『サンライズ・レーン』は、2012年に出版されたライナー・クニツィア氏の「ロンド」のリメイク作で、住宅や公園を建設して町づくりを行うゲームです。
プレイヤーはより良い土地に、より高い住宅の建設を目指しながら、「高さ」「配置数」「グループ」の3種のエリアマジョリティで得点を競い合います。
この記事では本作の概要や評判、口コミ、スリーブなど幅広く紹介しますので、何か少しでも参考になりましたら幸いです。
『サンライズレーン』の基本情報
タイトル | サンライズ・レーン |
種別 | 基本セット |
出版社 | アークライト |
デザイナー | ライナー・クニツィア |
プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ時間 | 45分 |
対象年齢 | 8歳以上 |
発売日 | 2024年4月18日 |
定価 | 6,930円(消費税10%込) |
コンポーネント
・ゲーム盤:1枚
・カード:55枚
・親マーカー:1枚
・得点マーカー:4個
・50+/100+トークン:4個
・家コマ:112個
・公園トークン:20個
・早見表タイル:1枚
・ルール説明書:1冊
ゲームの概要
『サンライズ・レーン』は、住宅や公園を建設して得点を競い合う、ライナー・クニツィア氏による「ロンド」のリメイク作です。
ゲームボードの「マス」と「カード」にはそれぞれ赤/青/黄/緑/紫の5色があり、さらにマスには1~5のいずれかの目が描かれています。
各プレイヤーは最大5枚の手札を持ち、手札からプレイしたカードと同じ色のマスに住宅コマを配置します。
また、同じ色のカードを複数同時にプレイすることで「2階建て」や「3階建て」の住宅を建設し、「マスの目の数」×「そのマスの住宅の数」の得点を獲得します。
手番では手札が許す限り好きなだけ住宅を建設できますが、いずれかのプレイヤーが配置済みの住宅や公園に隣接する空スペースに建設しなければなりません。
そのため、各プレイヤーは手札や建設する場所を調整しながら、より目の数が多いマスに、より高い住宅を建設することを目指すことになります。
さらに、ゲーム終了時には「住宅の高さ」「配置した数」「グループ」の3種類のエリアマジョリティで競い合います。
最終的に最も多くの得点を獲得したプレイヤーの勝利となります。
ルール・遊び方
ゲームの準備
中央にゲームボードや公園タイルなどを配置します。
各プレイヤーに3枚の手札と、プレイヤー人数に応じた数の住宅コマを配ったらゲームを開始します。
ゲームボードとカード
ゲームボードには、1~5の目が描かれたマスがあり、それぞれ赤/青/黄/緑/紫の5色があります。
また、カードもマスと同色の5種類があります。
手番のアクション
各プレイヤーは順番に、「建設」または「カードを引く」のいずれかのアクションを実行します。
建設
各プレイヤーは配置済みの住宅や公園に隣接する空スペースに、住宅コマまたは公園タイルを配置します。
住宅コマは手札が許す限り好きなだけ配置することができ、全ての建設を終えたら山札からカード1枚引いて手番を終了します。
住宅コマの配置
プレイヤーは手札からプレイしたカードと同じ色のマスに、自分の住宅コマを配置します。
同色のカードを複数同時にプレイすることもでき、複数カードを同時プレイした場合はカード枚数に等しい数の住宅コマを同じマスに重ねて配置します。
なお、同じマスには最大5個の住宅コマを配置できます。
配置した「マスに描かれた目の数」と「住宅コマの数」に応じて得点します。
(例)
マスの目の数:3 × 住宅コマの数:1 = 3点
マスの目の数:5 × 住宅コマの数:5 = 25点
公園タイルの配置
プレイヤーは手札から任意のカードをプレイすることで、ラウンドごとに1回まで住宅の代わりに公園を建設することができます。
なお、公園タイル自体に得点はありません。
カードを引く
山札から2枚のカードを引きます。
カードを引いたあと、手札が5枚を超えた場合は5枚になるまでカードを捨てる必要があります。
ゲーム終了
いずれかのプレイヤーの残りの住宅コマが2個以下となったラウンドでゲームが終了します。
また、ゲームボードは4つのエリアに分けられており、それぞれ「高さ」と「配置数」を競い合います。
さらに、コマを隣接させてより多くの住宅コマで構成したグループを作成することでもボーナス点を獲得し、最終的に最も多く得点したプレイヤーの勝利となります。
<高さボーナス>
対象のエリア内で、同じマスにより多くの住宅コマを重ねて配置したプレイヤーがボーナス点を獲得する。
<配置数ボーナス>
対象エリア内で、(高さに関係なく)より多くの住宅コマを配置したプレイヤーがボーナス点を獲得する。
<グループボーナス>
ゲームボード全体で、より多くの住宅コマでグループを作成したプレイヤーがボーナス点を獲得する。
BGGにおける評価
世界中のボードゲーム愛好者が集うBGG(Board Game Geek)におけるランキング・評価などは次の通りです。
タイトル | Sunrise Lane |
版元 | Horrible Guild |
デザイナー | Reiner Knizia |
タイプ | 家族/子供向き |
カテゴリ | カードゲーム 都市建設 |
メカニクス | エリアマジョリティ ハンドマネジメント |
推奨人数 | 2~4人 |
最適人数 | 3~4人 |
原作販売年 | 2023年 |
評判・口コミまとめ
『サンライズ レーン』に関する反応や口コミなどを紹介します。
総括・まとめ
『サンライズ・レーン』の特徴や評判などをまとめると次の通りです。
販売状況/関連情報
2024年3月14日時点における販売/予約状況やエラッタの有無などは次の通りです。
販売状況 | 予約受付中 |
公式ページ | サンライズ・レーン |
エラッタ | 報告なし(最新情報はこちら) |
BGG | Sunrise Lane |
BGA | 未登録 |
なお、海外ではプロモパック『Sunrise Lane: Double Park』が出版されていますが、国内での取り扱いは未定となっています。
通販サイトのリンク
それぞれの通販サイトにおける検索結果のリンク集は次の通りです。
カードに合うスリーブ
『サンライズ・レーン』のカードサイズと枚数、それに合うスリーブは次の通りです。
カードサイズ: | 63mm×89mm |
カードの枚数: | 55枚 |
スリーブサイズ: | ポーカーサイズ |
ポーカーサイズ用のスリーブを5種類紹介します。
①ホビーベース T.C.G. ハード
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ハード | 66×91.5mm/0.1mm | 50枚 |
②エポック レギュラーサイズ・ハード
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ハード | 66×92mm/0.1mm | 80枚 |
③エポック レギュラーサイズ・ソフト
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ソフト | 66×92mm/0.05mm | 110枚 |
④Engames スタンダードサイズ・ハード
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ハード | 65×90mm/0.1mm | 100枚 |
⑤Engames スタンダードサイズ・ソフト
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ソフト | 65×90mm/0.05mm | 100枚 |
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