『華曼荼羅』は、2人用の対戦カードゲーム「マンダラ」の世界観やプレイ感をもとに、最大4人プレイに対応したアブストラクトゲームです。
プレイヤーは手札からより多くのカードをプレイして、3か所のマンダラの完成を目指します。
この記事では本作のルール概要や評価などを紹介します。
本作はBGA(Board Game Arena)で遊ぶことができます。
華曼荼羅の基本情報
本作の基本情報/商品概要は次の通りです。
タイトル | 華曼荼羅 日本語版 |
種別 | 基本セット |
出版社 | ホビージャパン |
プレイ人数 | 2〜4人 |
プレイ時間 | 約30分 |
対象年齢 | 10歳以上 |
発売日 | 2024年6月 |
定価 | 4,950円(消費税10%込) |
コンポーネント
『華曼荼羅』のコンポーネント/内容物は次の通りです。
・布製プレイマット:1枚
・カード:90枚(6色×15枚)
・花タイル:36枚(裏面が黒色と白色の2種類×18枚)
・マーカー:3つ
・ルールシート
ゲームの遊び方
ゲームの準備
中央にプレイマットを敷き、シャッフルしたカードと2種類の花タイルの山札をプレイマットの上に置きます。
プレイマットに描かれた3か所のマンダラの中央に、山札から引いた2種類の花タイルとマーカーを1つずつ配置します。
さらに、各プレイヤーに所定の枚数のカードを配ったらゲームを開始します。
ゲーム開始時の手札の枚数は、スタートプレイヤーが5枚で、残りのプレイヤーは時計回りの順番にそれぞれ6枚、7枚、8枚となります。
ゲームの流れ
ゲームの終了がトリガーされるまで、スタートプレイヤーから時計回りの順番で手番を繰り返し行います。
各手番では、次の4つの処理を順番に実行します。
- 手札からカードをプレイする
- 山札からカードを引く
- マーカーを確認する
- マンダラを完成させる
1.手札からカードをプレイする
手札から1枚以上の同じ色のカードを選び、1つのマンダラにプレイします。このとき、プレイしたカードの枚数が見えるように、マンダラの自分の側に広げます。
カードや花タイルは6色があり、プレイしたカードがマンダラに新たに追加された色の場合は表向きに、同じ色のカードまたは花タイルが既にある場合は裏向きにカードを広げます。
Cyrilは3枚の緑色のカードをプレイしたが、既にAliceが緑色のカードをプレイ済みのため、Cyrilはカードを裏向きで広げます。
2.山札からカードを引く
プレイしたカードが1枚だけの場合、手札が8枚になるか、最大4枚のカードを引くまで、山札から新たなカードを引いて手札に加えます。
ただし、2枚以上のカードをプレイした場合は新たなカードを引くことはできません。また、手札が0枚の場合は少なくとも1枚のカードを引く必要があります。
3.マーカーを確認する
マンダラに表向きのカードが1枚以上あるプレイヤーの、プレイ済みのカード(表面/裏面)の合計枚数を確認します。
合計枚数が他プレイヤーよりも多い場合、マーカーを取って自分のカードの上に配置します。
表向きのカードが1枚もない場合、この処理をスキップします。
Cyrilが紫のカードをプレイした結果、全員が表向きのカードを1枚以上持っている状態になりました。
合計枚数はAliceが1枚、Bettyが2枚、Cyrilが4枚のため、CyrilはBettyからマーカーを取って自分のカードの上に配置します。
4.マンダラを完成させる
カードと花タイルを含めて、6色全てが揃うとマンダラが完成します。
マンダラが完成した時点でマーカーを持つプレイヤーは、マンダラに置かれた2種類どちらかの花タイルを獲得します。
さらに、2番目にカード枚数が多いプレイヤーがもう一枚の花タイルを獲得します。
花タイルを獲得したプレイヤーは、マンダラにある全てのカードを捨て札にして、それ以外のプレイヤーは全てのカードを手札に回収します。
その後、2種類の山札から1枚ずつ引いた花タイルをマンダラに置いてゲームを継続します。
ゲームの終了
以下のいずれかの条件を満たすとゲームが終了します。
- 誰かが3つめの花を完成させた。
- 花タイルの山札が枯渇して、マンダラに新たなタイルが配置できなかった。
ゲーム終了時点で持っている全ての花タイルの点数を合計して、最も点数の高いプレイヤーの勝利となります。
最初に未完成の花タイルの点数を確認します。
- 花タイルに描かれたアイコンの数と同じ点数を獲得します。
- 「×3」の花タイルは0点です。
続いて、完成した花タイルの点数を獲得します。
- 「×3」の花タイルがある場合、もう片方の点数が3倍になります。
- それ以外の場合、低い方の点数を2倍にして高い方の値に加算します。
BGGにおける評価
世界中のボードゲーム愛好者が集うBGG(Board Game Geek)におけるランキング・評価などは次の通りです。
タイトル | Flowers: A Mandala Game |
デザイナー | Trevor Benjamin Brett J. Gilbert |
カテゴリ | カードゲーム アブストラクトゲーム |
メカニズム | エリアマジョリティ ハンドマネジメント 場札の獲得 セットコレクション |
推奨人数 | ー |
最適人数 | ー |
原作販売年 | 2024年 |
評判・口コミの紹介
『華曼荼羅』や、前作の『マンダラ』に関する反応や口コミなどを紹介します。
通販サイトのリンク
それぞれの通販サイトにおける検索結果のリンク集は次の通りです。
カードに合うスリーブ
『華曼荼羅』のカードサイズと枚数、それに合うスリーブは次の通りです。
カードサイズ: | 確認中 |
カードの枚数: | 90枚 |
スリーブサイズ: | 確認中 |
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