『クトナー・ホラ:銀の町』は、14世紀のボヘミアの銀の町クトナー・ホラを舞台に、自らのギルドを率いて都市を発展させていく経済発展&都市開発ゲームです。
プレイヤーは採掘、土地の購入、許可証の取得、建物の建設、収益の獲得、聖バルバラ大聖堂の建設などのアクションを通じて最も影響力のあるギルドリーダーとなることを目指します。
この記事では本作のルール概要や評価などを紹介します。
クトナー・ホラ:銀の町の基本情報
本作の基本情報/商品概要は次の通りです。
タイトル | クトナー・ホラ:銀の町 日本語版 |
種別 | 基本セット |
出版社 | ホビージャパン |
プレイ人数 | 2〜4人 |
プレイ時間 | 約60~120分 |
対象年齢 | 13歳以上 |
発売日 | 2024年5月 |
定価 | 9,350円(消費税10%込) |
コンポーネント
『クトナー・ホラ:銀の町』のコンポーネント/内容物は次の通りです。
・両面仕様クトナー・ホラボード:1枚
・市役所ボード:1枚
・ラウンドトラック:1枚
・2層式プレイヤーボード:4枚
・カードスタンド:2台
・聖バルボラタイル:11枚
・ペリカントークン:18枚
・貴族トークン:12枚
・建物タイル:36枚
・鉱山タイル:27枚
・採掘技術タイル:4枚
・コイン:53枚
・カード:95枚
・ラウンドマーカー:1個
・税金マーカー:1個
・家駒:48個
・鉱夫駒:36個
・区画マーカー:12個
・生産力マーカー:24個
・名声マーカー:4個
・得点マーカー:4個
・ルールブック
・プレイヤーエイド:4枚
ほか
人口カードと鉱石カードの代わりとなり、プレイヤーの収入を計算することができるコンパニオンアプリが公開されています。
ゲームの概要
ゲームの流れ
ゲームは、4人プレイでは5ラウンド、2~3人プレイでは6ラウンドに渡って行われ、ラウンドごとに各プレイヤーは順番に3手番を行います。
プレイヤーは同じ6枚のカードを手札に持ち、各手番では2枚のアクションカードを選択してプレイします。ただし、3回目の手番では1枚しかプレイできません。
カードには2種類のアクションが記されており、選択した1つのアクションを実行します。ただし、それぞれのカードはラウンドごとに1度しかプレイできません。
全プレイヤーが3手番、合計5回のアクションを実行したらラウンドが終了します。
所定のラウンドを終えるとゲームが終了し、最終的により多くの勝利点を獲得したプレイヤーの勝利となります。
アクションの概要
カードには「採掘」「建物の建設権の獲得」「土地の購入」「建物の建築」「収益の獲得」「聖バルバラ大聖堂の建設」の6種類のアクションがあります。
プレイヤーは採掘した鉱石や建設した建物から得た収益を使い、建設権や土地を購入して、新たな建物を建築するといったことを繰り返していきます。
建物を建築することで資源の生産量を増加させたり、自身の評判を高めるなど、複数の効果を得ることができます。
また、建物タイルの左上にあるアイコンが隣合うように配置することで、ゲーム終了時に勝利点を得ることができます。
さらに、建設した建物に関連する資源の価値が上がり、アクションで必要なコストが増大することもあります。
ただし、プレイヤーはゲーム開始時に3種類のギルドに所属しており、所属するギルドの建物しか建設することはできません。
6種類ある建物は、それぞれ価値が変動する資源も異なるため、3種類の資源の価値や、その資源を必要とするアクションのコストは他プレイヤーの行動に影響することになります。
その他にも、収益獲得時に10金を支払って貴族を評議会に配置したり、建物から獲得したペリカントークンを使って聖バルバラ大聖堂の建設と追加アクションの実行などを行うことができます。
ラウンドの終了
全プレイヤーが3手番、合計5回のアクションを実行したらラウンドが終了します。
ラウンドが終了したら、各プレイヤーは税金を支払います。このとき、現在のラウンドで示される評判を失うことで税金を支払わないことも選択できます。
さらに、評議会に配置した貴族の効果によって、条件を満たした全てのプレイヤーが追加の勝利点を獲得します。
ゲームの終了
プレイヤー人数に応じたラウンドを終えるとゲームが終了します。
各プレイヤーはゲーム中に獲得した勝利点に加えて、建築した建物の数や採掘した鉱山の状況、所持金、評判などから最終的な勝利点を計算します。
最終的に最も多くの勝利点を獲得したプレイヤーの勝利となります。
BGGにおける評価
世界中のボードゲーム愛好者が集うBGG(Board Game Geek)におけるランキング・評価などは次の通りです。
タイトル | Kutná Hora: The City of Silver |
デザイナー | Ondřej Bystroň, Petr Čáslava, Pavel Jarosch |
タイプ | 戦略ゲーム |
カテゴリ | 経済/経営 都市建設 中世 |
メカニズム | ハンドマネジメント タイル・カード配置 プレイヤー別固有能力 |
推奨人数 | 2~4人 |
最適人数 | 3~4人 |
原作販売年 | 2023年 |
評判・口コミの紹介
『クトナー・ホラ:銀の町』に関する反応や口コミ、評判などを紹介します。
通販サイトのリンク
それぞれの通販サイトにおける検索結果のリンク集は次の通りです。
カードに合うスリーブ
『クトナー・ホラ:銀の町』のカードサイズと枚数、それに合うスリーブは次の通りです。
カードサイズ: | 63×88mm |
カードの枚数: | 95枚 |
スリーブサイズ: | ポーカーサイズ |
ポーカーサイズ用のスリーブを5種類紹介します。
①ホビーベース T.C.G. ハード
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ハード | 66×91.5mm/0.1mm | 50枚 |
②エポック レギュラーサイズ・ハード
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ハード | 66×92mm/0.1mm | 80枚 |
③エポック レギュラーサイズ・ソフト
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ソフト | 66×92mm/0.05mm | 110枚 |
④Engames スタンダードサイズ・ハード
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ハード | 65×90mm/0.1mm | 100枚 |
⑤Engames スタンダードサイズ・ソフト
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ソフト | 65×90mm/0.05mm | 100枚 |
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