『サンスーシ』は、世界的に有名なサンスーシ宮殿に相応しい、最高の庭園をデザインしていくタイル配置ゲームです。
2013年に発売された名作が、アートワークを一新して2023年7月20日にアークライトよりが発売されます。
この記事では本作の概要や、国内外での評判などについて紹介します。
サンスーシ(Sanssouci)とは?
『サンスーシ』は、世界的に有名なサンスーシ宮殿に相応しい、最高の庭園をデザインしていくタイル配置ゲームです。
各プレイヤーの持つ「庭園ボード」の各行は色を、各列はアーチや噴水などの9種類の構造体の1つを示しています。
「メインボード」には庭園ボードの色に一致する5行×2列のスペースがあり、それぞれ構造体が描かれた10枚のタイルがランダムに配置されます。
各手番では、手札に持つ2枚のアクションカードから1枚をプレイして、カードに対応するタイルをメインボードから獲得します。
アクションカードには次の3種類があります。
色カード…2つの色が描かれたカードで、いずれかの色に対応したタイルをメインボードから獲得することができる。
構造カード…アーチや噴水など、カードに描かれた構造体に一致するタイルをメインボードから獲得できる。
ワイルドカード…メインボード上の任意のタイルを獲得できる。
プレイヤーは、タイルが取られたメインボードの色と、タイルに描かれた構造体に一致する庭園ボードの場所にタイルを配置します。
例えば、メインボードの「紫色」の行から「噴水」が描かれたタイルを獲得した場合、庭園ボードの「紫色」の行の、「噴水」が描かれたスペースに配置する必要があります。
このとき、対応するスペースにすでにタイルが配置されている場合、タイルを裏返して同じ行、または同じ列の空きスペースに配置することができます。
タイルを配置したら、貴族コマ1体を選択して、配置されたタイルのパスに沿って下の方に移動させることで、移動先に応じた得点を獲得することができます。
18ラウンドを終えるとゲームが終了し、貴族コマの移動や庭園タイルの配置状況、目標カードの達成状況から獲得する得点の合計が最も多いプレイヤーの勝利となります。
リニューアル版の変更点
2023年7月にアークライトより発売されるリニューアル版では、主に以下の点が変更されています。
BGGにおける評価
世界中のボードゲーム愛好者が集うBGG(Board Game Geek)におけるランキング・評価などは次の通りです。
タイトル | Sanssouci |
デザイナー | Michael Kiesling |
タイプ | 家族/子供向き |
主な メカニクス | ハンドマネジメント パターンビルディング タイル・カード配置 |
最適人数 | 2人 |
原作販売年 | 2013年 |
評判・口コミまとめ
『サンスーシ』を実際にプレイした人の口コミを紹介していきます。
評判の良い口コミ
ルールがシンプルで分かりやすいため、簡単に遊ぶことができる。
庭園ボードの配置状況から、どのタイルを獲得するかの見極めが重要で楽しい。
深く考えなくても楽しめるため、重量級ゲームの合間などにリラックスして楽しめるというコメントが散見されました。
また、リニューアル版では新しいタイルを布袋から取り出す形に変更されたことで、セットアップが楽になっています。
気になる口コミ
インタラクションが控えめでソロプレイ感が強い。
カードやタイルのめくり運に左右される。
ゲーム自体はソロプレイ感強めですが、プレイヤー同士の会話が楽しめるというコメントがいくつかありました。
運要素が強めの点については、考えどころがあって楽しいという意見もあり、個人の好みによるかと思います。
生の声(Twitter)
サンスーシ
— ポッター@いちのみやボドゲ会 (@potter201910) June 18, 2023
7月にアートワークが一新されたものが発売される誰も傷つかないパズルゲー
庭園をつくるというオシャレ感と
タイル配置の悩ましさが
さすがのキースリング先生🧩
私好きなやつ☆ pic.twitter.com/SpkdrTJmW6
スリーブと内容物
カードサイズと枚数、それに合うスリーブは次の通りです。
カードサイズ/スリーブ
カードサイズ:44×68mm
カードの枚数:81枚
スリーブサイズ:ミニユーロサイズ
内容物
エラッタ/補足情報
記事作成時点で公開されているエラッタはありません。
なお、最新の情報は公式サイトをご確認ください。
日本語版の販売/再販予約情報
2023年6月22日時点では、各ショップにて予約受付が開始されています。
拡張/シリーズ
国内では、本作の拡張/シリーズは発売されていません。
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