【レビュー】赤い扉と殺人鬼の鍵|疑心暗鬼になりつつも脱出を目指そう!

2~6人用の軽量級ボードゲーム赤い扉と殺人鬼の鍵 BLACK MAZE DEEPを紹介します。

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ゲーム概要

赤い扉と殺人鬼の鍵 は殺人鬼に潜む迷宮から脱出することを目指す正体隠匿脱出ゲームです。

プレイヤーは場に伏せられた赤い扉のカードを1枚ずつめくって、その指示に従って行動します。

『銀の鍵』を3枚集めて『脱出口』を見つけることでができたらプレイヤーの勝利となります。

脱出に必要なカード

しかし、赤い扉の先で『殺人鬼の鍵』を見つけたプレイヤーはその瞬間から殺人鬼となり、勝利条件が「他プレイヤーの全員の殺害」に変わります。

鍵カード

見つけた『銀の鍵』や『殺人鬼の鍵』はプレイヤーの前に裏向きで置かれるため、他のプレイヤーが鍵の種類を知ることは出来ません。そのため、誰が殺人鬼なのか疑心暗鬼になりながらプレイを継続することになります。

赤い扉を開けた先には鍵や脱出口以外にも様々なアイテムがあり、プレイヤーや殺人鬼が他のプレイヤーを直接殺害することもあります。

アイテムカード

また、中にはプレイヤーを即死させるような罠も存在します。殺人鬼には罠が効かないため、プレイヤーのふりをして安全な部屋だと偽り、他プレイヤーを罠に嵌めて殺害することもできます。

罠カード

プレイヤーや殺人鬼はどうやって無事に脱出するか、相手を殺害するかを互いに考えながら緊張感を持って遊ぶことができます。

作品データ

タイトル赤い扉と殺人鬼の鍵 BLACK MAZE DEEP
メカニクス正体隠匿
協力プレイ
デザインゲームデザイン:OZplanning(オズプランニング)
アートワーク:仮眠、龍之介
プレイ時間10分前後
プレイ人数2~6人 ※
対象年齢10歳以上
発売元HOBBY BASE
発売時期2020年4月30日
定価2,640円(税込み)
外箱の外寸(約)67mm×98mm×22mm
BGG評価
※2~3人プレイはオプションルール

内容物

  • カード 39枚
    ・基本カード 16枚
    ・上級ルール用カード 23枚
  • 説明書
内容物
内容物一式

※上記に加えて、プロモーションカード1枚が付属しています。(いつまで付属されるかは不明です)

プロモカード
プロモカード

カードスリーブ

『赤い扉と殺人鬼の鍵』のカードサイズと枚数、それに合うスリーブは次の通りです。

カードサイズ:63×88mm
カードの枚数:40枚(プロモカード1枚含む)
スリーブサイズ:ポーカーサイズ

ポーカーサイズ用のスリーブをみる

ポーカーサイズ

ポーカーサイズ用のスリーブを5種類紹介します。

①ホビーベース T.C.G. ハード
タイプサイズ/厚み入数
ハード66×91.5mm/0.1mm50枚
②エポック レギュラーサイズ・ハード
タイプサイズ/厚み入数
ハード66×92mm/0.1mm80枚
③エポック レギュラーサイズ・ソフト
タイプサイズ/厚み入数
ソフト66×92mm/0.05mm110枚
④Engames スタンダードサイズ・ハード
タイプサイズ/厚み入数
ハード65×90mm/0.1mm100枚
⑤Engames スタンダードサイズ・ソフト
タイプサイズ/厚み入数
ソフト65×90mm/0.05mm100枚
※ノーマルサイズとジャストサイズの2種類があり、「ジャストサイズ」は64×89mmになります。

ゲームの準備(インスト)

準備にかかる時間は1分程度です。
カードを伏せて置くため、60cm×60cm以上の場所はあった方が良いと思います。

なお、2~3人で遊ぶ場合はプレイヤーとは別に、NPCの「臆病者」を設定します。

インストのイメージ

感想

2~6人で遊べる軽量級のボードゲーム『赤い扉と殺人鬼の鍵 BLACK MAZE DEEP』を紹介しました。

準備も簡単で、ゲーム自体も短時間で終わるため、ちょっとした時間を使って遊ぶことができます。

正体隠匿ゲームはゲーム開始時に役割を決めて、役割に従ってプレイするものが多いですが、このゲームはプレイ中に役割が変わるのが特徴となっています。

最初は仲間だったプレイヤーがいつの間にか自分を狙う殺人鬼になることがあれば、自分が殺人鬼として狙う側になることがあるので、緊張感をもって楽しむことができます。

また、付属の上級ルール用カードを使い、難易度を40段階で調整することができるため、リプレイ性も高くなっています。

ゲームバランスとしては殺人鬼側が有利になっており、プレイヤーが脱出するのはなかなか難しいですが、脱出できたときは(殺人鬼を除いて)達成感を得ることができると思います。

なお、オプションルールとして2~3人でも遊ぶことができますが、個人的には4人以上で通常ルールの通り遊んだほうが楽しいと思います。

2人プレイで最初のターンに罠を引いてしまった時は、ゲームをリセットして最初からやり直したくなることが何度もあったぐらいです。(実際にやりなおしました。)

また、神経衰弱のようにカードを引く形式のため、運要素が絡むゲームが苦手な方には向かないかと思います。

しかし、歯ごたえのある正体隠匿ゲームを手軽に遊びたい方にはおすすめできるゲームかと思いますので、機会がありましたら是非プレイしてみてください。

こんな人におすすめ!

・手軽に正体隠匿ゲームが楽しみたい
・短時間で遊べるゲームが欲しい
・脱出ゲームが好き
・2人から遊べるゲームが欲しい(なお、個人的には4人以上で遊ぶ方が楽しいです)

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

<おまけ>

床に倒れこんで撫でろと要求してくる猫

ゴロンとしたお猫様

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