『波乱と海原』は、プレイヤーがヨット乗りとなって航海からの帰航を目指す、トリックテイキングゲームです。
2015年に出版され、絶版となっていた「Texas Showdown(テキサスショーダウン)」のデザイナーリメイク作になります。
この記事では本作の概要や評判、口コミ、スリーブなど幅広く紹介しますので、何か少しでも参考になりましたら幸いです。
『波乱と海原』の基本情報
本作の基本情報/商品概要は次の通りです。
タイトル | 波乱と海原 日本語版 |
種別 | 基本セット |
出版社 | ホビージャパン |
デザイナー | マーク・メジャー |
プレイ人数 | 3〜6人 |
プレイ時間 | 約45分 |
対象年齢 | 14歳以上 |
発売日 | 2023年8月21日 |
定価 | 1,760円(消費税10%込) |
コンポーネント
『波乱と海原』のコンポーネント/内容物は次の通りです。
・カード:60枚
・ルールシート:2部
ゲームの概要
『波乱と海原』は、できるだけトリックを取らないように努めるトリックテイキングゲームです。
各プレイヤーは、時計回りに手札から1枚のカードをプレイしてトリックに参加します。
このときプレイヤーは、場に出ているいずれかのカードと同じ色(スート)のカードをプレイする必要があります。
ただし、同じ色のカードをプレイできない場合は、代わりに手札から任意のカードをプレイすることができます。
全員が1枚ずつカードをプレイしたらトリックが終了し、最高のカードをプレイしたプレイヤーが全てのカード(トリック)を獲得します。
ただし、1トリック=1ペナルティーポイントとなるため、トリックを取らないようにカードを選択する必要があります。
いずれかのプレイヤーが規定のペナルティーポイントに到達するまで繰り返して、最終的に最もペナルティーポイントの少ないプレイヤーが勝者となります。
ゲームの特徴
色(スート)は8色
本作には8種類の色(スート)があり、色ごとに枚数や数字が異なります。
- オレンジ(無風):0~10(11枚)
- 赤(サンゴ):11~20(10枚)
- 灰(霧):21~29(9枚)
- 青(氷山):31~38(8枚)
- 緑(岩):41~47(7枚)
- 紫(嵐):51~56(6枚)
- ティール(渦):61~65(5枚)
- えんじ(クラーケン):71~74(4枚)
トリック数=手札枚数
各ラウンドでは、プレイヤーの手札が無くなるまでトリックを繰り返します。
初期手札の枚数は、プレイヤーの人数により異なります。
- 3人または4人:15枚
- 5人:12枚
- 6人:10枚
トリックの判定
トリックを取る人(敗者)は、次の通り決定します。
- そのトリックでプレイされたカードの中で、最も多い色(スート)を確認する。
- 最も多い色で、一番大きい値のカードをプレイしたプレイヤーがトリックを取る。
- 最も多い色が2つ以上ある場合、それらの色の中で一番大きい値のカードをプレイしたプレイヤーがトリックを取る。
BGGにおける評価
世界中のボードゲーム愛好者が集うBGG(Board Game Geek)におけるランキング・評価などは次の通りです。
タイトル | Seas of Strife (旧題:Texas Showdown) |
原作メーカー | Rio Grande Games |
デザイナー | Mark Major |
タイプ | 家族/子供向き |
カテゴリ | カードゲーム |
メカニクス | トリックテイキング |
推奨人数 | 4~6人 |
最適人数 | 5~6人 |
原作販売年 | 2015年 |
評判・口コミの紹介
『波乱と海原』に関する反応や口コミなどを紹介します。
プレイ経験者の反応
評判の良い口コミ
トリックの回避に重点を置いた点が面白い。
大人数で遊べる。
「トリックを取らない」という点が他のトリックテイキングゲームと違って面白いと高く評価している人が多かったです。
また、簡単なルールで6人まで遊べるため、隙間時間などにも楽しむことができます。
気になる口コミ
5人以上の方が楽しめる。
ボックスアートがイマイチ
5人以上の方が面白いというコメントが多く寄せられており、少人数で遊ぶにはあまり向いていないようです。
また、ゲームには直接関係ありませんが、日本語版『波乱と海原』のボックスアートに不満を持っている人も多いようです。
X(旧Twitter)の口コミ
総括・まとめ
『波乱と海原』の特徴や評判などをまとめると次の通りです。
ボードゲーム予約・販売状況
2024年1月22日時点では、どこのショップも在庫がありません。
価格や販売時期はショップごとに異なるため、最新状況は各サイトにてご確認ください。
販売サイト | 備考 |
---|---|
JELLY JELLY STORE | 取り扱いあり |
Engames | - |
テンデイズゲームズ | - |
ケンビル | - |
すごろくや | 取り扱いあり |
あみあみ | - |
バトンストア | - |
ヨドバシカメラ | - |
ビッグカメラ | - |
ジョーシン | 取り扱いあり |
補足情報/関連サイト
『波乱と海原』の関連サイトは次の通りです。
公式サイト | 波乱と海原 日本語版 |
エラッタ | -(報告なし) |
BGG | Seas of Strife |
カードに合うスリーブ
『波乱と海原』のカードサイズと枚数、それに合うスリーブは次の通りです。
カードサイズ: | 56×87mm |
カードの枚数: | 60枚 |
スリーブサイズ: | ボードゲームサイズ |
ボードゲームサイズ用のスリーブを4種類紹介します。
①ホビーベース ボードゲームサイズ・ハード
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ハード | 58.5×90mm/0.1mm | 50枚 |
②ホビーベース ボードゲームサイズ・ソフト
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ソフト | 58×89mm/0.05mm | 100枚 |
③Engamesスリーブ アメリカンサイズ・ハード
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ハード | 58×89mm/0.1mm | 100枚 |
④Engamesスリーブ アメリカンサイズ・ソフト
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ソフト | 58×89mm/0.05mm | 100枚 |
拡張/シリーズ
国内外で『波乱と海原』の拡張に関する情報はありません。(2024年1月25日時点)
なお、リメイク元となった『テキサスショーダウン』は、過去にメビウスゲームズより日本語訳付きが発売されましたが、現在では絶版となっています。
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