
『すごくこわいしま』は、隕石や火山噴火、洪水といった災害のなかで恐竜たちを生き残らせることを目指すカードゲームです。
プレイヤーはブラキオサウルスやティラノサウルスを担当し、毎ラウンド配られる災害カードの数値をやり繰りしながら生存を目指します。
手番では、配られた災害カードをそのまま保持するか、交換するかを選択します。ラウンド終了時には、最も小さい数字の災害カードを持つプレイヤーがライフを失います。
恐竜の固有能力と災害カードが絡み合い、一筋縄ではいかない駆け引きが楽しめます。
《ブラキオばん》と《ティラノばん》の2種類があり、エディションごとに異なる12種類の恐竜カードを収録。2セット併用で最大10人まで遊べ、より混沌とした展開を楽しめます。
この記事では、手軽に遊べる本作のルールや遊び方、プレイ感、レビュー評価を詳しく解説します。
すごくこわいしま:ブラキオばん・ティラノばんの基本情報
本作の基本情報/商品概要は次の通りです。
| タイトル | すごくこわいしま:ブラキオばん すごくこわいしま:ティラノばん |
| メーカー | アークライト |
| プレイ人数 | 3~6人 |
| プレイ時間 | 20分 |
| 対象年齢 | 8歳以上 |
| 発売日 | 2025年9月19日 |
| 定価 | 各1,980円(消費税10%込) |
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| すごくこわいしま:ブラキオばん・ティラノばん | ||
| 3~6人 | 20分 | 8歳以上 |
| 恐竜たちが隕石や火山噴火などの災害を乗り越えて生き残りを競うカードゲーム。2セット併用で最大10人まで遊べるパーティー向け作品です。 | ||
コンポーネント
『すごくこわいしま:ブラキオばん・ティラノばん』のコンポーネント/内容物は次の通りです。

内容物の一覧をみる
・親カード:1枚
・付録(両面仕様):1枚
・災害カード:11枚
・恐竜カード:12枚
・早見表カード(両面仕様):6枚
・ルール説明書:1枚
すごくこわいしま:ブラキオばん・ティラノばんのルール概要と遊び方
目的
各プレイヤーは恐竜カードに設定されたライフを守り、他の恐竜より長く生き残ることを目指します。
ラウンド終了時には、最も小さい数値の災害カードを持つ恐竜が1ライフを失います。ただし、災害カードや恐竜の能力によっては「守られる」「2体がライフを失う」など結果が変化することもあります。
誰かのライフが0になって絶滅した時点でゲームは終了し、残ったプレイヤー全員が勝者となります。協力とも競争とも言えない生存競争こそが、本作の醍醐味です。

ここからは具体的なゲームの進行手順を紹介します。詳しい手順は以下のボタンからご覧ください。
詳しいゲームの進行を見る
ゲームの進行
各プレイヤーは配られた恐竜カード2枚から1枚を選びます。
それぞれの恐竜は3ライフと固有能力を持っており、すべてのプレイヤーが自分の恐竜を公開したらゲームを開始します。
ゲームは複数のラウンドで進行し、各ラウンドには次の4つのフェーズがあります。
親プレイヤーは山札から災害カードを各プレイヤーに1枚ずつ配布します。
さらに、場の中央に1枚の災害カードを「リバー(川)」として公開します。
親プレイヤーから時計回りの順番で、《配られた災害カードを保持する》《リバーのカードと交換する》《左隣のプレイヤーと交換する》のいずれかを選択します。
なお、最後のプレイヤーは左隣のプレイヤーと交換することはできません。代わりに、山札の一番上のカードと交換することができます。
中には交換フェイズで効果を発揮する恐竜カードの固有能力や、リバーに置かれた時点で即時効果が発動する災害カードもあります。

全員が災害カードを公開し、カード効果と恐竜能力を適用します。
最小値の災害カードを持つ恐竜がライフを失いますが、災害や能力により「災害カードの数値が変動する」「特定の恐竜もライフを失う」など状況が常に変化します。

親カードを左隣に渡し、生存者全員で次ラウンドに進みます。
ゲームの終了と勝利条件
いずれかの恐竜のライフが0になった時点でゲームが終了し、その時点で残っているプレイヤー全員が勝者となります。
エディションを混ぜても勝利条件は同じで、得点計算はなく、シンプルに「最後まで残った人が勝ち」というルールです。
プレイヤーの感想・評価まとめ
ゲームに対するボードゲーマーの声や、実際にプレイしたユーザーの感想を紹介します。
X(旧Twitter)の反応
ここでは、本作に関するX(旧Twitter)での投稿をピックアップして紹介します。
プレイヤーの感想・評価まとめ
BGGに寄せられたレビューをもとにした意見と、ゲームの特徴から推測されるプレイ感をあわせて紹介します。
✅ 肯定的なコメントと評価
| 恐竜×災害のテーマ性が良い | 恐竜の固有能力と災害カードの効果が噛み合い、カオスで盛り上がる展開が楽しいと評価されています。 「短時間で遊べて盛り上がる」「恐竜のテーマが魅力」といった声が多く見られました。 |
| シンプルで遊びやすい | ルールはシンプルで、すぐに遊べる点が高評価。 短時間で繰り返し遊べる手軽さも評価されています。 |
| 大人数で遊べる | 1セットで6人、2セットを組み合わせることで最大10人まで遊べ、パーティーや多人数での集まりに最適との声も多いです。 |
| イラストとコンポーネント | 恐竜や災害カードのイラストは可愛らしく、コンパクトな箱は持ち運びやすい点も好評です。 |
❌ 否定的な感想と注意点
| 運要素が強い | 手札によって大きく左右されるため「ほぼ運ゲー」という指摘があります。 実力よりも引き運に左右されやすい点を不満とする声も見られました。 |
| リプレイ性の低さ | 最初は新鮮だが、カードの効果を覚えるとマンネリ化しやすいという意見がありました。 中には「数回遊べば十分」と感じるプレイヤーもいるようです。 |
| バランスへの不満 | 一部の恐竜能力や災害効果が強すぎたり弱すぎたりするため、バランスの悪さを指摘するレビューもありました。 |
BGGにおける評価
世界中のボードゲーム愛好者が集うBGG(Board Game Geek)におけるランキング・評価などは次の通りです。
すごくこわいしま:ブラキオばん
| タイトル | Very Bad Lands: Brachio |
| タイプ | - |
| カテゴリ | |
| メカニズム | |
| 推奨人数 | 4~6人 |
| 最適人数 | 4~5人 |
| 原作販売年 | 2024年 |
すごくこわいしま:ティラノばん
| タイトル | Very Bad Lands: T-Rex |
| タイプ | - |
| カテゴリ | |
| メカニズム | |
| 推奨人数 | 3~6人以上 |
| 最適人数 | 5人 |
| 原作販売年 | 2024年 |
カードに合うスリーブ
『すごくこわいしま:ブラキオばん』『すごくこわいしま:ティラノばん』のそれぞれのカードサイズと枚数、それに合うスリーブは次の通りです。
| カードサイズ | 65×100mm |
| カードの枚数 | 30枚 |
| スリーブサイズ | セブンワンダーサイズ |
セブンワンダーサイズ用のスリーブをみる
セブンワンダーサイズ用のスリーブを4種類紹介します。
①ホビーベース ワンダーサイズ・ハード
| タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
|---|---|---|
| ハード | 67×102mm/0.1mm | 50枚 |
②ホビーベース ワンダーサイズ・ソフト
| タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
|---|---|---|
| ソフト | 67×103mm/0.05mm | 100枚 |
③Engamesスリーブ 65×100mmカードサイズ・ハード
| タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
|---|---|---|
| ハード | 67×102mm/0.1mm | 100枚 |
④Engamesスリーブ 65×100mmカードサイズ・ソフト
| タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
|---|---|---|
| ソフト | 67×102mm/0.05mm | 100枚 |

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