2~8人用の軽量級ボードゲーム『おばけキャッチ』を紹介します。
ルールも簡単なので子供から遊べますが、パーティーゲームとして大人だけでも楽しむことができます。
ゲーム概要
『おばけキャッチ』は写真カードのイラストに対応したコマを素早くつかみ取るアクション系のボードゲームです。
「白いおばけ」「赤いイス」「緑のビン」「青い本」「灰色のネズミ」の5種類のコマとイラストが描かれている写真カードから構成されています。
それぞれの写真カードには2つのイラストが描かれていますが、片方または両方の配色が実際のコマと異なっています。
片方のイラストがコマと同じ配色(例えば、緑のビンと赤いネズミ)で描かれている場合はそのコマ(緑のビン)を、両方のイラストがコマと異なる配色(例えば、緑のおばけと赤いネズミ)で描かれている場合は形も色も異なるコマ(青い本)をキャッチします。
写真カードからいかに素早く対応するコマを取得できるかを競うため、図形認識と反射神経がものを言うゲームです。
作品データ
タイトル | おばけキャッチ |
メカニクス | アクション |
デザイン | System: ジャック・ゼメ(Jacques Zeimet) Art: ガブリエラ・シルヴェイラ(Gabriela Silveira) |
プレイ時間 | 20分~30分 |
プレイ人数 | 2~8人 |
対象年齢 | 8歳以上 |
発売元 | メビウスゲームズ |
発売時期 | 2010年 |
定価 | 1,800円(税込) |
外箱の外寸 | (約)13.3cm×13.3cm×4.4cm |
BGG評価 | 6.7(2022年10月時点) |
内容物
・コマ 5種類
・写真カード 60枚
・説明書
カードスリーブ
『おばけキャッチ』のカードサイズと枚数、それに合うスリーブは次の通りです。
カードサイズ:59×91mm
カードの枚数:60枚
スリーブサイズ:ユーロサイズ
ユーロサイズ用のスリーブを5種類紹介します。
①ホビーベース ユーロサイズ・ハード
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ハード | 61×94mm/0.1mm | 50枚 |
②ホビーベース ユーロサイズ・ソフト
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ソフト | 61×94mm/0.05mm | 100枚 |
③ホビーベース ユーロサイズ・ソフト(両表面エンボスマット)
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ソフト(エンボス加工) | 60.5×92.5mm/0.05mm | 101枚 |
④Engames ユーロサイズ・ハード
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ハード | 61×93mm/0.1mm | 100枚 |
⑤Engames ユーロサイズ・ソフト
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ソフト | 61×93mm/0.05mm | 100枚 |
ゲームの準備(インスト)
準備にかかる時間は1分未満です。
30cm×30cm程度の場所でもプレイは可能かと思います。
ゲームの流れ
『おばけキャッチ』には2つの遊び方があります。
1.つかむ
2.本は声を!
また、どちらの遊び方にも以下の注意点があります。
1.つかむ
- スタートプレイヤーは山札からカードをめくり、全員が同時にイラストが見えるように素早く場に置く。
- すべてのプレイヤーは、対応するコマを素早くつかむことを目指す。
- 対応するコマを最初につかんだプレイヤーは、そのカードを受け取り、山札から次のカードをめくりゲームを続ける。
カードは大きく2種類に分かれており、対応するコマもそれぞれ異なります。
【正しい色で写っているモノがある場合】
片方のイラストがコマと同じ配色で描かれている場合はそのコマをつかむ。
【正しい色で写っているモノがない場合】
両方のイラストがコマと異なる配色で描かれている場合は形も色も異なるコマをつかむ。
2.本は声を!
基本的なルールは「1.つかむ」と同じです。
ただし、コマの取り方が本が写っている場合とそうでない場合で異なります。
【本が映っている場合(色は問わない)】
対応するコマをつかむ代わりに、コマの名前を言う。コマをつかんではいけない。
【本が映っていない場合】
対応する種類のコマをつかむ。
ゲームの終了
山札のカードが無くなったらゲームが終了します。
ゲームが終了した時点で最も多くのカードを獲得していたプレイヤーの処理です。
感想
2~8人で遊べる軽量級のボードゲーム『おばけキャッチ』を紹介しました。
アートワークから子供向けと思いがちですが、大人でも十分に楽しむことができます。むしろ大人の方が熱中して盛り上がるかもしれません。
木製のコマも可愛らしいくて、キャッチしやすい大きさ、形になっています。
プレイ途中で中断しても、その時点で獲得しているカードの枚数で勝敗を決めることができるので、短い空き時間を有効活用するのにも向いています。
ただし、図形認識と反射神経がものを言うゲームのため、トランプのスピードやカルタが苦手な人には向いていないかもしれません。
もしかしたらプレイすることで反射神経が鍛えられるかもしれませんので、機会がありましたら是非プレイしてみてください。
ちなみに3歳児と一緒に遊ぼうとしましたが、さすがにルール通りに遊ぶことはできませんでした。その代わり、カードに映っているものと同じコマを取ったり、色が違うことを認識しながら遊ぶことはできたので、知育おもちゃとしても向いているかもしれません。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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