
『エルドラドを探して』は、黄金都市「エルドラド」に最初に到着することを目指すデッキ構築&レースゲームです。
2017年ドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされた傑作ボードゲームで、2020年にアークライトより日本語版が発売されました。
この記事では本作の概要や口コミ、評判などを中心に幅広く紹介します。

基本情報
本作の基本情報/商品概要は次の通りです。
タイトル | エルドラドを探して 新版 |
メーカー | アークライト |
プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ時間 | 45分 |
対象年齢 | 10歳以上 |
デザイナー | Reiner Knizia |
発売日 | 2020年6月25日 |
定価 | 5,940円(消費税10%込) |
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エルドラドを探して 新版 | ||
2~4人 | 45分 | 10歳以上 |
黄金都市「エルドラド」に最初に到着することを目指す、ライナークニツィア氏が手掛けたデッキ構築&レースゲーム。 |
コンポーネント
『エルドラドを探して 新版』のコンポーネント/内容物は次の通りです。

内容物の一覧をみる
・出発地点タイル:1枚
・地形タイル:6枚
・小地形タイル:2枚
・ゴールタイル:1枚
・障害タイル:6枚
・市場ボード:1セット
・プレイヤーボード:4枚
・探検家コマ:8個
・親マーカー:1枚
・洞窟トークン:36個
・開始時探検カード:32枚(4セット×8枚)
・市場カード:54枚
・プロモパック:10枚
・ルール説明書:1冊
ゲームの概要
『エルドラドを探して』は、探検家として南米の奥深くにある伝説の黄金都市「エルドラド」へ一番先に到達することを目指す、デッキ構築&レースゲームです。
プレイヤーは手札のカードを使用して、ゲーム盤上の自分のコマを進めたり、特殊効果を発揮することができます。

各プレイヤーの初期デッキは全員が同じ構成ですが、ゲームを進める中で新たなカードを市場から購入して、デッキを強化しながら自分だけのデッキを作り上げていきます。
デッキを構成するカードには協力者や役立つ道具などがあり、プレイヤーはそれぞれが獲得したカードの力を活用して、エルドラドを目指して進むこととなります。

ゲーム盤の各マスにはジャングルや川、岩場など様々な地形が描かれており、マスを進むには地形に対応したカードが必要になります。
また、地形とカードには「強さ」が設定されており、対応するカードを持っていても、強さが地形よりも劣っている場合は進入することはできません。
そのため、自分のデッキに合わせて進行ルートを設定する、先を見据えて強力なカードを購入しておくなど、他プレイヤーを出し抜くためには戦略を立てて挑む必要があります。

ゲームに慣れたら「洞窟」の選択ルールを追加することで、洞窟を探索して冒険に役立つトークン類を獲得できるようになるため、戦略の幅を広げることができます。
さらに、本作のゲーム盤はモジュラー式のため、自由に組み合わせて遊べることからリプレイ性も高くなっています。

- 『モダンアート』や『バトルライン』などのライナー・クニツィア氏の作品
- デッキ構築とレースゲームを融合させたゲームシステム
- 2~4人用の中量級ボードゲーム
- 2017年ドイツ年間ゲーム大賞ノミネート作品
関連動画

BGGにおける評価
世界中のボードゲーム愛好者が集うBGG(Board Game Geek)におけるランキング・評価などは次の通りです。
タイトル | The Quest for El Dorado |
タイプ | |
カテゴリ | |
メカニクス | |
推奨人数 | 2~4人 |
最適人数 | 2, 4人 |
原作販売年 | 2017年 |
評判・口コミの紹介
『エルドラドを探して』に関する反応や口コミなどを紹介します。
25.エルドラドを探して
— せいたか (@seitaka_bg) December 23, 2020
デッキ構築×レースの中量級
カードを使ってゴールを目指す
ルートに合わせてデッキをつくるのも面白いし、マップで若干インタラクションあるのもいい
マップのパターンも結構あるのでリプレイ性も⭕️
やる事が視覚的にわかりやすく初めてのデッキ構築にめちゃくちゃ向いてる pic.twitter.com/2vcQXG1egR
- シンプルなルールにもかかわらず、戦略性やリプレイ性が高い。
- デッキ構築ゲームの入門としてもオススメできる作品。
- カード運に左右される。
- ゲーム盤を作るために広い場所が必要になる。

プレイ経験者の評価は全体的に高い印象です。ルールもシンプルなので、家族や子供と遊ぶのにも向いています。
カード運の影響が大きいというコメントが散見されますが、「戦略性と運のバランスが丁度良い」というコメントもあるため、個人の好みに左右されそうです。
通販サイトのリンク
それぞれの通販サイトにおける検索結果のリンク集は次の通りです。
カードに合うスリーブ
『エルドラドを探して』のカードサイズと枚数、それに合うスリーブは次の通りです。
カードサイズ | 56×87mm |
カードの枚数 | 96枚 |
スリーブサイズ | ボードゲームサイズ |
ボードゲームサイズ用のスリーブをみる
ボードゲームサイズ用のスリーブを4種類紹介します。
①ホビーベース ボードゲームサイズ・ハード
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ハード | 58.5×90mm/0.1mm | 50枚 |
②ホビーベース ボードゲームサイズ・ソフト
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ソフト | 58×89mm/0.05mm | 100枚 |
③Engamesスリーブ アメリカンサイズ・ハード
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ハード | 58×89mm/0.1mm | 100枚 |
④Engamesスリーブ アメリカンサイズ・ソフト
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ソフト | 58×89mm/0.05mm | 100枚 |


エルドラドを探しての拡張
エルドラドを探して 新版 拡張 英雄と呪い
2022年1月に発売された第一弾拡張セット。
この拡張セットでは新たなルートとして「地形タイル」、ゲームの展開を大きく変える「英雄・魔物カード」やプレイヤーにデメリットを及ぼす「呪いトークン」などが追加された他、21枚のプロモカードも同梱されています。
エルドラドを探して 新版 拡張 ムイスカと危難
2022年11月に発売された第二弾拡張セット。
この拡張セットには「危難地形」と「ムイスカ族」の2つのモジュールが含まれており、様々な地形や選択ルールを追加したり、ムイスカ族が探検の手助けしてくれるようになります。


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