【ボドゲ紹介】エンシェント・ナレッジ｜ゲームの遊び方やレビュー評価など

『エンシェント・ナレッジ』は、古代の知識を探求することをテーマにした2～4人用の戦略カードゲームです。

プレイヤーは時間経過とともに変化するエンジンを構築して、時空を超越する勝利者となることを目指します。

この記事では本作の概要や評判、口コミ、スリーブなど幅広く紹介しますので、何か少しでも参考になりましたら幸いです。

『エンシェント・ナレッジ』の基本情報

本作の基本情報／商品概要は次の通りです。

タイトル	エンシェント・ナレッジ
種別	基本セット
出版社	CMON JAPAN
デザイナー	レミー・マチュー
プレイ人数	2〜4人
プレイ時間	60～120分
対象年齢	12歳以上
発売日	2024年2月25日
定価	7,700円（消費税10％込）

コンポーネント

『エンシェント・ナレッジ』のコンポーネント／内容物は次の通りです。

ゲームの概要

『エンシェント・ナレッジ』は、古代の知識を探求することをテーマにした2～4人用の戦略カードゲームです。

プレイヤーは古代文明の最後の生き残りとなり、幾世紀もの知識を継承する稀有な存在として、石器時代から幾世代にも渡って民草を導き、その不朽の名を歴史に刻みつけることを目指します。

ゲームでは手札のカードをプレイして、時間経過とともに変化するエンジン（タブロー）を構築することで様々な効果を使用することができます。

ただし、場のカードは手番の終了時に１段ずつスライドされていき、最後には過去に送られて効果が使用できなくなります。

プレイヤーは189枚のユニークなカードを使い、技術や知識も習得しながら、カードが過去に送られるタイミングをコントロールすることで勝利を目指します。

ルール・遊び方

ゲームの流れ

ゲーム開始時に各プレイヤーは10枚のカードを引き、その中から6枚を残して捨て札にします。

自分の手番では次の3つのフェーズを順番に実行します。

アクション

アクションフェーズでは、創造／研究／発掘／記録／探索から２つのアクションを選択して実行します。

自分の手番中に同じアクションを２回実行することも可能です。

創造

手札の記念碑カードまたはアーティファクトカードのいずれかをタイムライン上にプレイします。

記念碑カード

記念碑カードは、そのコストに等しい枚数の手札を捨て札にして、ボードの①～⑤の対応するスペースに配置します。

そして、カードに描かれた知識シンボルと同じ数の知識トークンを置いて、即時効果がある場合はその効果を使用します。

記念碑カードはスペースごとに２枚（2段）、最大10枚までプレイすることができます。

アーティファクトカード

アーティファクトカードをプレイする場合は、ボード上の５か所のスペースのいずれかに配置します。

５つのスペースが全て埋まると、特定のカード効果で破棄されるまで、新しいアーティファクトカードはプレイできません。

研究

研究アクションを行うと技術カードが獲得できます。

一部のカードには、獲得するための条件や獲得時に発動する効果などが書かれています。

技術カードにはⅠとⅡの列があり、Ⅰにはゲーム中に発動する効果、Ⅱのいはゲーム終了時の得点などが書かれています。

獲得したカードは個人ボード右側の対応する列に配置します。

記録

任意の枚数の手札を捨て、捨て札にした１枚につき記念碑カード上の知識トークン１つを破棄することができます。

知識トークンを破棄することでゲーム終了時のマイナス点を回避できますが、カードの中には知識トークンの数が条件になる場合もあります。

発掘

発掘アクションでは、過去の記念碑カードを使用してカードを引くことができます。

任意の枚数の過去の記念碑カードをタップ（90度回転）して、タップした枚数×2枚のカードを手札に加えます。

一度タップしたカードは、カードの効果でアンタップするまで再度発掘に利用することはできません。

探索

山札から１枚のカードを引いて手札に加えます。

タイムライン

タイムライン上に配置した記念碑カード／アーティファクトカードのうち、タイムラインフェーズで使用できるカードの効果を発動します。

なお、遺跡と化した過去の記念碑カードの効果を使用することはできません。

衰退

衰退フェーズでは以下の流れで処理を行います。

ゲームの終了

いずれかのプレイヤーが過去に14枚以上の記念碑カードを送ると、そのラウンドでゲームが終了します。

自分の記念碑カードや技術カードなどの得点から、失われた知識ゾーンに置かれた知識トークンの数を引いて、最終的に最も多くの勝利点を獲得したプレイヤーの勝利となります。

BGGにおける評価

世界中のボードゲーム愛好者が集うBGG（Board Game Geek）におけるランキング・評価などは次の通りです。

タイトル	Ancient Knowledge
版元	IELLO
デザイナー	Rémi Mathieu
タイプ	戦略ゲーム
カテゴリ	神話 カードゲーム 古代
メカニクス	ハンドマネジメント 場札の獲得
推奨人数	2～3人
最適人数	2人
原作販売年	2023年

評判・口コミの紹介

『エンシェント・ナレッジ』に関する反応や口コミなどを紹介します。

エンシェントナレッジ

経年劣化するタブロービルド

カードは知識トークンが乗って場に出て、毎手番劣化する
崩壊ときに置かれたままの知識は失点になる（知識=実質的なコスト）

コンボゲーなのにエンジンがすぐ壊れるのが面白いw

新鮮な体験でよい
終了までがちょっと長いかも? pic.twitter.com/WV5wzjvEKm

— ナカダ（over-calo-works?） (@overcalomel) November 21, 2023

エンシェントナレッジ
タブロー(個人ボード)ビルド
個人ボードにカード出してくゲーム。メインである上段に出したカードは、どんどん左に流れていき最終的に能力が(得点系以外は)失われるし、それまでに知識を回収できないとマイナス点になるので、そのマネジメントを楽しむやつ。オススメ。#BGA戦記 pic.twitter.com/INcXlNoywa

— フーガ (@lolicing) December 8, 2023

ボドゲ
★ANCIENT KNOWLEDGE〜太古の英知の継承者たち〜
直訳で「古代の知識」。

手札を出して古代知識を復活させていくことで得点化。
ただ、放置してると知識は失われて失点になる。
セッコレ&コンボ。

見た目より数段遊びやすくて楽しい！
初期個人デッキの手札がみんな個性的なのも好き😃 pic.twitter.com/biUYQmDduH

— りむを😃 猫&猫🐱 (@rimu_neko) January 22, 2024

【エンシェント・ナレッジ】

・手札枚数をコストとして払う
・指定枚数を配置するとゲーム終了
・目標カードあり（RftG拡張）
と、RftGと共通点が多い

後発のエンシェントナレッジは、期間限定タブロービルドが良い味付け✨

どちらも甲乙つけ難く面白い

RftGが3000円弱で買えるという誘惑🤩 pic.twitter.com/xJSA63MWJ9

— シャパ (@SharpUpper) December 28, 2023

今日は本当にきぃとぅさん会ファイナル
エンシェントナレッジから。
カードの番号(1～6に配置して(基本コスト不要)し書かれた石版を置き、手番終了時にカードは左に流れ、弾かれたカードは遺跡として溜め込む(カードの能力は失う)。この時カード石版が残っているとゲーム終了時減点。
結構サクッと。 pic.twitter.com/zackNMMLLn

— しゅだっち (@syudacchi) January 20, 2024

販売状況／関連情報

2024年2月11日時点における販売／予約状況やエラッタの有無、関連サイトのリンクなどは次の通りです。

エンシェント・ナレッジ

販売状況	予約受付中
公式ページ	エンシェント・ナレッジ
エラッタ	報告なし
BGG	Ancient Knowledge
BGA	エンシェントナレッジ(Ancient Knowledge)

通販サイトのリンク

それぞれの通販サイトにおける検索結果のリンク集は次の通りです。

国内未発表の拡張セット

海外ではキャンペーンが遊べるソロプレイモードや、新しいカードが追加される拡張セット『Ancient Knowledge: Heritage』が2024年に発売予定です。

なお、2024年2月11日時点では国内での発売予定はありません。

カードに合うスリーブ

『エンシェント・ナレッジ』には２種類のカードがあり、それぞれのカードサイズと枚数、それに合うスリーブは次の通りです。

ポーカーサイズ

TCGハーフサイズ