![【ボドゲ紹介】ツカナ諸島の小径 |ゲームの遊び方やレビュー評価など 【ボドゲ紹介】ツカナ諸島の小径 |ゲームの遊び方やレビュー評価など](https://sassalog.com/wp-content/uploads/2024/02/pic4860701.webp)
『ツカナ諸島の小径』は、スコアシートに小径(小道)を引き、名所や村同士を接続することで得点していく紙ペンゲームです。
過去にもテンデイズゲームズより日本語訳付きが発売されましたが、2024年に発売される日本語版では「フェリー拡張」が同梱されます。
この記事では本作の概要や評判、口コミ、スリーブなど幅広く紹介しますので、何か少しでも参考になりましたら幸いです。
『ツカナ諸島の小径』の基本情報
本作の基本情報/商品概要は次の通りです。
タイトル | ツカナ諸島の小径(拡張同梱版) |
種別 | 基本セット |
出版社 | テンデイズゲームズ |
デザイナー | クリスチャン・アムンセン・オストビー エイリフ・スヴェンソン |
プレイ人数 | 1〜8人 |
プレイ時間 | 15分 |
対象年齢 | 8歳以上 |
発売日 | 2024年内 |
定価 | 未定(消費税10%込) |
コンポーネント
『ツカナ諸島の小径』のコンポーネント/内容物は次の通りです。
![ツカナ諸島の小道のコンポーネント](https://sassalog.com/wp-content/uploads/2024/02/pic5556034.webp)
・セットアップカード:13枚
・地形カード:27枚
・青ボーナスカード:10枚
・赤ボーナスカード:5枚
・スコアシート:1冊
<フェリー拡張>
・新たなスコアシート:1冊
ルール・遊び方
1ラウンドは13ターンで構成されており、ターンごとに公開される2枚の地形カードに従って自分のスコアシートに小径(小道)を描いていきます。
スコアシートには複数の村や名所があり、村と名所もしくは特定の村同士を接続することで勝利点を獲得します。
2ラウンドを終えるとゲームが終了し、最終的な合計得点をプレイヤー同士で競い合います。
ゲームの準備
ゲームの準備手順は以下の通りです。
- STEP1プレイヤーの準備
各プレイヤーは鉛筆とスコアシートを取り、プチ島(ISLA PETIT)の面を表に向ける。
画像引用元:BoardGameGeek - STEP2地形カードの準備
地形カードをシャッフルして山札を作る。
- STEP3村の配置場所の決定
セットアップカードから1枚をランダムに選び、各プレイヤーはカードに描かれた順番でスコアシートに村を配置する。
画像引用元:BoardGameGeek | English rules - STEP4青ボーナスカードの準備
プレイ人数に応じた青ボーナスカードを、表向きで中央に配置する。
ゲームの流れ
ゲームは2ラウンドに渡って行われて、プレイヤーはゲーム終了までにより多くの勝利点の獲得を目指します。
各ラウンドは13ターンで構成され、それぞれのターンでは「地形カードの公開」と「小径(小道)の線引き」を順番に実行します。
カードの公開と線引き
ターンの開始時に地形カードの山札から2枚を引いて公開します。
それぞれの地形カードには1つの地形が描かれており、各プレイヤーは公開された2種類の地形が隣接するマスを繋ぐように線を引きます。
![ツカナ諸島の小径の線引き](https://sassalog.com/wp-content/uploads/2024/02/trails-tucana-3-1.png)
名所と村の接続
スコアシートにはオベリスク、本、オオハシ、イエティ、海の怪物の5種類の名所が2ヶ所ずつあり、プレイヤーは村と名所を線で繋ぐことで勝利点を獲得します。
さらに、2ヶ所ある同じ種類の名所を2つとも村と接続した場合、追加ボーナスとして任意のマスに小径(小道)を引くことができます。
追加ボーナスで小径を引いて新たに他の名所と村を接続した場合、さらに小径が引けてコンボに繋げることも可能です。
![村と名所の接続と勝利点の獲得](https://sassalog.com/wp-content/uploads/2024/02/pic6354238.webp)
村同士の接続
スコアシートにはA~Eの5種類の村が2ヶ所ずつあり、同じ文字の2つの村を接続することで勝利点を獲得します。
さらに、青ボーナスカードで示された特定の村同士を接続した最初のプレイヤーは、追加のボーナス点を得ることができます。
![村同士の接続と青ボーナスカード](https://sassalog.com/wp-content/uploads/2024/02/pic7305976.webp)
ラウンドの終了
27枚の地形カードを2枚ずつ公開していき、13ターンを終えてカードが残り1枚になるとラウンドが終了します。
各プレイヤーはラウンド終了時点で村に接続した名所の数から、そのラウンドの合計得点を計算します。
![ラウンド終了時の得点計算](https://sassalog.com/wp-content/uploads/2024/02/trails-tucana-4.png)
ゲームの終了
2ラウンドを終えて、そのラウンドの得点計算を終えたらゲームは終了します。
各プレイヤーは「ラウンドごとの名所の得点」「接続した村の得点」「達成したボーナスカードの得点」から最終得点を計算し、最も得点の高いプレイヤーの勝利となります。
![ゲーム終了時の得点記録用紙の状態](https://sassalog.com/wp-content/uploads/2024/02/pic6292319.webp)
選択ルール
本作では主に3種類のバリアントルールが収録されています。
グランデ島(ISLA GRANDE)
各プレイヤーは、スコアシートのグランデ島(ISLA GRANDE)の面を使用します。
グランデ島の面はプチ島と以下の点が異なります。
- 1ゲームは3ラウンドをプレイする。
- 島の形や地形が異なる。
- 5種類の名所はそれぞれ3か所ずつ存在する。
- 同じ種類の3か所目の名所を村に接続したときのみ、追加の小径を引くことができる。
![ツカナ諸島の小径のグランデ島のマップ](https://sassalog.com/wp-content/uploads/2024/02/pic5069607.webp)
赤ボーナスカード
赤ボーナスカードを加えて遊ぶ場合、プレイヤー人数に応じてゲーム開始時に1~2枚のカードを公開します。
赤ボーナスカードにはそれぞれ名所が描かれており、2つの名所を最初に接続したプレイヤーが追加のボーナス点を獲得できます。
![ツカナ諸島の小径の赤ボーナスカード](https://sassalog.com/wp-content/uploads/2024/02/pic6790008.webp)
ソロモード
『ツカナ諸島の小径』ではスコアアタック形式のソロモードを遊ぶことができます。
ソロモードでは、青ボーナスカードが最終ラウンドで2枚だけになるなどの変更点はありますが、基本的なルールはマルチプレイと変わりません。
ゲーム終了時の最終得点によって、そのゲームでの評価が決定します。
フェリー拡張の紹介
2024年発売の日本語版にはフェリー拡張が収録されます。
フェリー拡張では「バイーア島(ISLA BAHIA)」と「アビータ島(ISLA HABITA)」の2種類の新たなマップを遊ぶことができます。
いずれも新たな名所として4隻のフェリーが追加され、それぞれのフェリーは接続済みの小径と見なされる固有の航路を持っています。
![フェリー拡張のマップ](https://sassalog.com/wp-content/uploads/2024/02/pic7819196.webp)
名所を接続したときのボーナスも変更されており、名所によって得られるボーナス(得点または小径)が異なるため、戦略の幅が広がっているように思います。
なお、フェリーは4つ目を接続することで追加の小径ボーナスが得られますが、3つ目以降はマイナス点になるため注意が必要です。
![フェリー拡張の得点計算](https://sassalog.com/wp-content/uploads/2024/02/pic6318817.webp)
さらに、「アビータ島(ISLA HABITA)」では新たに3つの村が増え、新たな村同士を最初に接続したプレイヤーはボーナスを得るなどのルールが追加されています。
BGGにおける評価
世界中のボードゲーム愛好者が集うBGG(Board Game Geek)におけるランキング・評価などは次の通りです。
タイトル | Trails of Tucana |
版元 | Aporta Games |
デザイナー | Kristian Amundsen Østby, Eilif Svensson |
タイプ | 家族/子供向き |
カテゴリ | 冒険/探検 |
メカニズム | ネットワーク/路線構築 ドローイング |
推奨人数 | 1~8人以上 |
最適人数 | 3~5人 |
原作販売年 | 2019年 |
評判・口コミの紹介
『ツカナ諸島の小径(小道)』に関する反応や口コミなどを紹介します。
販売状況/関連情報
2024年2月18日時点における販売/予約状況やエラッタの有無などは次の通りです。
なお、本作の拡張セットの発売予定はありません。
ツカナ諸島の小径
販売状況 | 拡張同梱版は発売前 |
公式ページ | 未公開 |
エラッタ | 報告なし |
BGG | Trails of Tucana |
BGA | 未登録 |
通販サイトのリンク
それぞれの通販サイトにおける検索結果のリンク集は次の通りです。
通販サイト | 備考 |
---|---|
Amazon | - |
Engames | - |
JELLY JELLY STORE | - |
Yahooショッピング | - |
あみあみ | - |
ケンビル | - |
ジョーシン | - |
すごろくや | - |
駿河屋 | - |
テンデイズゲームズ | 公式サイト |
バトンストア | - |
ビッグカメラ | - |
ヨドバシカメラ | - |
楽天市場 | - |
カードに合うスリーブ
『ツカナ諸島の小径』のカードサイズと枚数、それに合うスリーブは次の通りです。
カードサイズ: | 58×88mm |
カードの枚数: | 55枚 |
スリーブサイズ: | ボードゲームサイズ |
ボードゲームサイズ用のスリーブを4種類紹介します。
①ホビーベース ボードゲームサイズ・ハード
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ハード | 58.5×90mm/0.1mm | 50枚 |
②ホビーベース ボードゲームサイズ・ソフト
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ソフト | 58×89mm/0.05mm | 100枚 |
③Engamesスリーブ アメリカンサイズ・ハード
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ハード | 58×89mm/0.1mm | 100枚 |
④Engamesスリーブ アメリカンサイズ・ソフト
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ソフト | 58×89mm/0.05mm | 100枚 |
関連作品の紹介
ツカナビルダーズ(Tucana Builders)
『ツカナビルダーズ』は、「ツカナ諸島の小径」の続編にあたるタイル配置ゲームです。
プレイヤーはタイルを配置して3色の小屋と4種の動物を繋ぐことで勝利点を獲得し、ゲーム終了時点の合計点を競い合います。
2024年に日本語版がテンデイズゲームズより発売予定となっています。
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