
『ミノス:青銅器時代の夜明け』は、古代ギリシアのクレタ島を舞台にした文明発展ボードゲームです。
プレイヤーはミノア文明の4氏族の一員となり、都市やモニュメントを建設し、交易路を開き、信仰・経済・軍事・文化を発展させながら“王ミノス”の座を目指します。
剣による征服ではなく、計画的な統治と氏族固有の強みを伸ばすことが勝利の鍵となります。
各ラウンドではダイスをドラフトし、アクションの順番や内容を事前に組み立てる独特のプレイ感が特徴で、カード効果の拡張や進歩トラックの昇進によって文明を成長させていきます。
この記事では、本作のルール概要や遊び方、実際にプレイした方々の評価をもとに、その魅力をわかりやすく解説します。
ミノス:青銅器時代の夜明けの基本情報
本作の基本情報/商品概要は次の通りです。
| タイトル | ミノス:青銅器時代の夜明け |
| メーカー | CMON JAPAN |
| プレイ人数 | 1〜4人 |
| プレイ時間 | 90~150分 |
| 対象年齢 | 14歳以上 |
| デザイナー | Stan Kordonskiy |
| 発売日 | 2025年8月26日 |
| 定価 | 8,800円(消費税10%込) |
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| ミノス:青銅器時代の夜明け | ||
| 1〜4人 | 90~150分 | 14歳以上 |
| ダイスドラフトとカードの差し込みでエンジンを構築し、多彩な戦略ルートを駆け引きで競う重量級ユーロゲーム。綿密な計画性と繰り返し遊びたくなる高いリプレイ性が魅力。 | ||
コンポーネント
『ミノス:青銅器時代の夜明け』のコンポーネント/内容物は次の通りです。

内容物の一覧をみる
・メインボード(両面):1枚
・2人用アクションボード:5枚
・2人用マップボード:1枚
・スタートプレイヤートークン:1個
・ラウンドマーカー:1個
・プレイヤーボード:4枚
・制令カード:144カード
・初期カード:9枚
・交易路タイル(両面):3枚
・交易ボーナスタイル:30枚
・都市基礎タイル:20枚
・壺タイル:12枚
・交易品タイル:54枚
・一時的交易品タイル:54枚
・海の民タイル:20枚
・特殊能カタイル:5枚
・アクションボーナスタイル:5枚
・負幣トークン:74枚
・武具トークン:74枚
・勝利点+100/+200タイル:4枚
・ダイス:17個
・早見カード:8枚
・ボットカード:20枚
・1人用ゲーム早見カード:1枚
・ルールブック:1冊
・1人用ルールブック:1冊
・都市:12個(4色×3個)
・塔:12個(4色×3個)
・船:12個(4色×3個)
・鹿園:16個(4色×4個)
・戦士: 40個(4色×10個)
・ダイス入れ:16個(4色×4個)
・マーカー:36個(4色×9個)
ミノス:青銅器時代の夜明けの概要と遊び方
目的
ミノア文明を率いる氏族の長として、4ラウンドでできるだけ多くの勝利点(VP)を獲得し、ゲーム終了時に最も高得点を得ることが目的です。
勝利点は、建設した都市・塔・農場・船、集めた資源やカード、地域での支配や交易など多方面から得ることができます。
世界観は平和と繁栄を追求するミノア文化が強調されており、力による征服ではなく、優れた計画と指導力で栄光を勝ち取ることがテーマになっています。
ゲームの進行
ゲームは4ラウンドにわたって進行し、各ラウンドでは以下の手番を順番に行います。
プレイヤー人数に応じた数のダイス(最大17個)を振り、値の小さい順に並べます。ただし、同じ目が6個以上出た場合は振り直します。
手番順(スタートプレイヤーから時計回り)でダイスを1つ選び、自分のダイスコンテナに入れて希望するアクション列の左端に配置します。
既にダイスがある場合は値の小さい順に並べ替え、高い値のダイスは後ろになります。これを繰り返し、各プレイヤーは4個のダイスを配置します。

高い値のダイスはアクションポイントが多くなる反面、同じアクションに他プレイヤーの低い値のダイスが置かれると、自分の行動順は後回しになります。
そのため、ダイス選択時には自分が欲しいアクションだけでなく、他プレイヤーの配置や手番順も考慮する必要があり、選択には駆け引きが生まれます。
アクション列に置かれたダイスを色別にグループ化し、合計値9以上のグループごとに対応する進歩トラックを1マス進めます。
進歩トラックには影響力・人口・交易路などがあり、昇進すると永続的な恩恵や追加VPを得られます。

同じ色のダイスを合計値9以上にするために、他プレイヤーと同じ色を選んで相乗りしたり、自分のダイスを同色で固めて配置することで、効率的に進歩トラックを進められます。
全員がダイスを配置したら、各アクション列ごとに、置かれたダイスを値の低い順から順番に解決します。
アクションは次の5種類があり、割り当てたダイスの値によって得られるアクションポイントの数が変わります。
アクションポイントは、そのアクションを実行する回数を表し、ポイントが多いほど同じラウンド内でより多くの行動を行えます。
- 準備
コインや武具の獲得、進歩トラックの上昇など、そのマスに書かれた効果を解決した後、規定数の準備アクションポイントを得ます。
準備アクションポイントを消費することで、場または山札からデクリーカードを1枚引くことができます。
- 開発
デクリーカードをプレイし、即時効果や“王の特質”(そのカード固有の追加能力)を発動できます。
また、必要な条件やコストを支払うことで、デクリーカードを自分の個人ボード下部(宮殿)に差し込み、継続的な効果や追加VPを得られます。
差し込みによってエンジンを構築し、以降の手番でアクション効率や得点源を強化できるのが特徴です。
資源を支払えば複数枚のカードを連続でプレイすることも可能です。

画像引用元:BoardGameGeek - 建設
都市・塔・農場・船の建設を行います。
- 都市:自分の戦士がいる地域の都市基礎タイル上に都市を建て、効果を得る。
- 塔:既に自分の都市がある地域に塔を建て、進歩トラック上昇や追加VPを獲得。
- 農場:農場のない地域に農場を建て、戦士を戻して収入トラックを進める。
- 船:交易路に船を配置し、新たな交易効果やVPを獲得。
- 拡張
戦士を都市のある地域に配置、または隣接地域に移動します。

画像引用元:BoardGameGeek - ワイルド
他4種のいずれかのアクションとして実行可能。
アクション終了後、不要なダイスやカードを整理し、次ラウンドのスタートプレイヤーを決定する。
ゲームの終了と勝利条件
ゲームは4ラウンド終了後に終了します。
得点計算は第2ラウンド終了時と第4ラウンド終了時に行われ、最終的に最も多くのVPを獲得したプレイヤーが勝者となります。
- 農場得点
農場の数に応じて2/4/8/14VPを獲得。 - 地域得点
地域ごとに戦士数を比較し、最多は高VP、それ以外は低VPを獲得。さらに、塔を2本以上建てている場合、支配地域ごとに追加VP。 - 海の民との戦闘
第4ラウンド後、残った“海の民”タイルを撃退して追加VP。 - 資源得点
コイン・武具・商品を10単位ごとに1VPに換算。宮殿に差し込んでいないカードは1枚ごとに1VP。 - 宮殿得点
宮殿に差し込んだデクリーカードに記されたVPの合計。 - 個人ボード得点
ボード上の都市や船のVPを合計。

BGGにおける評価
世界中のボードゲーム愛好者が集うBGG(Board Game Geek)におけるランキング・評価などは次の通りです。
| タイトル | Minos: Dawn of the Bronze Age |
| タイプ | - |
| カテゴリ | |
| メカニズム | |
| 推奨人数 | 1~3人 |
| 最適人数 | 2人 |
| 原作販売年 | 2024年 |
プレイヤーの感想・評価まとめ
ゲームに対するボードゲーマーの声や、実際にプレイしたユーザーの感想を紹介します。
Xのツイート
ここでは、本作に関するX(旧Twitter)での投稿をピックアップして紹介します。
プレイヤーの感想・評価まとめ
BGGなどに寄せられている実際のレビューをもとに、肯定的なコメントや否定的なコメントを要約して紹介します。
✅ 肯定的なコメントと評価
| ダイスドラフトと行動順の駆け引きが秀逸 | 値・色・置き順の三重ジレンマが常に効いており、戦略的な判断が求められると好評です。 「値はアクションポイント、色はトラック上昇、置き順は行動順に影響するのが秀逸」「常に優先順位の選択を迫られて楽しい」といった声が目立ちます。 |
| カードの即時効果と差し込み効果の使い分けが楽しい | カードを使うか差し込むかの判断が戦略を左右し、連鎖的な効果で得点とエンジン構築が同時に進む点が好評です。 「差し込みで継続効果と得点が伸びる」「手札管理と連鎖が癖になる」といった意見が寄せられています。 |
| 多彩な勝ち筋とリプレイ性の高さ | 地域多数・カード・建設・トラック上昇など複数の戦略ルートが用意されており、プレイごとに違った展開が楽しめます。 「どれかに集中しても分散しても戦える」「2人でも面白く、プレイヤー数でスケール感が変わる」と評価されています。 |
| 穏やかながらも効くインタラクション | 直接的な妨害要素は少ない一方で、他プレイヤーの行動や狙いを常に考慮する必要がある点が魅力とされています。 「相手の狙いを見ながらドラフト」「嫌な干渉はないのに緊張感がある」といった感想があります。 |
❌ 否定的な感想と注意点
| ダウンタイムが長くなりがち | 4人プレイは時間がかかりすぎるという意見が多く、特にコンボが絡むと1手番が長引く傾向があります。 「3人で3時間超」「4人は4時間」「連鎖で1手番が長くなる」といった声が挙がっています。 |
| 要素過多で煩雑 | 終盤は得点計算や処理が多岐にわたり、煩雑さを感じるプレイヤーもいます。 「得点手順が盤面と個人ボードに散らばっていて面倒」「結局“何をしても点になる”」などの感想があります。 |
| アクション間の効率差と手番の冗長化 | 「特定のアクションはあまり使わない」など、一部のアクションが他に比べて弱いと感じる意見があります。 |
カードに合うスリーブ
『ミノス:青銅器時代の夜明け』のカードサイズと枚数、それに合うスリーブは次の通りです。
ポーカーサイズ
| カードサイズ | 63×88mm |
| カードの枚数 | 173枚 |
ポーカーサイズ用のスリーブをみる
ポーカーサイズ用のスリーブを5種類紹介します。
①ホビーベース T.C.G. ハード
| タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
|---|---|---|
| ハード | 66×91.5mm/0.1mm | 50枚 |
②エポック レギュラーサイズ・ハード
| タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
|---|---|---|
| ハード | 66×92mm/0.1mm | 80枚 |
③エポック レギュラーサイズ・ソフト
| タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
|---|---|---|
| ソフト | 66×92mm/0.05mm | 110枚 |
④Engames スタンダードサイズ・ハード
| タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
|---|---|---|
| ハード | 65×90mm/0.1mm | 100枚 |
⑤Engames スタンダードサイズ・ソフト
| タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
|---|---|---|
| ソフト | 65×90mm/0.05mm | 100枚 |
ラージユーロサイズ
| カードサイズ | 80×120mm |
| カードの枚数 | 9枚 |
ラージユーロサイズ用のスリーブをみる
ラージユーロサイズ用のスリーブを3種類紹介します。
①ホビーベース ラージユーロサイズ・ハード
| タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
|---|---|---|
| ハード | 82×124mm/0.1mm | 50枚 |
②Engamesスリーブ 80×120mmカードサイズ・ハード
| タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
|---|---|---|
| ハード | 82×122mm/0.1mm | 100枚 |
③Engamesスリーブ 80×120mmカードサイズ・ソフト
| タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
|---|---|---|
| ソフト | 82×122mm/0.05mm | 100枚 |



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