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【ボドゲ紹介】東インド会社|ゲームの評判やレビュー評価など

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東インド会社のボックスアート
画像引用元:BoardGameGeek

『東インド会社』は、東インドの交易品や株式の売買によってお金を稼ぐ、ワーカープレイスメントと経済を組み合わせた戦略ゲームです。

プレイヤーは海運会社の経営者となり、出来るだけ安く仕入れた商品を欧州で販売することで利益を獲得したり、他プレイヤーの株価を操作するなどして勝利を目指します。

この記事では、本作の概要や評判、口コミ、スリーブなどを幅広く紹介します。

目次

基本情報

本作の基本情報/商品概要は次の通りです。

タイトル東インド会社
メーカーその他
プレイ人数2〜4人
プレイ時間90~120分
対象年齢14歳以上
デザイナーPascal Ribrault
発売日2023年9月22日
定価8,800円(消費税10%込)
公式サイト

コンポーネント

『東インド会社』のコンポーネント/内容物は次の通りです。

ボードゲームのコンポーネント
画像引用元:ムーンスリー
内容物の一覧をみる

・ゲームボード:1枚
・市場ボード:2枚
・船積みトラック:1枚
・港タイル:4枚
・売上高タイル:4枚
・港の拡張タイル:8枚
・船タイル:40枚
・会社株タイル:28枚
・社長株タイル:8枚
・代理人コマ:12個
・交易所コマ:8個
・マーカー:14個
・商品コマ:114個
・市場ダイス:8個
・市場カード:40枚
・金貨チップ:120枚
・プレイヤーエイド:2枚
・時代の終わりタイル:1枚
・交易所閉鎖タイル:2枚
・代理人カード:6枚
・目的地カード:9枚
・説明書:1冊

ゲームの概要

『東インド会社』は、東インドの交易品や株式の売買によってお金を稼ぐ、ワーカープレイスメントと経済を組み合わせた戦略ゲームです。

プレイヤーは海運会社の経営者となり、出来るだけ安く仕入れた商品を欧州で販売することで利益を獲得します。

また、他プレイヤーの会社の株式を購入することで配当金を得たり、売ることで資金を獲得しつつ株価を下げることも可能です。

さらに、自社が保有する船の数を増やしたり、市場価値の操作なども行いながら、他プレイヤーを出し抜いて一番の海運会社となることを目指します。

特徴まとめ
  • 株式会社ムーンスリーの創業第一弾となる作品
  • ワーカープレイスメントと経済を組み合わせた戦略ゲーム
  • より多くの利益を獲得するには、市場価値の見極めや操作が重要となる。
  • 株式の売買によって、他プレイヤーの株価の操作が可能。
  • 2~4人用の中量級ボードゲーム

ルールの概要

ゲームでは1700年から1900年までの期間を5ラウンドに渡ってプレイします。

そして、各ラウンドは次の6つのフェイズで構成されています。

フェイズの流れ
  • A. 代理人の配置
  • B. 株式市場
  • C. 航海
  • D. 積載
  • E. 交易
  • F. ラウンドの終了

A. 代理人の配置

ボード上には5人のキャラクターと、それぞれ2~3つのアクションスペースがあります。

プレイヤーは3体の労働者(ワーカー)を順番にスペースに配置していき、対応するアクションを実行します。

東インド会社 のアクションスペース
画像引用元:BoardGameGeek

アクションでは船の改良や、持てる船の数を増やしたり、売買する商品の価値を高めるなどの効果があります。

ただし、他プレイヤーの労働者がいるアクションスペースに移動する場合、そのプレイヤーに1金を支払う必要があります。

全員が労働者の配置を終えたら次の株式市場フェイズに移ります。

B. 株式市場

自分または他プレイヤーの会社の株式を1枚ずつ購入します。

株価はボード上の株価トラックに示されており、マーカーのある場所の金額を支払うことで、その会社の株式を購入することができます。

東インド会社 の株価トラック
画像引用元:BoardGameGeek

購入された会社の株式は値上がりますが、反対に株式が売られると価値は下がっていきます。

全てのプレイヤーが株の購入をパスしたら次フェイズに移ります。

C. 航海

各プレイヤーは商品を購入するために、ボード上にある3つの港のいずれかに自分の船タイルを裏向きで配置します。

商品はコーヒー、絹、お茶、スパイスの4種類で、寄港する場所によって購入できる商品が異なります。

また、船にも複数の種類があり、それぞれ目的地に到着するまでの速さや、積み込める荷物の数が異なります。

東インド会社 の船タイル
画像引用元:BoardGameGeek

移動距離によっては追加の費用が発生することもあります。

全員が船タイルの配置を終えたら次フェイズに移ります。

D. 積載

配置した船タイルを表向きにして、それぞれの港で船の性能を比較します。

そして、より早く、より速い船で到着した順番で商品を購入することができます。

商品の購入価格は、ラウンド開始時に振るダイスの目と、このフェイズで公開される「インドカード」によって決定します。

4種類のダイスとインドカードには、それぞれの商品を表すアイコンと数が描かれており、アイコンの数の合計がその商品の供給量となります。

供給量が多いほど商品の単価が安くなりますが、商品が買われて少なくなるほど価値も高くなっていきます。

E. 交易

各プレイヤーは、船の船速順に欧州で商品を販売することができます。

商品の販売価格は、ラウンド開始時に振るダイスの目と、このフェイズで公開される「欧州カード」により決定する商品需要により変動します。

F. ラウンドの終了

プレイヤー同士でこのラウンドの売り上げを比較して、売上順によってその会社の株価が変動します。

さらに、会社ごとに前期と今期の売上額を比較して、売上が増えていれば株価も上がり、減っていれば株価も下がります。

また、自社の株を持っている他プレイヤーに対して、株価に応じた配当金を支払う必要があります。

ゲームの終了

5ラウンドを終えたらゲームが終了します。

最終的に、手持ちの資金や保有する株価の合計額が最も多いプレイヤーの勝利となります。

東インド会社 の全体イメージ
画像引用元:BoardGameGeek

関連動画

BGGにおける評価

世界中のボードゲーム愛好者が集うBGG(Board Game Geek)におけるランキング・評価などは次の通りです。

ランキング
2,807
評価
7.5
重さ/複雑さ
3.05
2025年1月5日時点
タイトルEast India Companies
タイプ
カテゴリ
メカニクス
推奨人数3~4人
最適人数4人
原作販売年2023年
最新情報はこちら

評判・口コミの紹介

『東インド会社』に関する反応や口コミなどを紹介します。

  • ルール自体は難しくないが、最期まで誰が勝つか分からないのが良い。
  • 適度なインタラクションと読み合いが楽しい。
  • ダウンタイムがあり、1ゲームが長いと感じる。
  • 4人プレイが最も楽しい。

経済ゲームは比較的複雑になりがちですが、東インド会社ではシンプルかつ上手くゲームシステムに落とし込まれていると好評でした。

また、プレイヤー同士が互いの行動を読み合い、より多くのお金を稼いでいくゲームシステムも高く評価されています。

一方でダウンタイムが長い点は気になる方も多いようでした。

ちなみにBGGでは投票した約70%の人が2人プレイを推奨していないため、ダウンタイムは気になりますが3人以上の方が楽しめそうです。

カードに合うスリーブ

『東インド会社』のカードサイズと枚数、それに合うスリーブは次の通りです。

カードサイズ45×68mm
カードの枚数55枚
スリーブサイズミニユーロサイズ
ミニユーロサイズ用のスリーブをみる

ミニユーロサイズ用のスリーブを4種類紹介します。

①ホビーベース ミニユーロサイズ・ハード

タイプサイズ/厚み入数
ハード47×71mm/0.1mm100枚

②ホビーベース ミニユーロサイズ・ソフト

タイプサイズ/厚み入数
ソフト46×70mm/0.05mm100枚

Engamesスリーブ ミニユーロサイズ・ハード

タイプサイズ/厚み入数
ハード46×69mm/0.1mm100枚

④Engamesスリーブ ミニユーロサイズ・ソフト

タイプサイズ/厚み入数
ソフト46×69mm/0.05mm100枚
※ノーマルサイズとジャストサイズの2種類があり、「ジャストサイズ」は45×68mmになります。
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