『カスカディア ランドマーク』は、人気の二重配置型パズルゲーム『カスカディア』の第1弾拡張セットです。
本拡張では新たな得点源となるランドマークの要素が追加され、最大6人プレイにも対応しました。
さらに、動物得点カードや生息地タイルが追加されてリプレイ性が向上したり、短時間で遊べる代替ルール、新たなチャレンジモードも収録されています。
この記事では本作の概要や評判、口コミ、スリーブなど幅広く紹介しますので、何か少しでも参考になりましたら幸いです。
『カスカディア ランドマーク』の基本情報
タイトル | カスカディア 拡張:ランドマーク |
メーカー | ケンビル |
プレイ人数 | 1~6人 |
プレイ時間 | 30~45分 |
対象年齢 | 10歳以上 |
発売日 | 2024年1月19日 |
定価 | 5,500円(消費税10%込) |
コンポーネント
『カスカディア 拡張:ランドマーク』のコンポーネント/内容物は次の通りです。
・木製動物ディスク:35枚
・生息地タイル:45枚
・自然トークン:15枚
・動物得点カード:15枚
・初期生息地タイル:5枚
・ランドマークトークン:30個(6種類×5個)
・ランドマーク得点カード:60枚
・得点シート:1冊
・ルールブック:1冊
ゲームの概要や新要素
『カスカディア』は、野生動物と動物の生息地をテーマにした、タイルとディスクの二重配置型パズルゲームです。
『カスカディア ランドマーク』はその第1弾拡張セットにあたり、新たに以下の要素が追加されます。
なお、『カスカディア』の詳細についてはこちらをご覧ください。
新たな得点要素「ランドマーク」
「ランドマーク」は、基本セットから追加される新たな得点要素です。
同じ地形の生息地タイルを5枚以上繋げると、最後に配置したタイルに同じ種類のランドマークを配置し、選択したランドマーク得点カードを獲得します。
得点カードを獲得することで、カードに描かれた追加点やボーナスなどを獲得します。
なお、プレイヤーは5種類のランドマークをそれぞれ1つまで配置することができますが、ランドマークを配置したタイルに動物タイルは配置できません。
また、得点カードはプレイヤー人数と同じ枚数しかなく、プレイヤー同士での早取りとなるため、ランドマークを配置する場所やタイミングの見極めが重要となります。
ゲーム開始時の選択肢を増やす「キーストーンタイル」
本作では、「キーストーンタイル」と呼ばれる新しい種類のタイルが追加されます。
ゲーム開始時にプレイヤー人数に等しいキーストーンタイルが公開されるため、各プレイヤーは逆の手番順でタイルを選択し、初期生息地タイルに繋げて配置します。
キーストーンタイルの要素により、ランドマークが配置しやすくなったり、動物得点カードの条件を満たしやすくなると思われます。
最大6人プレイに対応
基本セットのプレイ人数は最大で4人でしたが、ランドマーク拡張を導入することで5~6人プレイにも対応します。
ただし、『カスカディア』はBGGで2人プレイがベストとされるゲームであり、大人数で遊ぶ機会が少ない方には必要性が薄い要素かもしれません。
短時間で遊べる代替ルールの収録
ランドマーク拡張では5~6人で遊ぶ場合や、より短時間で遊びたい場合の代替ルールが収録されています。
基本セットでは20組のタイルとディスクを配置したらゲームが終了しましたが、代替ルールでは15ターンでゲームが終了するため、全体のプレイ時間を短縮することができます。
なお、公式では5~6人プレイの場合に特に効果的であるとされています。
新たな動物得点カードや生息地タイルの追加
本作では各動物3枚ずつ、計15枚の新たな動物得点カードが追加されます。
また、30枚のユニークな生息地タイルも追加されるため、基本セットをやり込んだ方でも違った戦略を楽しむことができます。
新たなシナリオ&チャレンジモード
基本セットに引き続き、本拡張ではランドマークの要素も使った新たなシナリオ&チャレンジモードが用意されています。
ソロプレイや、最大5人のマルチプレイで遊ぶことができるため、達成するために何回も遊ぶことができます。
BGGにおける評価
世界中のボードゲーム愛好者が集うBGG(Board Game Geek)におけるランキング・評価などは次の通りです。
タイトル | Cascadia: Landmarks |
デザイナー | Randy Flynn, Molly Johnson, Robert Melvin, Shawn Stankewich |
タイプ | 家族/子供向き |
カテゴリ | パズル 動物 |
メカニクス | パターンビルディング タイル・カード配置 場札の獲得 シナリオ/ミッション/キャンペーン |
推奨人数 | 1~6人 |
最適人数 | 2人 |
原作販売年 | 2023年 |
評判・口コミの紹介
『カスカディア ランドマーク』に関する反応や口コミなどを紹介します。
プレイ経験者の口コミ
評判の良い口コミ
ランドマークの要素により、インタラクションや戦略性が増した。
5~6人プレイに対応したのが良い。
口コミ件数自体が少ないながらも、カスカディアファンの方には比較的評価されているように見受けられます。
気になる口コミ
ランドマークの要素を追加したことでゲームが複雑になった。
カスカディアが本当に好きでない限り購入はお勧めしない。
ゲームのシンプルさが『カスカディア』の良い点であり、ランドマークの要素によって不必要に複雑化したというコメントが複数寄せられていました。
5人以上でプレイしたり、基本セットを十分にやり込んだ人以外は必須でないという意見もあるため、追加要素に魅力を感じるかが購入の判断ポイントになりそうです。
X(旧Twitter)の反応
カードサイズ/スリーブ
『カスカディア ランドマーク』には2種類のカードがあり、それぞれのカードサイズと枚数は次の通りです。
タロットカードサイズ
カードサイズ: | 70×120mm |
カードの枚数: | 15枚 |
スリーブサイズ: | タロットカードサイズ |
タロットカードサイズ用のスリーブを3種類紹介します。
①ホビーベース タロットサイズ・ハード
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ハード | 72×123mm/0.1mm | 50枚 |
②Engamesスリーブ タロットカードサイズ・ハード
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ハード | 72×122mm/0.1mm | 100枚 |
③Engamesスリーブ タロットカードサイズ・ソフト
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ソフト | 72×122mm/0.05mm | 100枚 |
ミニユーロサイズ
カードサイズ: | 44.2×67.2mm |
カードの枚数: | 60枚 |
スリーブサイズ: | ミニユーロサイズ |
ミニユーロサイズ用のスリーブを4種類紹介します。
①ホビーベース ミニユーロサイズ・ハード
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ハード | 47×71mm/0.1mm | 100枚 |
②ホビーベース ミニユーロサイズ・ソフト
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ソフト | 46×70mm/0.05mm | 100枚 |
③Engamesスリーブ ミニユーロサイズ・ハード
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ハード | 46×69mm/0.1mm | 100枚 |
④Engamesスリーブ ミニユーロサイズ・ソフト
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ソフト | 46×69mm/0.05mm | 100枚 |
エラッタ/補足情報
ルールブックに関するエラッタおよび、明確化の情報が公開されています。
詳細は公式サイトをご確認ください。
ボードゲームの予約/再販情報
2024年2月12日時点では複数のサイトで取り扱いがあります。
価格や販売時期はショップごとに異なるため、最新状況は各サイトにてご確認ください。
カスカディアの拡張/シリーズ
『カスカディア ランドマーク』は拡張セットのため、遊ぶには基本セットが必要です。
基本セットやその他の拡張については以下の記事をご覧ください。
コメント
カードサイズ間違えてますよ
ご指摘ありがとうございます。
カードサイズやスリーブを修正しました。
ご迷惑おかけして申し訳ありません。