『マスカレイド 第二版』は、ブラフと正体隠匿を組み合わせたパーティーゲームです。
本作は2019年に発売された「マスカレイド」の新版で、アートワークの刷新、一部キャラクターの入れ替え、キャラクター能力の変更が行われました。
この記事では本作の概要や、国内外での評判などについてまとめています。
マスカレイドとは?
『マスカレイド』は、自分の正体を隠匿しながらブラフを駆使してコインを稼いでいくパーティーゲームです。
各プレイヤーは、キャラクターカード1枚と6金を持ってゲームを開始します。
キャラクターはそれぞれ固有の能力を持っており、その能力を使ってコインを増やしたり、他のプレイヤーのコインを奪うことができます。
ただし、自分のキャラクターカードを自由に見ることはできず、ゲームが進行すると自分がどのカードを持っているか分からなくなります。
キャラクターを偽って能力を使用することも可能ですが、嘘がバレるとコインが徴収されるため、相手を騙したり、嘘を見抜いたりしながら、一早く13金を獲得することを目指していきます。
ルールと遊び方
ゲームの準備
各プレイヤーは、6コインとキャラクターカードを受け取ります。
全員がカードを確認したら、全てのカードを裏返します。
ゲームで利用できるキャラクターはプレイ人数により異なります。
手番の流れ
手番のプレイヤーは、以下のいずれかのアクションを行います。
- 自分のキャラクターカードを他のカードと交換(または交換のふりを)する。
- 自分のキャラクターカードを秘密裏に確認する。
- キャラクターの能力を使用する。
自分のキャラクターカードを他のカードと交換(または交換のふりを)する。
自分のキャラクターカードを、指定する他のプレイヤーと交換します。
この時、交換するふりだけをして、実際には交換しないことも選択できます。
他のプレイヤーはカードを交換したかどうか分からず、どちらのプレイヤーも交換後のカードを確認することはできません。
自分のキャラクターカードを秘密裏に確認する。
自分のキャラクターカードを確認することが出来ます。
キャラクターの能力を使用する。
キャラクターカードを指定して、その能力の使用を宣言します。
この時、他のプレイヤーは自分も同じキャラクターであることを宣言(チャレンジ)することができます。
他のプレイヤーが宣言しなかった場合
実際の手札に関わらず、宣言した能力の効果を使用します。
他のプレイヤーが宣言した場合
宣言したプレイヤーは自分のキャラクターカードを公開して、宣言したキャラクターとカードが一致したプレイヤーが能力を使用できます。
キャラクターが不一致であったプレイヤーは、全員1コインを裁判所に支払います。
ゲームの終了
ゲームの終了条件は次の2通りです。
いずれかのプレイヤーが13金を獲得する。
一早く13金を獲得したプレイヤーの勝利となります。
いずれかのプレイヤーの所持金が0になる。
その時点で、最も所持金の多いプレイヤーの勝利となります。
BGGにおける評価
世界中のボードゲーム愛好者が集うBGG(Board Game Geek)におけるランキング・評価などは次の通りです。
タイトル | Mascarade (second edition) |
デザイナー | Bruno Faidutti |
タイプ | パーティーゲーム |
主な メカニクス | カードゲーム ベッティング(賭け) ブラフ メモリー プレイヤー別固有能力 |
最適人数 | 8~10人 |
原作販売年 | 2021年 |
【参考】マスカレイド 第一版の評価
評判・口コミまとめ
『マスカレイド』を実際にプレイした人の口コミを紹介していきます。
評判の良い口コミ
簡単なルールでプレイ時間も短いため遊びやすい。
プレイヤーが多ければ多いほど楽しめる。
あまりメジャーなゲームではないかもしれませんが、「面白かった」とコメントされている方が多い印象です。
評判のいまいちな口コミ
人を集めるのが難しい。
人数が少ないと、プレイできるキャラクターも限られる。
ゲームの最少人数が4人で、BGGでの適正人数が8~10人となっているため、遊ぶまでのハードルが高いという人も少なくないと思います。
生の声(Twitter)
スリーブと内容物
カードサイズと枚数、それに合うスリーブは次の通りです。
カードサイズ:80×120mm
カードの枚数:17枚
スリーブサイズ:ラージユーロサイズ
エラッタ/補足情報
記事作成時点で公開されているエラッタはありません。
なお、最新の情報は公式サイトをご確認ください。
日本語版の販売/再販予約情報
2023年5月29日時点で、各ショップにて予約受付が始まっています。
拡張/シリーズ
国内では、本作の拡張/シリーズは発売されていません。
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