【ボドゲ紹介】アルナックの失われし遺跡|ルールや評価など徹底紹介

【ボドゲ紹介】アルナックの失われし遺跡|ルールや評価など徹底紹介
画像引用元:ANALOG GAME INDEX

『アルナックの失われし遺跡』は、秘境の島での探索、研究、アイテムの獲得などを行いながら勝利点を獲得していく、デッキ構築&ワーカープレイスメントゲームです。

この記事では本作の概要や評判、口コミ、スリーブなど幅広く紹介しますので、何か少しでも参考になりましたら幸いです。

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アルナックの失われし遺跡 基本情報

タイトルアルナックの失われし遺跡
メーカーホビージャパン
プレイ人数1~4人
プレイ時間約30分~120分
対象年齢12歳以上
発売日2021年2月
定価7,700円(消費税10%込)
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アルナックの失われし遺跡とは?ルールや特徴など

ルール概要

各手番では、1つのメインアクションに加えて、フリーアクションを好きなだけ実行することができます。

メインアクションには「土地の発掘」や「新たなカードの獲得」などがあり、一部のアクションを実行するにはアクションスペースへのワーカーの配置が必要となります。

ワーカーの配置
画像引用元:BoardGameGeek

なお、本作のカードは左上「移動力」、下部に「効果」の2つのセクションがあります。各プレイヤーは対応する移動力を手札から支払うことで、自分のワーカーをアクションスペースに配置することができます。

手札カード
画像引用元:BoardGameGeek

また、手持ちの資源を支払うことで、新たなカードを獲得したり、研究を行って助手や勝利点を獲得することもできます。

繰り返しアクションを行い、2体のワーカーを全て配置したり、手札のカードを使い切るなど、全員が行える(もしくは行いたい)アクションが無くなったらラウンドが終了します。

5ラウンドを終えるとゲームが終了し、デッキのカードや研究の進捗状況などから勝利点を計算して、最終的に最も多くの勝利点を獲得したプレイヤーの勝利となります。

全体イメージ
画像引用元:BoardGameGeek

メインアクションの種類

土地の発掘

発掘ポイントにワーカーを配置することで、お金や方位磁石、石板といった資源を獲得することができます。

獲得した資源はカードの購入や研究など、様々なアクションで利用します。

土地の発掘
画像引用元:BoardGameGeek

新たな土地の開拓

新しい発掘ポイントにワーカーを派遣することで、新しい発掘ポイントを開拓することができます。

土地の開拓には相応の資源や移動力が必要ですが、より多くの資源が獲得できるようになります。

土地を守る守護者の撃退

新たな土地を開拓すると、その土地を守る守護者が目覚めてプレイヤーを攻撃します。

ワーカーを派遣し、必要コストを支払って撃退することができれば、勝利点や追加アクションを獲得することができます。

ただし、ワーカーと守護者が同じスペースにいる状態でラウンドが終了すると、そのプレイヤーは不利益を被るため注意が必要となります。

なお、新たな土地で獲得できる資源や守護者は、土地を開拓する度にランダムに決定します。

守護者の撃退
画像引用元:BoardGameGeek

アイテムカード/遺物カードの獲得

コインや方位磁石といった資源を支払うことで、場からアイテムカードや遺物カードを購入することができます。

カードには勝利点が設定されており、移動力や効果も初期カードよりも強力であるため、新たなカードを購入しながらデッキを強化していうことが重要となります。

カードの獲得
画像引用元:BoardGameGeek

手札カードのプレイ

手札からカードをプレイすることで、資源の獲得やアクションで必要なコストの低減など、カードごとに様々な効果を得ることができます。

また、稲妻のアイコンが描かれたアイコンはフリーアクションとして何枚でも実行することができます。

初期カード
画像引用元:BoardGameGeek

研究

コストを支払って研究を行うことで、研究トラックを1マス進めることができます。

トラックを進めるごとに資源や助手を獲得して、助手の効果により追加のアクションが実行できるようになります。

また、トラックを進めて「失われた寺院」に辿り着くことで、より多くの勝利点を獲得できます。

研究トラック
画像引用元:BoardGameGeek

特徴まとめ

  • 秘境探索がテーマのデッキ構築&ワーカープレイスメントゲーム
  • 手番中はメインアクションに加えて、無制限のフリーアクションを実行できる。
  • 2021年ドイツ年間エキスパートゲーム大賞ノミネート作品
  • AIとの対戦形式でのソロプレイが可能
  • 1プレイは30~120分程度
  • 1~4人用の中量級ボードゲーム

BGGにおける評価

世界中のボードゲーム愛好者が集うBGG(Board Game Geek)におけるランキング・評価などは次の通りです。

アルナックの失われし遺跡
2023年10月28日時点
タイトルLost Ruins of Arnak
デザイナー Elwen, Mín
タイプ戦略ゲーム
家族/子供向き
メカニクスワーカープレイスメント
デッキ構築
ハンドマネジメント
場札の獲得
拡大再生産
推奨人数1~4人
最適人数3人
原作販売年2020年
最新情報はこちら

評判・口コミまとめ

『アルナックの失われし遺跡』を実際にプレイした人の口コミを紹介します。

評判の良い口コミ

手札やアイテムにより戦略も変わるため、リプレイ性が高い。

秘境探索のテーマを上手くゲームに取り込んでおり、アートワークも良い。

全体的に高く評価されており、ゲームバランスについても評判の良いコメントが多く寄せられていました。

また、リプレイ性が高く、何度もプレイしたくなる人も多いようです。
(かくいう私も本作は定期的に何度もプレイしています。)

気になる口コミ

処理が多く、ダウンタイムが長くなる。

ランダムな要素が多い。

フリーアクションが好きなだけ実行できる分、ダウンタイムが長くなるところや、プレイヤー間のインタラクションが控えめな点を気にするコメントが散見されました。

なお、購入できるカードや新たな拠点/守護者といったタイルなど運要素は強いですが、「適度な緊張感を得られる」という意見もあり、ランダム要素については評価が分かれるポイントのようです。

生の声(Twitter)

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スリーブと内容物

カードサイズ/スリーブ

『アルナックの失われし遺跡』のカードサイズと枚数、それに合うスリーブは次の通りです。

カードサイズ:63×88mm
カードの枚数:110枚
スリーブサイズ:ポーカーサイズ

ポーカーサイズ用のスリーブをみる

ポーカーサイズ

ポーカーサイズ用のスリーブを5種類紹介します。

①ホビーベース T.C.G. ハード
タイプサイズ/厚み入数
ハード66×91.5mm/0.1mm50枚
②エポック レギュラーサイズ・ハード
タイプサイズ/厚み入数
ハード66×92mm/0.1mm80枚
③エポック レギュラーサイズ・ソフト
タイプサイズ/厚み入数
ソフト66×92mm/0.05mm110枚
④Engames スタンダードサイズ・ハード
タイプサイズ/厚み入数
ハード65×90mm/0.1mm100枚
⑤Engames スタンダードサイズ・ソフト
タイプサイズ/厚み入数
ソフト65×90mm/0.05mm100枚
※ノーマルサイズとジャストサイズの2種類があり、「ジャストサイズ」は64×89mmになります。

内容物

コンポーネント
画像引用元:BoardGameGeek
内容物の一覧をみる

・メインボード:1枚
・サプライボード:1枚
・プレイヤーボード:4枚
・基本カード:16枚(4色×4枚)
・恐怖カード:19枚
・アイテムカード:40枚
・遺物カード:35枚
・考古学者フィギュア:8個(4色×2個)
・拡大鏡トークン:4個(4色×1個)
・手帳トークン:4個(4色×1個)
・場所タイル:16枚(レベル1:10枚、レベル2:6枚)
・偶像タイル:16枚
・守護者タイル:15枚
・助手タイル:12枚
・研究ボーナスタイル:18枚
・寺院タイル:24枚(3種類)
・封鎖タイル:5枚
・ライバルアクションタイル:15枚
・コイントークン:27個
・方位磁針トークン:27個
・石版トークン:16個
・矢じりトークン:12個
・宝石トークン:9個
・予備タイル:10枚
・開始プレイヤーマーカー:1個
・月の杖:1個
・早見表シート:4枚
・得点シート:1冊
・ルールブック:1冊

エラッタ/補足情報

『アルナックの失われし遺跡』のルールブックに関するエラッタが報告されています。詳細は公式サイトをご確認ください。

ボードゲームの予約/再販情報

2023年10月28日時点では、各ショップにて取り扱いがある状態です。

高額転売品や拡張など別商品が表示される場合があります。また、ショップによっては別途送料が必要となることがあるので注意してください。

アルナックの失われし遺跡の拡張/シリーズ

国内では以下の拡張が発売されています。

アルナックの失われし遺跡:調査隊長

2022年11月に発売された拡張第一弾。

それぞれ固有能力を持った6人のユニークキャラクターや、新しい研究トラックなどが追加されます。

1人ゲーム用のミニ拡張ルール

カードを印刷して自作する、『ライバルの目的』『紫アクション』の2つのミニ拡張が公式サイトにて公開されています。

これらを導入することで、より歯ごたえのあるソロプレイを楽しむことができます。

プロモカード

『プレイ・ホビージャパン!』のキャンペーン参加店にて、3回に渡り以下のプロモカードの配布が行われました。

  • サクソフォン
  • 占い師のルーン
  • アリコーン

7/26時点では本キャンペーンは終了しており、プロモカードの一般発売も行われておりません。

そのため、残念ながら再配布のキャンペーンが行われることを待つしかない状況です。

アルナックの失われし遺跡:消えた調査隊

2023年11月に発売される第二弾拡張セットです。

新しいカードや研究トラックに加えて、 1〜2人で遊べる協力型のキャンペーンシナリオなどが追加されます。

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