
『クアックサルバー拡張 錬金術師たち』は、『クアックサルバー』にエッセンス要素と、患者ごとに異なる効果を持つ非対称要素を加える拡張セットです。
準備フェイズのあとにエッセンスフェイズが追加され、鍋に入った材料の色数や白チップの合計、隣の鍋の爆発状況を見ながら、追加のボーナスや得点を狙えるようになります。
さらに、ゲーム開始時には複数の患者の中から担当を選び、それぞれ異なる効果をもとにプレイするため、これまでよりもプレイヤーごとの戦略や展開に違いが生まれやすくなります。
この記事では、『クアックサルバー拡張 錬金術師たち』の基本情報や追加要素の内容、レビュー評価などを整理して紹介します。
本作は拡張セットのため、単体では遊べません。遊ぶには『クアックサルバー 完全日本語版』が必要です。
また、5人で遊ぶには『クアックサルバー 拡張 薬草使いの魔女たち』との併用が必要です。
クアックサルバー拡張 錬金術師たちの基本情報
『クアックサルバー拡張 錬金術師たち』の基本情報は以下のとおりです。
| タイトル | クアックサルバー拡張 錬金術師たち |
| メーカー | アークライト |
| プレイ人数 | 2〜4人(『薬草使いの魔女たち』併用で5人) |
| プレイ時間 | 45分 |
| 対象年齢 | 10歳以上 |
| 発売日 | 2026年5月22日 |
| 定価 | 5,940円(税込) |
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| クアックサルバー拡張 錬金術師たち | ||
| 2~5人 | 45分 | 10歳以上 |
| エッセンスフェイズと患者要素の追加により、鍋の状態に応じた判断とプレイヤーごとの戦略の違いが生まれる拡張セット。 | ||
コンポーネント
『クアックサルバー拡張 錬金術師たち』のコンポーネント/内容物は次の通りです。

内容物の一覧をみる
- フラスコボード:5枚
- エッセンスマーカー:5個
- 患者マーカー:8個
- カルテタイル:8枚
- 薬材解説タイル:2枚
- エッセンスカード:20枚
- 幸運カード:20枚
- 交換用材料チップ(白):40枚
- ダツラチップ:30枚
- ルール説明書:1冊
クアックサルバー拡張 錬金術師たちの追加要素
『クアックサルバー拡張 錬金術師たち』は、基本セットにエッセンスフェイズや患者要素を加える拡張セットです。
中心になるのは、準備フェイズ後・得点計算前に全員同時で行うエッセンスフェイズです。
鍋に入った白以外の材料チップの色数や、白チップ合計がちょうど7かどうか、左右の隣プレイヤーの鍋が爆発したかどうかを見て、エッセンスを進めます。
エッセンスマーカーはラウンドごとに0に戻り、進めたエッセンスに応じてボーナスや得点を得られるのがこの拡張の特徴です。

その他にも患者要素などが追加されます。本拡張で追加される主な要素は次のとおりです。
エッセンスフェイズが追加される
本拡張では、準備フェイズのあとにエッセンスフェイズが追加されます。
鍋に何色の材料が入っているか、白チップの合計がちょうど7か、隣の鍋が爆発しているかを見ながら、フラスコ上のエッセンスを進めていきます。
これにより、材料チップを引いて鍋を進めるだけでなく、ボーナスに繋げるため、どの色を鍋に入れるか、どの状態でラウンドを終えるかの戦略が必要となります。
ダツラ要素が追加される
本拡張にはダツラチップ30枚と、それに対応する薬材解説タイル2枚が含まれています。
ダツラは材料チップの一種で、エッセンスフェイズにおいて特別な影響を持ちます。通常のエッセンス計算のあと、鍋の中にあるダツラ1枚ごとに、追加でエッセンスを1マス進めることができます。
また、ダツラを鍋に入れる際の処理は薬材解説タイルによって変わります。チップを置く位置や、その後の処理が通常の材料とは異なるため、使用するタイルによってプレイ感が変化します。
患者の選択によってプレイ内容が変わる
ゲーム開始時には、公開された3人の患者の中から、各プレイヤーが担当する患者を1人選び、対応するエッセンスカードをフラスコに置いてゲームを進めます。
患者ごとにエッセンスで得られる効果や、次ラウンドに影響する能力が異なるため、プレイヤーごとに異なる条件でゲームが進行します。
勝利点を得やすくなるものや、チップの引き方や配置に影響する効果など、方向性もさまざまです。
これにより、同じ展開でも狙うポイントや進め方が変わり、プレイごとに戦略が変わりやすくなります。

幸運カードが追加される
本拡張では20枚の幸運カードが追加され、基本セットの幸運カードと混ぜて使用します。
ただし、一部のカードには『錬金術師』や『薬草使いの魔女たち』のマークが描かれており、それぞれ該当する拡張を導入している場合のみ使用できます。
交換用の白チップも付属する
基本セットで傷んだ白チップの交換用として使える交換用材料チップ(白)40枚も含まれています。
プレイヤーの感想・評価まとめ
BGGに寄せられている感想を見ると、エッセンスフェイズによって戦略性や計画性が増し、袋の構成に変化が生まれる点を評価する声が見られます。
一方で、手順や管理が増えて複雑になりやすく、プレイ時間が伸びることや、初心者にはやや重く感じられることを挙げる声もあります。
全体としては、経験者向けには面白いという評価が多いものの、複雑化と長時間化については好みが分かれる拡張といえそうです。
✅ 肯定的な評価
| 戦略性や計画性が増す | エッセンスフェイズが追加されることで、どの色を鍋に入れるかや、どの状態でラウンドを終えるかを考える場面が増える点が評価されています。 |
| 袋の構成に変化が生まれる | 材料の色数を意識する要素が加わり、これまでとは違う視点で袋の中身を考える必要が出てきます。 |
| 患者要素で変化が出やすい | 患者の選択によって毎回の展開が変わりやすく、リプレイ性が増すという声があります。 |
| 経験者向け拡張として好評 | 基本セットを遊び慣れた人ほど、新しい要素による変化を楽しみやすいという意見が見られます。 |
❌ 注意点・好みが分かれる点
| 手順や管理が増える | エッセンスフェイズや患者要素が加わることで、基本セットより確認することが増える点が挙げられています。 |
| プレイ時間が伸びやすい | 処理が増えるぶん、テンポが少し変わり、基本セットより長く感じるという声があります。 |
| 初心者にはやや重い | 基本セットに慣れてから入れた方が遊びやすいという見方もあり、最初から入れる拡張としては好みが分かれます。 |
| 患者の強さの見方が割れる | 患者ごとの効果には差があり、強さのバランスについては意見が分かれています。 |
BGGにおける評価
世界中のボードゲーム愛好者が集うBGG(Board Game Geek)におけるランキング・評価などは次の通りです。
| タイトル | The Quacks of Quedlinburg: The Alchemists |
| タイプ | |
| カテゴリ | |
| メカニズム | |
| 推奨人数 | 2〜5人 |
| 最適人数 | 3〜5人 |
| 原作販売年 | 2020年 |
カードに合うスリーブ
『クアックサルバー拡張 錬金術師たち』のカードサイズと枚数は次のとおりです。
| カードサイズ | 56×87mm |
| カードの枚数 | 40枚 |
| スリーブサイズ | ボードゲームサイズ |
ボードゲームサイズ用のスリーブをみる
ボードゲームサイズ用のスリーブを4種類紹介します。
①ホビーベース ボードゲームサイズ・ハード
| タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
|---|---|---|
| ハード | 58.5×90mm/0.1mm | 50枚 |
②ホビーベース ボードゲームサイズ・ソフト
| タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
|---|---|---|
| ソフト | 58×89mm/0.05mm | 100枚 |
③Engamesスリーブ アメリカンサイズ・ハード
| タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
|---|---|---|
| ハード | 58×89mm/0.1mm | 100枚 |
④Engamesスリーブ アメリカンサイズ・ソフト
| タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
|---|---|---|
| ソフト | 58×89mm/0.05mm | 100枚 |

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