『ワーリング・ウィッチクラフト』は、プレイヤーが魔女となり、変換した魔法の材料を右隣のプレイヤーに送り付けて作業台をあふれさせることを目指す、エンジンビルドゲームです。
この記事では本作の概要や、国内外での評判などについて紹介します。
ワーリング ウィッチクラフトとは?
ルールの概要
『ワーリング・ウィッチクラフト』は、自分がプレイしたレシピカードの通りに、魔法の材料を変換すしていくエンジンビルドゲームです。
魔法の材料には「ヒキガエル」「クモ」「キノコ」「マンドレイク」「心臓」の5種類があり、自分が持っている材料は個人ボードに置かれます。
魔法の材料は、自分がプレイしたレシピカードの通りに別の材料に変換することができます。
変換した材料は大釜に入れられて、大釜ごと右隣のプレイヤーへ渡します。
大釜を受け取ったプレイヤーは、入っている材料を自分の個人ボードに置いていきます。
素材ごとに個人ボードにおける上限数が決まっており、上限を超えた材料の数だけ送り付けたプレイヤーの得点となります。
いずれかのプレイヤーが5点以上を獲得したらゲームが終了し、最も得点の高いプレイヤーの勝利となります。
なお、本作の遊び方については、ケンビル様の公式ページでも詳しく紹介されております。
日本語版の販売/再販予約情報
2023年8月23日時点では、各ショップにて販売されています。(駿河屋は売り切れ中)
BGGにおける評価
世界中のボードゲーム愛好者が集うBGG(Board Game Geek)におけるランキング・評価などは次の通りです。
タイトル | Whirling Witchcraft |
デザイナー | Erik Andersson Sundén |
タイプ | 家族/子供向き |
主な メカニクス | プレイヤー別固有能力 ドラフト ハンドマネジメント セットコレクション |
最適人数 | 3人 |
原作販売年 | 2021年 |
評判・口コミまとめ
『ワーリング ウィッチクラフト』を実際にプレイした人の口コミを紹介します。
評判の良い口コミ
大釜が印象的で、その他のコンポーネントもテーマに合っていて良い。
キャラクターの固有能力があることでリプレイ性が向上している。
印象的な大釜を筆頭に、テーマに合ったコンポーネントやアートワークが評価されていました。
(ただし、ボックスの大部分を大釜が占めているため、大釜をカードにして小型化して欲しいという意見も散見されています。)
ゲーム自体も面白いと好評価で、ルールも比較的簡単なため、「中量級ボードゲーム」や「エンジンビルドゲーム」の入門としてもオススメのようです。
気になる口コミ
4人以上になると、直接関わらないプレイヤーが出てくる。
カード運の影響が大きい。
本作は右隣のプレイヤーに対して材料を送り付ける性質上、4人以上で遊ぶ場合は自分の関与しないところで勝敗が決まることがあります。
その点を気にするようなコメントも多少ありましたが、4人以上で楽しんでいる人も多くいるため、あまり気にしなくて良いかと思います。
生の声(Twitter)
スリーブと内容物
カードサイズ/スリーブ
カードサイズと枚数、それに合うスリーブは次の通りです。
カードサイズ: | 63×88mm |
カードの枚数: | 87枚 |
スリーブサイズ: | ポーカーサイズ |
内容物
エラッタ/補足情報
第1版ではルールブックに関するエラッタが報告されています。詳細は公式サイトをご確認ください。
拡張/シリーズ
国内外で『ワーリング・ウィッチクラフト』の拡張/シリーズに関する情報はありません。
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