2~10人用の中量級ボードゲーム『ニムト』(原題:6 nimmt!)がどんなゲームか、概要やスリーブサイズ、拡張、口コミ/レビューから感じた印象などを紹介します。

どんなゲーム?
「ニムト」は、10枚の手札から1枚の数字カードを選択して、数字順に4列に並べていくカードゲームです。
ゲーム開始時、場には4枚のカードが1枚ずつ4列で並べられています。プレイヤーは手札から1枚を裏向きに出して、全員が揃ったら一斉に表向きにします。
表向きにしたカードの中から数字の最も小さいカードを、出したカードより小さく、一番近い数字のカードの列に並べます。その後、同じ列に残りのカードを並べていきます。
ただし、各列には5枚までしか並べることができません。付け足したカードが6枚目となる場合、1~5枚目のカードを引き取り、出したカードをその列の先頭カードとして並べます。引き取ったカードに描かれた牛のマークの数が失点となります。
上記を繰り返し、いずれかのプレイヤーの失点が66点を超えた時点でゲームが終了し、その時点で最も失点の少ないプレイヤーが勝利となります。
シンプルなルールながら、運と戦略が絡み合ったゲームです。公式サイトではヴァリエーションルールも公開されています。
・1994年ゲーム大賞ノミネート作品。
・少人数から大人数まで遊べる。
・コンパクトで持ち運びが容易。
・シンプルなルールながら、運と戦略が必要。

作品データ
タイトル | ニムト (原題:6 nimmt!) |
カテゴリ/ メカニクス | カードゲーム ハンドマネジメント パーティーゲーム |
ゲームデザイン | Wolfgang Kramer |
プレイ時間 | 30分 |
プレイ人数 | 2~10人 |
対象年齢 | 8歳以上 |
発売元 | メビウスゲームズ |
発売時期 | 2006年? |
定価 | 1,200円(消費税10%込) |
BGGのランキング・評価
BGGにおけるランキング・評価などは以下の通りです。
ランキング | 619 |
評価 | 6.9 |
おすすめ人数 | 3~10人 |
最適人数 | 5~6人 |
難易度/複雑さ | 1.20 |
原作の販売年 | 1994年 |
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海外のコメント・口コミ
BGGなどに寄せられたコメント/評価から感じた個人的な印象は次の通りです。
・シンプルながら緊迫感がある。 |
・家族やパーティーで何度でも楽しめる。 |
・運の要素が強く、人数が多いほどそれが顕著になる。 |
内容物
・牛カード:104枚
・ルール説明書:1枚
カードスリーブ
カードサイズと枚数、それに合うスリーブは次の通りです。
カードサイズ | 56×87mm |
カードの枚数 | 104枚 |
スリーブサイズ | ボードゲームサイズ |
ボードゲームサイズ用のスリーブをみる
ボードゲームサイズ用のスリーブを4種類紹介します。
①ホビーベース ボードゲームサイズ・ハード
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ハード | 58.5×90mm/0.1mm | 50枚 |
②ホビーベース ボードゲームサイズ・ソフト

タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ソフト | 58×89mm/0.05mm | 100枚 |
③Engamesスリーブ アメリカンサイズ・ハード
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ハード | 58×89mm/0.1mm | 100枚 |
④Engamesスリーブ アメリカンサイズ・ソフト
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ソフト | 58×89mm/0.05mm | 100枚 |
エラッタ情報
公開されているエラッタ情報はありません。(2023年3月31日時点)
口コミ/販売情報
Amazonの口コミや、最新の販売状況は以下のリンクよりご確認お願いします。
ボードゲームは数年の再販待ちや絶版も珍しくないため、予算が許すなら買える時に購入することをお勧めします。
拡張/シリーズ
メビウスゲームズでは以下のシリーズを販売しています。(2023年3月29日時点)
赤箱ニムト [Hornochsen!]
ニムトの続編にあたり、ニムトから運の要素が少なくなって、戦略性が高まりました。
Xニムト [X nimmt!]
基本ルールは同じですが、列が3列になり、列ごとに出してはいけないカードが変わるなど、様々な要素が追加されました。
ニムト ジュニア [6nimmt! JUNiOR]
数字が理解できない子供でも遊べるニムト。3段階のルールで徐々に慣れさせていく仕組みになっています。
ニムト ボードゲーム [6 nimmt! Brettspiel]
カードゲームからボードゲームになったニムト。
基本ルールは同じですが、プレイしたタイルを配置する場所に得られる得点が異なるなどの要素が追加されました。
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