【ボドゲ紹介】エンサイクロペディア|ゲームの概要やレビュー評価など

エンサイクロペディアのボックスアート
画像引用元:ANALOG GAME INDEX

『エンサイクロペディア』は、1739年のフランスを舞台に、当代最高の博物学者にして冒険家の一人として、世界各地の動物の研究を進めて百科事典編纂の貢献度を競う、ダイスプレイスメントゲームです。

この記事では本作の概要や評判、口コミ、スリーブなど幅広く紹介しますので、何か少しでも参考になりましたら幸いです。

ホビージャパン〔定価:8,800円〕
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『エンサイクロペディア』の基本情報

ゲームの基本情報/商品概要は次の通りです。

タイトルエンサイクロペディア 日本語版
種別基本セット
出版社ホビージャパン
デザイナーエリック・デュバス
オリヴィエ・メリソン
プレイ人数1〜4人
プレイ時間約25~100分
対象年齢14歳以上
発売日2023年1月
定価8,800円(消費税10%込)
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コンポーネント

『エンサイクロペディア』のコンポーネント/内容物は次の通りです。

エンサイクロペディアのコンポーネント
画像引用元:BoardGameGeek

・中央ボード:1枚
・動物カード:75枚
・専門家カード:55枚
・ラウンドトークン:12枚
・ダイス:20個
・布袋:1枚
・名声点トークン:4枚
・勝利点トークン:8枚
・木製調査駒:120個
・“5駒”トークン:28枚
・スタートプレイヤートークン:1枚
・トークンボックス:3箱
・コイントークン:69枚
・王家の封印トークン:47枚
・遠征トークン:54枚
・人物拡張部:4枚
・プレイヤーボード:4枚
・ゲームエイド拡張部:4枚
・大陸カード:15枚
・挙動カード:3枚
・得点計算カード:3枚
・ルールブック:1冊 他

ゲームの概要

『エンサイクロペディア』は、1739年のフランスを舞台に、世界各地の動物の研究を進めて百科事典編纂の貢献度を競い合うダイスプレイスメントゲームです。

ダイスは緑、赤、青、紫、黄の5色があり、各プレイヤーは布袋の中からランダムに取った4個のダイスを順番にアクションスペースに配置します。

エンサイクロペディアのダイス
画像引用元:BoardGameGeek

ダイスを配置した場所に応じて、大使館での遠征の準備、銀行からの資金調達、大学での研究員の雇用などの様々なアクションを実行します。

遠征の準備が整ったら、中央ボードから研究対象の動物カードを選び、その動物が生息する大陸に遠征して動物たちの生態を研究します。

研究を完了させることで、その成果を学会で発表して勝利点を獲得します。

エンサイクロペディアの中央ボード
画像引用元:BoardGameGeek

例えば、動物カードはダイスと同じ色のカードしか獲得できず、ダイスの目が大きいほど多くの名声を得ることができます。

全てのアクションでは、ダイスの目または色、もしくはその両方が重要になります。

ダイスは大使館などで獲得できる「遠征トークン」で好きな色に変更したり、銀行から調達した資金を投入して出目を操作することができます。

さらに、自分のダイスの代わりに他プレイヤーのダイスをペナルティ無く使用することができます。

ダイスを取られたプレイヤーは、ボード上のダイスを置いていた場所によりお金や名声、勝利点のいずれかを獲得できます。

獲得した名声により、遠征トークンやお金などの追加ボーナスも得られるため、獲得したダイスの置き場所も重要となります。

エンサイクロペディアのダイス配置
画像引用元:BoardGameGeek

6ラウンドの終了とともにゲームが終了します。

残った資金や遠征トークン、研究成果の発表などで獲得した勝利点などから最終の得点を計算して、最も多くの得点を獲得したプレイヤーの勝利となります。

なお、得点計算では同じカテゴリの研究成果が多いほどボーナス点も高くなるため、ゲーム開始時から何の専門家を目指すかを考えることも大切です。

エンサイクロペディアの全体イメージ
画像引用元:BoardGameGeek

BGGにおける評価

世界中のボードゲーム愛好者が集うBGG(Board Game Geek)におけるランキング・評価などは次の通りです。

ランキング
1,291
評価
7.5
重さ/複雑さ
3.02
2024年1月24日時点
タイトルEncyclopedia
原作メーカーHoly Grail Games
デザイナー Eric Dubus, Olivier Melison
タイプ戦略ゲーム
カテゴリ冒険/探検
メカニクスセットコレクション
ワーカープレイスメント
ダイスロール
推奨人数1~4人
最適人数3人
原作販売年2022年
最新情報はこちら

評判・口コミの紹介

『エンサイクロペディア』に関する反応や口コミなどを紹介します。

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総括・まとめ

『エンサイクロペディア』の特徴や評判などをまとめると次の通りです。

  • 他人のダイスも利用できるダイスプレイスメントゲーム
  • 研究員の雇用することで、特殊能力を追加することが可能
  • 専門家として同じカテゴリの研究結果を報告することで勝利点が増える。
  • コンポーネントやアートワークが美しい。
  • 初回生産分には「化石」カードが同梱される。
  • ゲームのテーマ性が高い。
  • プレイ時間は25~100分程度
  • 1~4人用の中量級ボードゲーム
  • 版元のHolyGrail Gamesが2023年2月に解散したため今後再販される可能性は低い。

ボードゲーム予約・販売状況

2024年1月24日時点では複数のサイトで取り扱いがあります。

価格や販売時期はショップごとに異なるため、最新状況は各サイトにてご確認ください。

ホビージャパン〔定価:8,800円〕
販売サイト備考
JELLY JELLY STORE
Engames
テンデイズゲームズ
ケンビル
すごろくや
あみあみ
バトンストア
ヨドバシカメラ
ビッグカメラ
ジョーシン

高額転売品や拡張など別商品が表示される場合があります。また、ショップによっては別途送料が必要となることがあるので注意してください。

補足情報/関連サイト

『エンサイクロペディア』の関連サイトは次の通りです。

公式サイトエンサイクロペディア 日本語版
エラッタ-(報告なし)
BGGEncyclopedia

カードに合うスリーブ

『エンサイクロペディア』には2種類のカードがあり、それぞれのカードサイズと枚数、それに合うスリーブは次の通りです。

セブンワンダーサイズ

カードサイズ:65.5×100.5mm
カードの枚数:727枚

セブンワンダーサイズ用のスリーブを4種類紹介します。

①ホビーベース ワンダーサイズ・ハード
タイプサイズ/厚み入数
ハード67×102mm/0.1mm50枚
②ホビーベース ワンダーサイズ・ソフト
タイプサイズ/厚み入数
ソフト67×103mm/0.05mm100枚
③Engamesスリーブ 65×100mmカードサイズ・ハード
タイプサイズ/厚み入数
ハード67×102mm/0.1mm100枚
④Engamesスリーブ 65×100mmカードサイズ・ソフト
タイプサイズ/厚み入数
ソフト67×102mm/0.05mm100枚

ミニユーロサイズ

カードサイズ:45×68.5mm
カードの枚数:55枚

ミニユーロサイズ用のスリーブを4種類紹介します。

①ホビーベース ミニユーロサイズ・ハード
タイプサイズ/厚み入数
ハード47×71mm/0.1mm100枚
②ホビーベース ミニユーロサイズ・ソフト
タイプサイズ/厚み入数
ソフト46×70mm/0.05mm100枚
Engamesスリーブ ミニユーロサイズ・ハード
タイプサイズ/厚み入数
ハード46×69mm/0.1mm100枚
Engamesスリーブ ミニユーロサイズ・ソフト
タイプサイズ/厚み入数
ソフト46×69mm/0.05mm100枚
※ノーマルサイズとジャストサイズの2種類があり、「ジャストサイズ」は45×68mmになります。

拡張/シリーズ

国内で『エンサイクロペディア』の拡張は発売されておりません。(2024年1月24日時点)

Kickstaterではミニ拡張『Magna Itinera』のアドオンがありましたが、HolyGrail Gamesが解散となったことで、残念ながら今後一般販売される可能性は低いと思われます。

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