
『マーベルゾンビーズ』は、マーベル作品のスーパーヒーローたちが登場する完全協力型ゲームです。
ゾンビ化したスーパーヒーローのフィギュアを操作して、SHIELDエージェントや生きているスーパーヒーローと対決しながらミッションクリアを目指していきます。
この記事では本作の概要や口コミ、評判などを中心に幅広く紹介します。
基本情報
本作の基本情報/商品概要は次の通りです。
タイトル | マーベルゾンビーズ |
メーカー | サニーバード |
プレイ人数 | 1~6人 |
プレイ時間 | 60分 |
対象年齢 | 14歳以上 |
デザイナー | Fabio Cury, Michael Shinall |
発売日 | 2023年8月25日 |
定価 | 17,800円(消費税10%込) |
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マーベルゾンビーズ | ||
1~6人 | 60分 | 14歳以上 |
ゾンビ化したスーパーヒーローのフィギュアを操作して、SHIELDエージェントや生きているスーパーヒーローと対決しながらミッションクリアを目指す協力ゲーム。 |
コンポーネント
『マーベルゾンビーズ』のコンポーネント/内容物は次の通りです。

内容物の一覧をみる
・両面マップタイル:9枚
・キャラクターコマ:87個
- ゾンビヒーロー:6個
- スーパーヒーロー:6個
- サブキャラクター:12個
- SHILEDエージェント:63個
・カード:136枚
・トークン類:41個
・プラスチック製ステータスボード:6枚
・カラーベース:6個
・ダイス:6個
・トラッカーキューブ:12個
ゲームの概要
『マーベルゾンビーズ』は、ゾンビ化したスーパーヒーローのフィギュアを操作して、SHIELDエージェントや生きているスーパーヒーローと対決する、完全協力型ゲームです。
ゾンビ化したスーパーヒーロー達は生きている人間を捕食し、貪欲な空腹を満たしながらミッションクリアを目指していきます。

『マーベルゾンビーズ』では10種類のストーリーミッションを収録しており、それぞれ異なるマップやシチュエーションでの戦いを楽しむことができます。
各プレイヤーの手番順は自由で、毎回好きなゾンビヒーローから移動や攻撃などのアクションを行います。
攻撃時はダイスを使った成功判定を行い、敵を倒すことで経験値を獲得します。

一定の経験値を獲得したゾンビヒーローはレベルが上がり、アクション回数が増えたり、より強力な特殊能力が使えるようになります。
ただし、ゾンビヒーローのレベルに応じて脅威度が上がり、一度に出現する敵の数が増えるため注意が必要です。

さらに、ターンの開始時やダイスロールの結果により、ゾンビヒーローの飢餓レベルが上昇していきます。
飢餓レベルが上がるほど、攻撃時に振れるダイスが増えて強くなりますが、最大レベルになると暴走状態となります。
暴走状態になると実行できるアクションが制限され、ラウンド終了時にはダメージを受けるようになします。
捕食攻撃に成功すると飢餓レベルが収まり、さらにサブキャラクターを捕食することで、そのキャラクター固有の能力が使用できるようになります。
1人以上のゾンビヒーローが倒れるとゲームに敗北するため、全員が生き延びたまま(?)ミッションクリアできるように行動することが重要になります。

ゲームの特徴
精巧なフィギュア
『マーベルゾンビーズ』には、スーパーヒーローを含む87体もの精巧なフィギュアが同梱します。
そのため、人によってはフィギュア塗装を楽しむこともできます。

キャラクターごとの個性
6人のゾンビヒーローはそれぞれ固有の攻撃方法や特殊能力を持っています。
さらに、敵側にいる6人のスーパーヒーローの他、SHIELDエージェントにも種類があり、それぞれに特徴があります。
武器集めは不要
オリジナルの『ゾンビサイド』では、より強力な武器を求めてマップを探索することもありました。
しかし、『マーベルゾンビーズ』ではゾンビヒーローの身体が武器になるため、武器集めは必要ありません。
飢餓レベル
『マーベルゾンビーズ』では、ゾンビの特性を活かした「飢餓レベル」が採用されています。
飢餓レベルは各ターンの開始時に自動的に上昇し、さらにダイスロールで攻撃に失敗したダイスの数でも上昇します。
飢餓レベルが上がるほど攻撃ダイスが増えて強力になりますが、最大レベルに達すると飢餓状態になり暴走します。
暴走すると特殊能力が使用できず、移動と捕食攻撃しかできない上に、毎ラウンドダメージを受けるため注意が必要です。
捕食
ゾンビヒーローには通常攻撃とは別に捕食攻撃があり、捕食攻撃に成功すると飢餓レベルを0に戻すことができます。
さらに、マップ上のサブキャラクターを捕食すると、そのキャラクター固有の能力を自分の能力として使用できるようになります。
ヒーローモード用のコンポーネント
『マーベルゾンビーズ』はゾンビ側ですが、ヒーロー側で遊べる独立拡張『マーベルゾンビーズ:X-men Resistance』で遊べるおまけのコンポーネントが付属します。
ただし、『マーベルゾンビーズ:X-men Resistance』は直販の受注生産のみで、一般流通の予定はありません。(2023年8月19日時点)
- フィギュアを使った完全協力型ゲーム
- 「ゾンビサイド」とマーベルのコラボ作品
- マーベル作品のスーパーヒーローたちが登場
- クラウドファンディングで900万ドル以上を集めたタイトル
- 1~6人用の中量級ボードゲーム
関連動画
BGGにおける評価
世界中のボードゲーム愛好者が集うBGG(Board Game Geek)におけるランキング・評価などは次の通りです。
タイトル | Marvel Zombies: A Zombicide Game |
タイプ | |
カテゴリ | |
メカニクス | |
推奨人数 | 1~6人 |
最適人数 | 2, 4人 |
原作販売年 | 2023年 |
出版当初はKickstarterの配送トラブルによる低評価も多かったため、ゲームシステムとしてはもう少し高い評価になる可能性があります。
評判・口コミの紹介
『マーベルゾンビーズ』に関する反応や口コミなどを紹介します。
- シンプルなルールながら、多くの戦術的な判断を求められる。
- マーベルファンには嬉しい。
- 特定のキャラクターの有無でゲームの難易度が変わるのが気になる。

個性的なヒーロー達をテーマに、能力もバランスよくゲームに組み込まれていて楽しいと、全体的に高く評価されていました。
特に造形にこだわったフィギュアの評価が高く、中にはフィギュアを目的にゲームを購入した人もいるようです。
また、今回新たに追加された「飢餓レベル」のシステムも好印象なコメントが寄せられていました。
カードに合うスリーブ
『マーベルゾンビーズ』には2種類のカードがあり、それぞれのカードサイズと枚数、それに合うスリーブは次の通りです。
70*110mmカードサイズ
カードサイズ | 70×110mm |
カードの枚数 | 12枚 |
70*110mmカードのスリーブをみる
70*110mmカードサイズ用のスリーブを3種類紹介します。
①Engamesスリーブ ミニアメリカンサイズ・ハード
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ハード | 72×112mm/0.1mm | 100枚 |
②Engamesスリーブ ミニアメリカンサイズ・ソフト
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ソフト | 72×112mm/0.05mm | 100枚 |
③Mayday Games ロストシティサイズ

タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ソフト | – | 100枚 |
ミニアメリカンサイズ
カードサイズ | 41×63mm |
カードの枚数 | 128枚 |
ミニアメリカンサイズ用のスリーブをみる
ミニアメリカンサイズ用のスリーブを3種類紹介します。
①ホビーベース ミニアメリカンサイズ・ハード
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ハード | 44×67mm/0.1mm | 100枚 |
②Engamesスリーブ ミニアメリカンサイズ・ハード
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ハード | 43×65mm/0.1mm | 100枚 |
③Engamesスリーブ ミニアメリカンサイズ・ソフト
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ソフト | 43×65mm/0.05mm | 100枚 |
拡張セット
X-men Resistance
「マーベルゾンビーズ」の独立拡張で、ゾンビを倒していくスーパーヒーローモードを遊ぶことができます。
「X-men Resistance」単体でも遊べますが、「マーベルゾンビーズ」と合わせることで、互いのキャラクターを使用することもできます。
なお、「X-men Resistance」は一般流通は基本的に予定しておらず、直販での受注生産がメインとなると公式でアナウンスされています。
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