『キャント・ストップ』は、11本あるレーンのそれぞれで順位を競い合い、いち早く3本のレーンで1位になることを目指すすごろくゲームです。
1980年に原版が発売されて以来、世界中で幾度となくリメイクされてきた名作ゲームで、2023年に新たな日本語版が発売されます。
この記事では本作の概要や、国内外での評判などについて紹介します。
キャント ストップとは?
ルールの概要
『キャント・ストップ』は、4個のダイスを振って2組のペアを作り、その出目の合計でポーンを進めるか、強制終了になって手番が無駄になるかが決まるすごろくゲームです。
ゲームボードには2から12までの数字が描かれた11本のレーンがあり、2個のダイスの出目の合計に一致するレーンのポーンを進めていきます。
4個のダイスの出目がそれぞれ「1」「1」「4」「6」の場合、以下のいずれかを選択することになります。
- 「1」「1」と「4」「6」で組み合わせた場合
2と10のレーンを対象に、ポーンの配置・前進が可能 - 「1」「4」と「1」「6」で組み合わせた場合
5と7のレーンを対象に、ポーンの配置・前進が可能
各手番は自分で止めるまで、何度でもサイコロを振ることができます。
ただし、1度の手番で進めるレーンは3本まで、1度ポーンを配置したら手番中はレーンの変更は出来ないという制限があります。
そのため、3個のポーンを配置した後にダイスロールを行い、出目をどう組み合わせても配置済みのポーンが1個も前進できない場合、1マスも進めまま手番は強制終了となります。
それぞれのレーンで1位を目指し、一番最初に3本のレーンで1位を獲得したプレイヤーの勝利となります。
なお、本作は国内外でいくつものバージョンが発売されており、日本でも2016年にボードが布製のバージョンも発売されています。
日本語版の販売/再販予約情報
2023年8月23日時点では、各ショップにて販売されています。(駿河屋は品切れ中)
BGGにおける評価
世界中のボードゲーム愛好者が集うBGG(Board Game Geek)におけるランキング・評価などは次の通りです。
評判・口コミまとめ
『キャント・ストップ』を実際にプレイした人の口コミを紹介します。
評判の良い口コミ
ギャンブル性が高く、何度も遊びたくなる中毒性がある。
ルールが簡単なため、教えたら小さな子供でも遊べる。
運に大きく左右される分、ギャンブル性と中毒性が高くて何度も遊びたくなるというコメントが多く寄せられていました。
また、ルールが簡単な上、運で勝敗が決するところがあるため、小さな子供も楽しく遊ぶことができるようです。
気になる口コミ
サイコロによる運だけのゲームで面白くない。
戦略的な選択肢がほとんどない。
レーンの選択は全てサイコロの出目の組み合わせで決まるため、戦略性はほとんどありません。
そのため、運ゲームがあまり好きでない方には向かない恐れがあります。
また、全員が何度も強制終了になると、それだけ1プレイの時間が長くなることを指摘している人もいました。
生の声(Twitter)
スリーブと内容物
カードサイズ/スリーブ
『キャント・ストップ』にカード型のコンポーネントは含まれていないため、スリーブは必要ありません。
内容物
エラッタ/補足情報
公式で公開されているエラッタ情報はありません。
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