1~5人用の中量級ボードゲーム『のびのびTRPG ザ・ホラー』を紹介します。
ゲーム概要
『のびのびTRPG ザ・ホラー』はお気軽に楽しめる、初心者向けのTRPG(テーブルトーク・ロール・プレイング・ゲーム)です。
各プレイヤーは高校生や警官などのキャラクターとなり、舞台となる「呪われた学校」や「廃墟の街」を冒険していきます。
ダイス判定やロールプレイ(役割の演技)を行い、アイテムや新しい仲間を得ながら、ラストミッションを全てのプレイヤーで協力して攻略することを目指します。
キャラクターの設定や冒険の舞台、シナリオは全てカードを用いるため、事前準備はほとんど必要ありません。
冒険をしながら、プレイヤー全員でワイワイガヤガヤと楽しむことを主体としたゲームです。
なお、1人プレイの場合は「カードをもとに物語を書く」という変則的な遊び方になります。
作品データ
タイトル | のびのびTRPG ザ・ホラー |
メカニクス | - |
デザイン | ゲームデザイン:今野隼史 イラスト:今野隼史 グラフィック:TANSAN 編集:刈谷圭司、田中秋帆 |
プレイ時間 | 30~60分 |
プレイ人数 | 1~5人 |
対象年齢 | 10歳以上 |
発売元 | アークライト |
発売時期 | 2017年8月26日 |
定価 | 3,850円(税込) |
外箱の外寸 | (約)21.5cm×16.5cm×3.1cm |
内容物
・PCカード:12枚
・光カード:30枚(+ブランクカード2枚)
・闇カード:30枚(+ブランクカード2枚)
・イントロダクションカード:8枚(+ブランクカード2枚)
・場面カード:64枚(+ブランクカード4枚)
・クライマックスカード:12枚(+ブランクカード2枚)
・GMタイル:1枚
・場面PCタイル:1枚
・矢印タイル:6枚
・遊び方説明書:1冊
・ゲーム進行カード:5枚
・6面体ダイス:6個
・説明書



イントロダクションカード


クライマックスカード
カードスリーブ
『のびのびTRPG ザ・ホラー』のカードサイズと枚数、それに合うスリーブは次の通りです。
・PCカード/ゲーム進行カード
カードサイズ | 80×120mm |
カードの枚数 | 17枚 |
スリーブサイズ | ラージユーロサイズ |
ラージユーロサイズ用のスリーブをみる
ラージユーロサイズ用のスリーブを3種類紹介します。
①ホビーベース ラージユーロサイズ・ハード
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ハード | 82×124mm/0.1mm | 50枚 |
②Engamesスリーブ 80×120mmカードサイズ・ハード
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ハード | 82×122mm/0.1mm | 100枚 |
③Engamesスリーブ 80×120mmカードサイズ・ソフト
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ソフト | 82×122mm/0.05mm | 100枚 |
・その他
カードサイズ:63×88mm
カードの枚数:156枚(うち12枚はブランクカード)
スリーブサイズ:ポーカーサイズ
ポーカーサイズ用のスリーブをみる
ポーカーサイズ用のスリーブを5種類紹介します。
①ホビーベース T.C.G. ハード
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ハード | 66×91.5mm/0.1mm | 50枚 |
②エポック レギュラーサイズ・ハード
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ハード | 66×92mm/0.1mm | 80枚 |
③エポック レギュラーサイズ・ソフト
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ソフト | 66×92mm/0.05mm | 110枚 |
④Engames スタンダードサイズ・ハード
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ハード | 65×90mm/0.1mm | 100枚 |
⑤Engames スタンダードサイズ・ソフト
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ソフト | 65×90mm/0.05mm | 100枚 |
ゲームの準備(インスト)
準備にかかる時間は1分前後です。
※プレイヤーキャラクター(以下、PC)カードを悩む時間は除きます。
60cm×60cm程度の場所はあった方が良いと思います。

感想
1~5人で遊べる中量級のボードゲーム(TRPG)『のびのびTRPG ザ・ホラー』を紹介しました。
書籍タイプの一般的なTRPGと違い、事前準備はほとんど不要でルールも簡単なものになっているため、初心者の方はもちろん、慣れた方がサクッとプレイするのにも向いているかと思います。
また、それぞれのカードにはブランクカードが付属しており、自分たちで物語を作ることもできます。

気になる点としては、冒険のシナリオをカードで決める都合上、そのままでは直前までの話とシナリオの辻褄が合わないことがあります。そこはプレイヤーがアドリブで辻褄を合わせることになるため、演技やアドリブが苦手な方には向いていないかもしれません。
また、ルールが簡単で自由度が高い分、TRPG初心者の人だけで行うとゲームを上手く進行することができず、楽しめない可能性があります。
かくいう自分も、最初に一人でプレイした際は正直何が面白いのか分かりませんでした。
しかし、複数人でプレイした際には、他プレイヤーのロールプレイやキャラクター間の掛け合いが楽しかったことを覚えています。
人は選ぶかもしれませんが、ゲームを通じて物語を思い描いたり、キャラクター同士の掛け合いを楽しみたい方にはおすすめできるゲームかと思いますので、TRPGに少しでも興味があるようでしたら一度プレイしてみてください。
初心者の方がプレイする際は、誰か1人でも経験者がいるとより楽しめるかと思います。
・TRPGに興味がある。
・ルールや準備は簡単なものが良い。
・アドリブや演技を楽しみたい。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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