【ボドゲ紹介】クアント(QUANT)の遊び方や評判など

ボックスアートクアント
画像引用元:ArclightGames Official

『クアント(QUANT) 』は、増殖を繰り返しながら強力になっていく昆虫怪獣から都市を守り抜くことが目的のタワーディフェンス風ゲームです。

「ボルカルス」「レヴィアス」「ユグドラサス」に続く、怪獣災害戦略ボードゲーム第4弾になります。

2022年10月にクラウドファンディングが行われた作品で、2023年6月22日にアークライトより発売されます。

この記事では本作がどういったものか、プレイ経験者の口コミなどを交えて紹介します。

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クアント(QUANT)とは?

  • 限られた手札を使って都市を守るタワーディフェンス風のボードゲーム
  • 前作の植物怪獣『ユグドラサス』が朽ちた後の世界が舞台
  • 怪獣災害戦略シリーズ初のソロプレイに対応
  • 2~3人での協力プレイも可能

『クアント』は、プレイヤーがヨーロッパ方面司令官となり、昆虫型怪獣「クアント」からヨーロッパの7都市を守り抜くことが目的のタワーディフェンス風ゲームです。

プレイヤーは5枚の手札だけを使ってクアントとの戦いに挑みます。

しかし、手札にはプレイヤーが有利になるカードと、不利になるカードの両方が混ざっているため、手札のカードと使用するタイミングが重要になります。

また、「クアント」は増殖と結合を繰り返すことで、より多く・より強くなっていくため、計画的に撃退していく必要があります。

画像引用元:Makuake

手札と山札のカードを全て使い切ることで1ラウンドが終了し、3つ以上の都市が壊滅する前に3ラウンドを終えることができればゲームクリアとなります。

また、得点に応じてエンディングが変わるマルチエンディング形式を採用しており、2~3人での協力プレイも可能ですが、基本的にはソロ向けのゲームになっています。

画像引用元:ArclightGames Official

元々難易度は高めに設定されていますが、拡張セットが同梱されているため、クリア後も違った遊び方ができるようになっています。

「リテール版」と「Makuake限定豪華版」の違い

アークライトから一般発売されるのは「リテール版」になります。

クラウドファンディングのリターンであった「Makuake限定豪華版」とは主に以下の点が異なります。

  1. 追加作戦カード「汚泥爆弾」「遅れてきた英雄」がキラカードになる。
  2. 怪獣クアントの1000体結合形態「デミボルカ」カードがキラカードになる。
  3. 怪獣クアントの10体結合形態「ユニークス」カード15枚が、全て異なる15種のイラストを使用したユニークなカードになる。
クアントのプレイ情報
アークライト〔定価:6,930〕
¥5,309 (2024/05/18 22:03時点 | Amazon調べ)

ルールと遊び方

ゲームの詳細については、Makuakeのプロジェクトページもご確認ください。

カードのプレイ

各手番では、5枚の手札から1枚を選んで、カードの効果を使用します。

画像引用元:Makuake

カードにはプレイヤーを助ける「作戦カード」と、プレイヤーに不利益を及ぼす「脅威カード」があり、両方のカードが混ざった山札からカードを引いて手札を作ります

基本的にカードのプレイ順は自由のため、手札次第では怪獣を1つの都市に集め、集中砲火で撃退するといったコンボも可能です。

また、できるだけ自分に不利益を及ぼさないように、「脅威カード」を使用するタイミングも重要になります。

都市の防衛と壊滅

各都市には固有の防衛力があり、怪獣カードを置ける最大枚数が決まっています。

怪獣はラウンド開始時や脅威カードの効果によって出現し、防衛力を超える枚数の怪獣カードが置かれた都市は壊滅します。

3つの都市が壊滅するとゲームに敗北するため、防衛力を超えないように作戦カードで怪獣を撃退したり、他の都市に移動させていくことになります。

画像引用元:Makuake

怪獣の結合と撃退

毎手番のあと、怪獣同士が結合して強力な姿になり、固有の特殊能力を持つようになります。

怪獣は7種類に及び、最大1000体もの怪獣が結合します。

画像引用元:Makuake

怪獣は攻撃系の作戦カードを使うことで撃退できますが、強さが「威力臨界ゲージ」以下の怪獣しか倒すことができません。

「威力臨界ゲージ」は怪獣を倒すことで上がっていくため、怪獣に後れを取らないように計画的にゲージを上げていく必要があります。

画像引用元:Makuake

ゲームの終了条件

山札と手札が全て無くなると1ラウンドが終了します。

それを3回繰り返し、3ラウンド終了時点で5つ以上の都市を防衛することが出来ればゲームクリアとなります。

評判・口コミまとめ

『クアント』をプレイした人の口コミを紹介していきます。

評判の良い口コミ

ルールが簡単な1人向けゲームなので、ボドゲ初心者にもお勧めできる。

難易度が高くて遊びごたえがある。

気になる口コミ

難易度が高すぎる。

ソロプレイと協力プレイでは難易度が違う。

難易度が高すぎて、2~3回のプレイでは全くクリアできないというコメントが散見されました。

また、戦況は手札のカードに大きく左右されるため、運の要素が強いようです。

生の声(Twitter)

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スリーブと内容物

カードサイズと枚数、それに合うスリーブは次の通りです。

標準サイズ

カードサイズ:63×88mm
カードの枚数:31枚
スリーブサイズ:ポーカーサイズ

ポーカーサイズ用のスリーブをみる

ポーカーサイズ

ポーカーサイズ用のスリーブを5種類紹介します。

①ホビーベース T.C.G. ハード
タイプサイズ/厚み入数
ハード66×91.5mm/0.1mm50枚
②エポック レギュラーサイズ・ハード
タイプサイズ/厚み入数
ハード66×92mm/0.1mm80枚
③エポック レギュラーサイズ・ソフト
タイプサイズ/厚み入数
ソフト66×92mm/0.05mm110枚
④Engames スタンダードサイズ・ハード
タイプサイズ/厚み入数
ハード65×90mm/0.1mm100枚
⑤Engames スタンダードサイズ・ソフト
タイプサイズ/厚み入数
ソフト65×90mm/0.05mm100枚
※ノーマルサイズとジャストサイズの2種類があり、「ジャストサイズ」は64×89mmになります。

小型サイズ

カードサイズ:44×68mm
カードの枚数:135枚
スリーブサイズ:ミニユーロサイズ

ミニユーロサイズ用のスリーブをみる

ミニユーロサイズ

ミニユーロサイズ用のスリーブを4種類紹介します。

①ホビーベース ミニユーロサイズ・ハード
タイプサイズ/厚み入数
ハード47×71mm/0.1mm100枚
②ホビーベース ミニユーロサイズ・ソフト
タイプサイズ/厚み入数
ソフト46×70mm/0.05mm100枚
Engamesスリーブ ミニユーロサイズ・ハード
タイプサイズ/厚み入数
ハード46×69mm/0.1mm100枚
Engamesスリーブ ミニユーロサイズ・ソフト
タイプサイズ/厚み入数
ソフト46×69mm/0.05mm100枚
※ノーマルサイズとジャストサイズの2種類があり、「ジャストサイズ」は45×68mmになります。

内容物

画像引用元:ArclightGames Official
内容物の一覧をみる

・1体結合形態《ノーマル》:30枚
・3体結合形態《ソルジャー》:20枚
・10体結合形態《ユニークス》:20枚
・30体結合形態《ジェネラル》:20枚
・100体結合形態《ガーディアン》:20枚
・300体結合形態《マザー》:20枚
・1000体結合形態《デミボルカ》:5枚
・脅威カード:12枚
・作戦カード:14枚
・追加作戦カード:2枚
・都市ボード:7枚
・威力臨界ボード:1枚
・威力臨界マーカー:1個
・ラウンドマーカー:1個
・スタートプレイヤーマーカー:1個
・エンディングカード:3枚
・サマリーシート:3枚
・説明書:1冊
・機密書類(封筒):1セット

エラッタ/補足情報

記事作成時点で公開されているエラッタはありません。

なお、最新の情報は公式サイトをご確認ください。

販売情報

6月8日時点で、各ショップサイトにて予約受付が始まっております。

アークライト〔定価:6,930〕
¥5,309 (2024/05/18 22:03時点 | Amazon調べ)

各サイトの検索結果には、高額転売品や拡張など他商品が含まれる恐れがありますので、購入の際はご注意ください。

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