『ツカナビルダーズ』は、紙ペンゲームの「ツカナ諸島の小径(小道)」の続編にあたるタイル配置ゲームです。
各プレイヤーはターンごとに公開されるカードに従って自分のボード上にタイルを配置して、3色の小屋と4種類の動物を繋ぐ道を作っていきます。
対応する小屋と動物を繋ぐことで勝利点を獲得し、2ラウンドを終えた時点の合計得点をプレイヤー同士で競い合います。
この記事では本作の概要や評判、口コミ、スリーブなど幅広く紹介しますので、何か少しでも参考になりましたら幸いです。
『ツカナビルダーズ』の基本情報
本作の基本情報/商品概要は次の通りです。
タイトル | ツカナビルダーズ |
メーカー | テンデイズゲームズ |
プレイ人数 | 1〜5人 |
プレイ時間 | 30分 |
対象年齢 | 10歳以上 |
デザイナー | Kristian Amundsen Østby Eilif Svensson |
発売日 | 2024年7月3日 |
定価 | 6,600円(消費税10%込) |
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コンポーネント
『ツカナビルダーズ』のコンポーネント/内容物は次の通りです。
内容物の一覧をみる
・得点ボード:1枚
・プレイヤーシート:5枚
・得点マーカー:25枚(5色×5枚)
・小屋駒:30個(3色×10個)
・準備カード:11枚
・初期タイル:30枚
・初期カード:6枚
・ワイルドカード:5枚
・小道タイル:120枚
・地形カード:12枚
・得点記録用紙:1冊
・功績カード:6枚
本作のルールブックがテンデイズゲームズの公式サポートページで公開されています。
ルール・遊び方
1ラウンドは12ターンで構成されており、ターンごとに公開される地形カードに従って、自分のプレイヤーボードに道タイルを配置していきます。
道タイルを配置することで小屋と動物を繋ぐ道ができ、それぞれの小屋に対応する動物の数に応じてラウンド終了時に勝利点が獲得できます。
2ラウンドを終えるとゲームが終了し、最終的な合計得点をプレイヤー同士で競い合います。
ゲームの準備
ゲームの準備手順は以下の通りです。
各プレイヤーはプレイヤーボードやワイルドカード、小屋コマとスタートタイルのセットを受け取る。
中央にスコアボードを配置して、プレイヤー毎で異なる色のスコアディスクを開始マスに配置する。
セットアップカードから1枚をランダムに選び、カードに描かれた通りに各自のプレイヤーボードに6個の小屋コマを配置する。
スタートカードを山札から1枚ずつ公開していき、そのカードに示された場所にスタートタイルを1番から6番まで順番に配置する。
小道タイルと地形カードを裏向きでシャッフルして山を準備したらゲームを開始する。
ゲームの流れ
ゲームは2ラウンドに渡って行われて、プレイヤーはゲーム終了までにより多くの勝利点の獲得を目指します。
プレイヤーは3色の小屋コマに対応する動物を、道タイルで繋ぐことで勝利点を獲得できます。
各ラウンドは12ターンで構成され、それぞれのターンでは「地形カードの公開」と「道タイルの配置」を順番に実行します。
カードの公開とタイルの配置
ターンの開始時に地形カードの山札から1枚を公開します。
地形カードには5種類の地形のいずれかが描かれており、各プレイヤーはランダムに引いた1枚の道タイルを自分のプレイヤーボードの一致する地形マスに配置します。
勝利点の獲得条件
道タイルの中には動物が描かれている場合があり、それぞれ対応する色の小屋と道を繋ぐことで勝利点を獲得します。
サル/ヘビ/ピューマはそれぞれ1色ずつの小屋に対応しますが、オオハシはどの色の小屋でも道が繋がれば得点が獲得できます。
ワイルドカードの使用
プレイヤーは、自分のワイルドカードを任意のタイミングで使用する(裏返す)ことができます。
ワイルドカードを使用したプレイヤーは、自分のプレイヤーボードの空いているマスに道タイルを置くことができます。
使用したワイルドカードはラウンド終了時に再使用できるようになる(表返す)ため、1ゲームで最大2回まで使用することができます。
ラウンドの終了
12枚全ての地形カードが公開されて、全員が道タイルの配置を終えたらラウンドが終了します。
ラウンドが終了したらそれぞれの小屋から続く道を確認して、小屋ごとに対応する動物を数えます。
以下の図の場合、左上の黄色の小屋に2体のピューマ、右下の小屋に1体のピューマと2体のオオハシが繋がっているため、合計で5勝利点を獲得します。
黄、赤、青の3色の小屋のぞれぞれで得点計算を行い、獲得した勝利点の数だけスコアボードのディスクを移動させます。
ゲームの終了
2ラウンドを終えて、小屋ごとの得点計算を終えたらゲームは終了します。
2ラウンドで獲得した黄、赤、青の3色の小屋の合計得点に、3色の中で最も低い得点をもう一度加算した点数が最終得点となります。
そして、最終的に最も得点の高いプレイヤーの勝利となります。
選択ルール
本作では2種類のバリアントルールが収録されています。
功績カード
功績カードを加えて遊ぶ場合、ゲーム開始時に6枚の功績カードからランダムに2枚を公開して、それぞれのカードに自分のスコアディスクを配置します。
それぞれの功績カードには、ゲーム中に達成すべき目標と2つの勝利点が書かれています。
カード上の目標を最初に達成したプレイヤーは高い方の勝利点を、2番目以降に達成した全てのプレイヤーは低い方の勝利点がゲーム終了時に獲得できます。
ソロモード
『ツカナビルダーズ』ではスコアアタック形式のソロモードを遊ぶことができます。
ソロモードでは実績カードを使い、1ラウンド目で目標を達成した場合は高い方の勝利点を得ることができます。
それ以外はマルチプレイと同じルールでプレイして、最終得点によってそのゲームでの評価を決定します。
BGGにおける評価
世界中のボードゲーム愛好者が集うBGG(Board Game Geek)におけるランキング・評価などは次の通りです。
タイトル | Tucana Builders |
版元 | Aporta Games |
タイプ | |
カテゴリ | |
メカニズム | |
推奨人数 | 1~5人 |
最適人数 | 1人 |
原作販売年 | 2023年 |
評判・口コミの紹介
『ツカナビルダーズ』に関する反応や口コミなどを紹介します。
通販サイトのリンク
それぞれの通販サイトにおける検索結果のリンク集は次の通りです。
カードに合うスリーブ
『ツカナビルダーズ』のカードサイズと枚数、それに合うスリーブは次の通りです。
カードサイズ | 63.5×88mm |
カードの枚数 | 40枚 |
スリーブサイズ | ポーカーサイズ |
ポーカーサイズ用のスリーブをみる
ポーカーサイズ用のスリーブを5種類紹介します。
①ホビーベース T.C.G. ハード
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ハード | 66×91.5mm/0.1mm | 50枚 |
②エポック レギュラーサイズ・ハード
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ハード | 66×92mm/0.1mm | 80枚 |
③エポック レギュラーサイズ・ソフト
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ソフト | 66×92mm/0.05mm | 110枚 |
④Engames スタンダードサイズ・ハード
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ハード | 65×90mm/0.1mm | 100枚 |
⑤Engames スタンダードサイズ・ソフト
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ソフト | 65×90mm/0.05mm | 100枚 |
関連作品の紹介
ツカナ諸島の小径(Trails of Tucana)
『ツカナ諸島の小径』は、各ターンで2枚の地形カードを公開して、村、名所、さまざまな地形が描かれた地図に小道を引いていく紙ペンゲームです。
プレイヤーは対応する村と村を繋いだり、名所と村を繋ぐなどして得点を獲得します。
1〜5人 | 30分 | 10歳以上 |
ターンごとに公開されるカードに従ってボード上にタイルを配置し、小屋と動物を繋ぐ道を作ることで得点を獲得するタイル配置ゲーム。 |
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