
『キャント・ストップ』は、11本あるレーンのそれぞれで順位を競い合い、いち早く3本のレーンで1位になることを目指すすごろくゲームです。
1980年に原版が発売されて以来、世界中で幾度となくリメイクされてきた名作ゲームが2023年に新たな日本語版として発売されました。
この記事では本作の概要や口コミ、評判などを中心に幅広く紹介します。
本作はBGA(Board Game Arena)でもプレイできます。

基本情報
本作の基本情報/商品概要は次の通りです。
タイトル | キャント・ストップ(2023年版) |
メーカー | ニューゲームズオーダー |
プレイ人数 | 2〜4人 |
プレイ時間 | 30分 |
対象年齢 | 7歳以上 |
デザイナー | Sid Sackson |
発売日 | 2023年6月25日 |
定価 | 2,970円(消費税10%込) |
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キャント・ストップ(2023年版) | ||
2〜4人 | 30分 | 7歳以上 |
11本あるレーンのそれぞれで順位を競い合い、いち早く3本のレーンで1位になることを目指すすごろくゲーム。 |
コンポーネント
『キャント・ストップ(2023年版)』のコンポーネント/内容物は次の通りです。

内容物の一覧をみる
・ゲーム盤:1枚
・プレイヤーマーカー:44個(4色×11個)
・手番用ポーン:3個
・サイコロ:4個
ゲームの概要
『キャント・ストップ』は、4個のダイスを振って2組のペアを作り、その出目の合計でポーンを進めるか、強制終了になって手番が無駄になるかが決まるすごろくゲームです。
ゲームボードには2から12までの数字が描かれた11本のレーンがあり、2個のダイスの出目の合計に一致するレーンのポーンを進めていきます。

4個のダイスの出目がそれぞれ「1」「1」「4」「6」の場合、以下のいずれかを選択することになります。
- 「1」「1」と「4」「6」で組み合わせた場合
2と10のレーンを対象に、ポーンの配置・前進が可能
- 「1」「4」と「1」「6」で組み合わせた場合
5と7のレーンを対象に、ポーンの配置・前進が可能
各手番は自分で止めるまで、何度でもサイコロを振ることができます。
ただし、1度の手番で進めるレーンは3本まで、1度ポーンを配置したら手番中はレーンの変更は出来ないという制限があります。
そのため、3個のポーンを配置した後にダイスロールを行い、出目をどう組み合わせても配置済みのポーンが1個も前進できない場合、1マスも進めまま手番は強制終了となります。
それぞれのレーンで1位を目指し、一番最初に3本のレーンで1位を獲得したプレイヤーの勝利となります。
なお、本作は国内外でいくつものバージョンが発売されており、日本でも2016年にボードが布製のバージョンも発売されています。

- すごろくゲーム
- チキンレースの要素あり
- 3つのヴァリアントルールを同梱
- 2~4人用の軽量級ボードゲーム
関連動画

BGGにおける評価
世界中のボードゲーム愛好者が集うBGG(Board Game Geek)におけるランキング・評価などは次の通りです。
評判・口コミの紹介
『キャント・ストップ』に関する反応や口コミなどを紹介します。
- ギャンブル性が高く、何度も遊びたくなる中毒性がある。
- ルールが簡単なため、教えたら小さな子供でも遊べる。
- サイコロによる運だけのゲームで面白くない。
- 戦略的な選択肢がほとんどない。

ルールが簡単で1プレイも15分程度と運に大きく左右される分、ギャンブル性と中毒性が高くて何度も遊びたくなるというコメントが多く寄せられていました。
一方で、レーンの選択は全てサイコロの出目の組み合わせで決まるため、戦略性はほとんどありません。そのため、運要素の強いゲームがあまり好きでない方には向かない恐れがあります。
カードに合うスリーブ
『キャント・ストップ』にカード型のコンポーネントは含まれていないため、スリーブは必要ありません。

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