相手の妨害を搔い潜りながらいち早くゴールを目指す、運要素が皆無のアブストラクトゲーム『コリドール』のゲーム概要や、国内外の評価、コメントや拡張/シリーズなどを紹介します。
どんなゲーム?
『コリドール』は、相手の妨害を搔い潜りながらいち早くゴールを目指す、運要素が皆無のアブストラクトゲームです。
ゲームボードは9×9のマス目状になっており、プレイヤーは自身のコマを各辺の真ん中に、互いが向き合うように配置して、ゴールとなる向かい側の辺を目指すことになります。
各手番では「コマを1マス動かす」「フェンスを1枚配置する」のいずれかを交互に行います。1枚のフェンスは2マス分の壁となり、相手プレイヤーの進路を塞いで進行を妨害します。
ただし、フェンスを横一列に配置したり、コマの周りを囲むなど、相手がゴールに辿り着けないような配置はできません。
先に相手側の辺に辿り着いたプレイヤーが勝者となるため、相手プレイヤーの動きを読みながら、手持ちのフェンスを使っていかに相手のコマを遠回りをさせるかが重要なゲームです。
国内では主に「コリドール」と「コリドール ミニ」の2種類が流通しており、どちらもルールは同じですが、「ボードサイズ」と「付属品」が異なります。
項目 | コリドール | コリドール・ミニ |
---|---|---|
ボードサイズ | 26×26cm(フェンス置き場あり) | 17×17cm(フェンス置き場なし) |
付属品 | 収納袋なし | 収納袋あり |
・運の要素が全く無いアブストラクトゲーム。
・簡単なルールで小さな子でも遊べる。
・人口上位2%の知能指数(IQ)団体 メンサ認定ゲーム
評判・口コミまとめ
ここからは、実際に本作をプレイした人の口コミを紹介していきます。
シンプルなルールで、単純に見えながら戦略性がある。 |
子供から大人まで年齢を問わず楽しめる。 |
何度もプレイすることでゲームの面白さが感じられる。 |
3人プレイは推奨されていない。 |
作品データ
タイトル | コリドール |
カテゴリ/ メカニクス | アブストラクトゲーム コマの移動 |
ゲームデザイン | Mirko Marchesi |
プレイ時間 | 10~20分 |
プレイ人数 | 2~4人 |
対象年齢 | 6歳以上 |
発売元 | ギガミック(GIGAMIC) |
発売時期 | – |
定価 | 通常版:6,600円(消費税10%込) ミニ版:3,740円(消費税10%込) |
BGGのランキング・評価
BGGにおけるランキング・評価などは次の通りです。
タイトル | Quoridor |
ランキング | 1,414 |
評価 | 6.7 |
おすすめ人数 | 2,4人 |
最適人数 | 2人 |
重さ/複雑さ | 1.85 |
原作の販売年 | 1997年 |
内容物 / コンポーネント
・ゲームボード:1枚
・コマ:4個
・フェンス:20枚
・ルールブック:1枚
・収納袋:1枚(コリドール・ミニのみ)
カードスリーブ
カード型のコンポーネントは含まれていないため、スリーブは必要ありません。
エラッタ/補足情報
公式で公開されているエラッタ情報はありません。
口コミ/販売情報
Amazonの口コミや、最新の販売状況は以下のリンクよりご確認お願いします。
ボードゲームは数年の再販待ちや絶版も珍しくないため、予算が許すなら買える時に購入することをお勧めします。
拡張/シリーズ
国内では以下のシリーズ作品が発売されています。
いずれも基本的なルールに変わりはありませんが、それぞれの違いを含めて簡単に紹介します。
コリドール キッズ
「コリドール」を子供向けにアレンジしたもので、対象年齢は5歳からとなっています。ボードサイズが7×7と小さくなり難易度も下がりました。その他、コマもネズミ型の可愛らしいデザインになり、ゴールの目安となるチーズ型のコマも付属しています。
コリドール ジュニア
「コリドール キッズ」よりもさらに小さな子供向けで、対象年齢は4歳からとなっています。ボードサイズはキッズと変わりませんが、動物をモチーフにした可愛らしいデザインになっています。
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