
『スイート&スパイシー』は、お腹をすかせた子猫たちがスパイスの山に飛び込み、味の混乱に巻き込まれる──そんなコミカルな世界観で展開するブラフ(はったり)と推理を楽しむカードゲームです。
人気作『スパイシー』をベースに、ワサビの代わりにレモンを加え、子どもやファミリーにも遊びやすく再構成された作品です。
カードに書かれた数字とスパイスを“本当かウソか”を織り交ぜて宣言しながら出し、チャレンジの駆け引きで得点を競います。
この記事では、本作のルール概要や遊び方、実際にプレイした方々の評価をもとに、その魅力をわかりやすく解説します。
スイート&スパイシーの基本情報
本作の基本情報/商品概要は次の通りです。
| タイトル | スイート&スパイシー |
| メーカー | ケンビル |
| プレイ人数 | 2~6人 |
| プレイ時間 | 15分 |
| 対象年齢 | 8歳以上 |
| デザイナー | Zoltán Győri |
| 発売日 | 2023年3月10日 |
| 定価 | 2,200円(消費税10%込) |
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| スイート&スパイシー | ||
| 2~6人 | 15分 | 8歳以上 |
| カードに書かれた数字とスパイスを“本当かウソか”を織り交ぜて宣言し、読み合いと駆け引きを楽しむブラフ系カードゲーム。 | ||
コンポーネント
『スイート&スパイシー』のコンポーネント/内容物は次の通りです。

内容物の一覧をみる
・スパイシーカード:100枚
・トロフィーカード:3枚
・ゲーム終了カード:1枚
・両方なんでもカード:6枚
・ルールブック:1冊
スパイシーとの違い
基本的なルールや遊び方は、『スパイシー』と変わりませんが、本作では以下の点が追加・変更されました。
- アートワークが独特の印象的なイラストから、可愛らしい猫のイラストに一新されました。
- スパイスの種類が、トウガラシ・レモン・コショウの3種類になりました。
- ヴァリアントルール用の「辛さ百倍!カード」が無くなりました。
- 新ルールの「両方なんでもカード」が収録されています。
スイート&スパイシーの概要と遊び方
ゲームの目的
『スイート&スパイシー』は、手札からウソのカードがバレないように出していき、いち早く手札をなくして得点の獲得を目指す、2~6人用のブラフ系のカードゲームです。
ゲームでは順番に手番を進めながら、カードを出したりチャレンジを仕掛けたりして、トロフィーを集めていきます。
誰かが2つ目のトロフィーを獲得するか、すべてのトロフィーが配られた、もしくは山札から「ゲーム終了カード」が出た時点でゲームが終了します。
最終的に最も多くの得点を獲得したプレイヤーが勝者となります。
ゲームの進行
プレイは最年少のプレイヤーからスタートし、時計回りで進行します。手番では、プレイヤーは以下のどちらかを選びます。
- カードを出す
手札からカードを1枚裏向きに出し、「スパイスの種類(チリ・レモン・ペッパー)」と「数字(1~10)」を宣言します。
このとき、実際のカードと異なる宣言(ウソ)をしてもかまいません。
ただし、場に出すカードには条件があり、最初のカードは、1~3のいずれかの数字と好きなスパイスで宣言し、2枚目以降は同じスパイスでより大きい数字を順に出していく必要があります。

画像引用元:BoardGameGeek - パスする
カードを出さずに山札から1枚カードを引き、手番を終了します。
チャレンジ
カードが出されるたびに、他のプレイヤーは「数字が違う」「スパイスが違う」のいずれかを指定してチャレンジを行うことができます。
- 成功した場合
宣言したカードがウソだった場合、チャレンジ成功となり、チャレンジャーは場に出ているすべてのカードを得点として獲得できます。 - 失敗した場合
場のカードが宣言どおりあった場合、チャレンジ失敗となり、チャレンジャーは山札から2枚引かなければなりません。
ワイルドカード
スイート&スパイシーには、特別なカードとして、次の3種類のワイルドカードが存在します。
- スパイスワイルドカード
3種類のスパイスを自由に宣言することができますが、数字の宣言は常にウソになります。 - 数字ワイルドカード
数字を自由に宣言することができますが、スパイスの宣言は常にウソになります。 - 両方なんでもカード
数字・スパイスともに自由に宣言できます。ただし、最後の1枚として使った場合はトロフィーを獲得できず、代わりにカードを5枚引く必要があります。
トロフィーの獲得
手札から最後のカードを出す際には、最後の1枚であることを宣言する必要があります。
そして、他のプレイヤーがチャレンジされない、もしくはチャレンジに勝利した場合は、トロフィーカードを獲得できます。
その後、5枚のカードを補充し、ゲームを続けます。
ゲームの終了と勝利条件
ゲームは以下のいずれかの条件で終了します。
- いずれかのプレイヤーが、2枚目のトロフィーカードを獲得した場合
- すべてのトロフィーカードが配られた場合
- 山札から「ゲーム終了カード」が引かれた場合
ゲーム終了時、トロフィーカードを2枚持っている場合は、そのプレイヤーが勝者となります。
2枚のトロフィーカードを持つプレイヤーがいない場合は、それまでに獲得したトロフィーやスパイスカードから得点を計算し、もっとも得点の高いプレイヤーが勝者となります。
「両方なんでもカード」では上がることができず、ゲーム終了時に手札に残っている場合は減点になるため、カードの使用タイミングを見計らうことが重要です。

BGGにおける評価
世界中のボードゲーム愛好者が集うBGG(Board Game Geek)におけるランキング・評価などは次の通りです。
プレイヤーの感想・評価まとめ
ゲームに対するボードゲーマーの声や、実際にプレイしたユーザーの感想を紹介します。
Xのツイート
ここでは、本作に関するX(旧Twitter)での投稿をピックアップして紹介します。
プレイヤーの感想・評価まとめ
BGGなどに寄せられている実際のレビューをもとに、肯定的なコメントや否定的なコメントを要約して紹介します。
✅ 肯定的なコメントと評価
| アートワークとテーマが魅力的 | 「猫のイラストが可愛い」「Spicyより柔らかい印象で家族向けにぴったり」など、ビジュアル面で高評価。 特に子どもにも親しみやすいと好評で、「怖くてスパイシーを避けていた子どもが遊べた」という声もありました。 |
| ブラフとチャレンジのバランスが絶妙 | 「チャレンジされる側ではなく、見抜く側に責任があるのが良い」「ウソが苦手な人でも気軽にプレイできる」など、チャレンジルールの工夫が評価されています。 従来の“ウソを突き通す”タイプのブラフゲームとは異なり、心理的ハードルが低いと感じられているようです。 |
| シンプルながらテンポの良いゲーム展開 | 「短時間で楽しめる」「15分で終わるのに駆け引きは濃い」など、軽量級ながら満足度が高いとの意見が多く寄せられています。 |
| スパイシーとの比較での評価 | 「ルールはそのままに、両方なんでもカードの導入で柔軟性が増した」「スパイシーをさらに遊びやすくした進化版」など、派生作としての位置づけも好意的です。 |
❌ 否定的な感想と注意点
| 両方なんでもカードに対する評価が分かれる | 「あまりにも強すぎる/チートっぽい」との声が一部で見られ、「両方なんでもカードなしのほうが緊張感があって好み」という意見もありました。 |
| ルール変更への不満 | 「『辛さ百倍!カード』が削除されたのが残念」「スパイシーと比べて戦術的深みが減った」という声も少数ながら寄せられています。 |
| 運要素が強い | 「ブラフというよりは“出すしかない”ことが多い」など、カード運の強さに関する否定的なコメントも一部で見られました。 |
カードに合うスリーブ
『スイート&スパイシー』のカードサイズと枚数、それに合うスリーブは次の通りです。
| カードサイズ | 56×87mm |
| カードの枚数 | 110枚 |
| スリーブサイズ | ボードゲームサイズ |
ボードゲームサイズ用のスリーブをみる
ボードゲームサイズ用のスリーブを4種類紹介します。
①ホビーベース ボードゲームサイズ・ハード
| タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
|---|---|---|
| ハード | 58.5×90mm/0.1mm | 50枚 |
②ホビーベース ボードゲームサイズ・ソフト
| タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
|---|---|---|
| ソフト | 58×89mm/0.05mm | 100枚 |
③Engamesスリーブ アメリカンサイズ・ハード
| タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
|---|---|---|
| ハード | 58×89mm/0.1mm | 100枚 |
④Engamesスリーブ アメリカンサイズ・ソフト
| タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
|---|---|---|
| ソフト | 58×89mm/0.05mm | 100枚 |
シリーズ作品
スパイシー
2021年9月に発売されたオリジナル版。
独特なイラストと金色に輝くの背面のカードが印象的で、『スイート&スパイシー』にはない6種類のヴァリアントルールが収録されています。

| スイート&スパイシー | ||
| 2~6人 | 15分 | 8歳以上 |
| カードに書かれた数字とスパイスを“本当かウソか”を織り交ぜて宣言し、読み合いと駆け引きを楽しむブラフ系カードゲーム。 | ||


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