamesスリーブ タロットカードサイズ・ハード
タイプサイズ/厚み入数
ハード72×122mm/0.1mm100枚
③Engamesスリーブ タロットカードサイズ・ソフト
タイプサイズ/厚み入数
ソフト72×122mm/0.05mm100枚

ポーカーサイズ

カードサイズ:63×88mm
カードの枚数:50枚

ポーカーサイズ用のスリーブを5種類紹介します。

①ホビーベース T.C.G. ハード
タイプサイズ/厚み入数
ハード66×91.5mm/0.1mm50枚
②エポック レギュラーサイズ・ハード
タイプサイズ/厚み入数
ハード66×92mm/0.1mm80枚
③エポック レギュラーサイズ・ソフト
タイプサイズ/厚み入数
ソフト66×92mm/0.05mm110枚
④Engames スタンダードサイズ・ハード
タイプサイズ/厚み入数
ハード65×90mm/0.1mm100枚
⑤Engames スタンダードサイズ・ソフト
タイプサイズ/厚み入数
ソフト65×90mm/0.05mm100枚
※ノーマルサイズとジャストサイズの2種類があり、「ジャストサイズ」は64×89mmになります。

ミニユーロサイズ

カードサイズ:44×68mm
カードの枚数:90枚

ミニユーロサイズ用のスリーブを4種類紹介します。

①ホビーベース ミニユーロサイズ・ハード
タイプサイズ/厚み入数
ハード47×71mm/0.1mm100枚
②ホビーベース ミニユーロサイズ・ソフト
タイプサイズ/厚み入数
ソフト46×70mm/0.05mm100枚
Engamesスリーブ ミニユーロサイズ・ハード
タイプサイズ/厚み入数
ハード46×69mm/0.1mm100枚
Engamesスリーブ ミニユーロサイズ・ソフト
タイプサイズ/厚み入数
ソフト46×69mm/0.05mm100枚
※ノーマルサイズとジャストサイズの2種類があり、「ジャストサイズ」は45×68mmになります。

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