
『アルナックの失われし遺跡』は、秘境の島での探索、研究、アイテムの獲得などを行いながら勝利点を獲得していく、デッキ構築&ワーカープレイスメントゲームです。
この記事では本作の概要や評判、口コミ、スリーブなど幅広く紹介します。
アルナックの失われし遺跡の基本情報
本作の基本情報/商品概要は次の通りです。
タイトル | アルナックの失われし遺跡 |
メーカー | ホビージャパン |
プレイ人数 | 1~4人 |
プレイ時間 | 30~120分 |
対象年齢 | 12歳以上 |
デザイナー | Elwen, Mín |
発売日 | 2021年2月 |
定価 | 7,700円(消費税10%込) |
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アルナックの失われし遺跡 | ||
1~4人 | 30~120分 | 12歳以上 |
秘境の島での探索、研究、アイテムの獲得などを行いながら勝利点を獲得していく、デッキ構築&ワーカープレイスメントゲーム。 |
コンポーネント
『アルナックの失われし遺跡』のコンポーネント/内容物は次の通りです。

内容物の一覧をみる
・メインボード:1枚
・サプライボード:1枚
・プレイヤーボード:4枚
・基本カード:16枚(4色×4枚)
・恐怖カード:19枚
・アイテムカード:40枚
・遺物カード:35枚
・考古学者フィギュア:8個(4色×2個)
・拡大鏡トークン:4個(4色×1個)
・手帳トークン:4個(4色×1個)
・場所タイル:16枚(レベル1:10枚、レベル2:6枚)
・偶像タイル:16枚
・守護者タイル:15枚
・助手タイル:12枚
・研究ボーナスタイル:18枚
・寺院タイル:24枚(3種類)
・封鎖タイル:5枚
・ライバルアクションタイル:15枚
・コイントークン:27個
・方位磁針トークン:27個
・石版トークン:16個
・矢じりトークン:12個
・宝石トークン:9個
・予備タイル:10枚
・開始プレイヤーマーカー:1個
・月の杖:1個
・早見表シート:4枚
・得点シート:1冊
・ルールブック:1冊
ゲームの概要
各手番では、1つのメインアクションに加えて、フリーアクションを好きなだけ実行することができます。
メインアクションには「土地の発掘」や「新たなカードの獲得」などがあり、一部のアクションを実行するにはアクションスペースへのワーカーの配置が必要となります。

なお、本作のカードは左上に「移動力」、下部に「効果」の2つのセクションがあります。各プレイヤーは対応する移動力を手札から支払うことで、自分のワーカーをアクションスペースに配置することができます。

また、手持ちの資源を支払うことで、新たなカードを獲得したり、研究を行って助手や勝利点を獲得することもできます。
繰り返しアクションを行い、2体のワーカーを全て配置したり、手札のカードを使い切るなど、全員が行える(もしくは行いたい)アクションが無くなったらラウンドが終了します。
5ラウンドを終えるとゲームが終了し、デッキのカードや研究の進捗状況などから勝利点を計算して、最終的に最も多くの勝利点を獲得したプレイヤーの勝利となります。

アクションの内容や特徴
土地の発掘
発掘ポイントにワーカーを配置することで、お金や方位磁石、石板といった資源を獲得することができます。
獲得した資源はカードの購入や研究など、様々なアクションで利用します。

新たな土地の開拓
新しい発掘ポイントにワーカーを派遣することで、新しい発掘ポイントを開拓することができます。
土地の開拓には相応の資源や移動力が必要ですが、より多くの資源が獲得できるようになります。
土地を守る守護者の撃退
新たな土地を開拓すると、その土地を守る守護者が目覚めてプレイヤーを攻撃します。
ワーカーを派遣し、必要コストを支払って撃退することができれば、勝利点や追加アクションを獲得することができます。
ただし、ワーカーと守護者が同じスペースにいる状態でラウンドが終了すると、そのプレイヤーは不利益を被るため注意が必要となります。
なお、新たな土地で獲得できる資源や守護者は、土地を開拓する度にランダムに決定します。

アイテムカード/遺物カードの獲得
コインや方位磁石といった資源を支払うことで、場からアイテムカードや遺物カードを購入することができます。
カードには勝利点が設定されており、移動力や効果も初期カードよりも強力であるため、新たなカードを購入しながらデッキを強化していうことが重要となります。

手札カードのプレイ
手札からカードをプレイすることで、資源の獲得やアクションで必要なコストの低減など、カードごとに様々な効果を得ることができます。
また、稲妻のアイコンが描かれたアイコンはフリーアクションとして何枚でも実行することができます。

研究
コストを支払って研究を行うことで、研究トラックを1マス進めることができます。
トラックを進めるごとに資源や助手を獲得して、助手の効果により追加のアクションが実行できるようになります。
また、トラックを進めて「失われた寺院」に辿り着くことで、より多くの勝利点を獲得できます。

- 秘境探索がテーマのデッキ構築&ワーカープレイスメントゲーム
- 手番中はメインアクションに加えて、無制限のフリーアクションを実行できる。
- 2021年ドイツ年間エキスパートゲーム大賞ノミネート作品
- AIとの対戦形式でのソロプレイが可能
- 1プレイは30~120分程度
- 1~4人用の中量級ボードゲーム
アルナックの失われし遺跡の関連動画
BGGにおける評価
世界中のボードゲーム愛好者が集うBGG(Board Game Geek)におけるランキング・評価などは次の通りです。
タイトル | Lost Ruins of Arnak |
タイプ | |
カテゴリ | |
メカニクス | |
推奨人数 | 1~4人 |
最適人数 | 3人 |
原作販売年 | 2020年 |
評判・口コミの紹介
『アルナックの失われし遺跡』に関する反応や口コミなどを紹介します。
- 手札やアイテムにより戦略も変わるため、リプレイ性が高い。
- 秘境探索のテーマを上手くゲームに取り込んでおり、アートワークも良い。
- 処理が多く、ダウンタイムが長くなる。
- ランダムな要素が多い。

ゲームバランスを含めて全体的に好評で、リプレイ性も高いため何度もプレイしたくなる人も多いようです。
ただ、フリーアクションが好きなだけ実行できる分、ダウンタイムが長くなるところや、プレイヤー間のインタラクションが控えめな点を気にするコメントも散見されました。
カードに合うスリーブ
『アルナックの失われし遺跡』のカードサイズと枚数、それに合うスリーブは次の通りです。
カードサイズ | 63×88mm |
カードの枚数 | 110枚 |
スリーブサイズ | ポーカーサイズ |
ポーカーサイズ用のスリーブをみる
ポーカーサイズ用のスリーブを5種類紹介します。
①ホビーベース T.C.G. ハード
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ハード | 66×91.5mm/0.1mm | 50枚 |
②エポック レギュラーサイズ・ハード
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ハード | 66×92mm/0.1mm | 80枚 |
③エポック レギュラーサイズ・ソフト
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ソフト | 66×92mm/0.05mm | 110枚 |
④Engames スタンダードサイズ・ハード
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ハード | 65×90mm/0.1mm | 100枚 |
⑤Engames スタンダードサイズ・ソフト
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ソフト | 65×90mm/0.05mm | 100枚 |
アルナックの失われし遺跡の拡張
アルナックの失われし遺跡:調査隊長
2022年11月に発売された拡張第一弾。
それぞれ固有能力を持った6人のユニークキャラクターや、新しい研究トラックなどが追加されます。


アルナックの失われし遺跡 | ||
1~4人 | 30~120分 | 12歳以上 |
秘境の島での探索、研究、アイテムの獲得などを行いながら勝利点を獲得していく、デッキ構築&ワーカープレイスメントゲーム。 |
アルナックの失われし遺跡:消えた調査隊
2023年11月に発売される第二弾拡張セット。
新しいカードや研究トラックに加えて、 1〜2人で遊べる協力型のキャンペーンシナリオなどが追加されます。


アルナックの失われし遺跡 | ||
1~4人 | 30~120分 | 12歳以上 |
秘境の島での探索、研究、アイテムの獲得などを行いながら勝利点を獲得していく、デッキ構築&ワーカープレイスメントゲーム。 |
1人ゲーム用のミニ拡張ルール
公式サイトに公開されているデータを印刷してカードを自作することで、『ライバルの目的』『紫アクション』の2つのミニ拡張が遊べます。
これらを導入することで、より歯ごたえのあるソロプレイを楽しむことができます。
プロモカード
『プレイ・ホビージャパン!』のキャンペーン参加店にて、3回に渡り以下のプロモカードの配布が行われました。
- サクソフォン
- 占い師のルーン
- アリコーン
残念ながらキャンペーンは終了しており、プロモカードの一般発売も行われておりません。
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