
『カルカソンヌ』は、地形タイルを1枚ずつ中央の場に繋げていきながら、城塞都市や道などの施設を占有していく定番のタイル配置ゲームです。
タイルには様々な施設が描かれており、プレイヤーは山札から引いたタイルを図柄が繋がるように配置して施設を大きくしたり、コマを置いて占有することで得点します。
この記事では本作の評判やレビュー評価などを中心に紹介します。
カルカソンヌ 21の基本情報
本作の基本情報/商品概要は次の通りです。
タイトル | カルカソンヌ21 |
メーカー | メビウスゲームズ |
プレイ人数 | 2~5人 |
プレイ時間 | 30~45分 |
対象年齢 | 7歳以上 |
デザイナー | Klaus-Jürgen Wrede |
発売日 | 2022年1月25日 |
定価 | 3,800円(消費税10%込) |
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カルカソンヌ21 | ||
2~5人 | 30~45分 | 7歳以上 |
地形タイルを1枚ずつ繋げていきながら、城塞都市や道などの施設を占有したり、他プレイヤーを妨害して勝利を目指す定番のタイル配置型ゲーム。 |
コンポーネント
『カルカソンヌ 21』のコンポーネント/内容物は次の通りです。

内容物の一覧をみる
・地形タイル:72個
・ミープル(コマ):40個
・修道院長コマ:5個
・得点ボード:1枚
・ルールブック:1冊
・川タイル:12個
・名所タイル:6個
『カルカソンヌ 21』は『カルカソンヌJ』の後継にあたります。
「川」と「修道院長」といった追加ルール用のタイルはどちらも同梱されていますが、『カルカソンヌJ』に含まれていた「日本の観光地タイル」は収録されません。
その他はボックスアートが一新された以外、ゲームの内容などに違いはありません。
ゲームの概要
『カルカソンヌ』は、地形タイルを1枚ずつ中央の場に繋げていきながら、城塞都市や道などの施設を占有していく定番のタイル配置ゲームです。
タイルには草原、道路、都市など、様々な施設が描かれており、プレイヤーは順番に山札からランダムに引いたタイルを既に並べられているタイルの地形や施設と図柄が繋がるように配置していきます。

また、タイルを配置する際にそのタイルに描かれた施設の上に自分のミープル(コマ)を置くことで、その場所を占有することができます。
占有した道が繋がったり、都市が塀で囲われて完成すると、施設の種類や繋がっているタイルの枚数に応じて得点を獲得します。

ただし、1つの施設に配置できるミープルは基本的に1人までとなります。既に他プレイヤーのミープルが置かれた施設にタイルを繋げた場合、そのタイルに自分のミープルを置くことはできません。
そのため、相手プレイヤーのミープルが置かれている都市や道がある場合、あえて狭いうちにタイルを配置して完成させて、相手の得点が少なくなるように妨害するといった戦略を取ることも可能です。
ミープルを置いたタイル同士が後から繋がることで、1つの施設に複数のプレイヤーのミープルが置かれる場合があります。その場合は施設に置かれたミープルの数が多いプレイヤーの得点となります。

ミープルは7体しか無く、一度置いたミープルは施設が完成するまで他の場所に置き直すことはできません。
そのため、施設を完成させる目途が立つか、他プレイヤーの狙いは何かも考えながらタイルやミープルを配置することが重要となります。
全ての地形タイルを置いた時点でゲームが終了し、最も多くの得点を獲得したプレイヤーが勝利となります。

・タイル配置型の定番ボードゲームで、Wikipediaにページが作られるほど。
・プレイ人口が多く、カルカソンヌの世界大会も開催されている。
・タイルやミープルを配置するだけのシンプルなルールながら戦略性が高い。
・『カルカソンヌ 21』には、『カルカソンヌJ』の「日本の観光地タイル」が同梱されない。
カルカソンヌ21の関連動画
BGGにおける評価
世界中のボードゲーム愛好者が集うBGG(Board Game Geek)におけるランキング・評価などは次の通りです。
タイトル | Carcassonne |
タイプ | |
カテゴリ | |
メカニズム | |
推奨人数 | 2~5人 |
最適人数 | 2人 |
原作販売年 | 2000年 |
評判・口コミの紹介
『カルカソンヌ』に関する反応や口コミなどを紹介します。
- ルールは単純ながら戦略性がある。
- 定番の名作ボードゲーム
- 引くタイルに左右されるため、運の要素が強い。
- タイルが予期せぬ方向に配置されると場所が足りなくなる。
カードに合うスリーブ
『カルカソンヌ21』にはカード型のコンポーネントは含まれていないため、スリーブは必要ありません。
拡張/シリーズ
本作は多くの拡張/シリーズが発売されていますが、現在流通していないものも多くあります。今回はその中の一部を紹介します。
カルカソンヌ:霧に浮かぶ亡霊
2023年2月に発売された、カルカソンヌシリーズ初の協力型ボードゲーム。
基本的なゲームシステムはこれまで通りながら、各プレイヤーが協力しながら目標の得点に達することを目指します。また、亡霊コマが置かれすぎると敗北するなどの新たな要素が追加されています。

カルカソンヌ21 | ||
2~5人 | 30~45分 | 7歳以上 |
地形タイルを1枚ずつ繋げていきながら、城塞都市や道などの施設を占有したり、他プレイヤーを妨害して勝利を目指す定番のタイル配置型ゲーム。 |
カルカソンヌJ 日本語版
2016年8月に発売された作品で、『カルカソンヌ21』の前作にあたります。
追加セットの「川」と「修道院長」に加えて、本作限定の日本の観光地タイルが同梱されています。
※「川」と「修道院長」は『カルカソンヌ21』にも同梱。
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