『ペイントザローズ』は、不思議の国のアリスの世界を舞台にした協力型の推理ゲームです。
プレイヤーたちは庭師となり、戦略、推理、チームワークを駆使して、ハートの女王がプレイヤーたちを処刑する前に庭園の完成を目指します。
この記事では本作の遊び方などを紹介しますので、何か少しでも参考になりましたら幸いです。
ペイントザローズの基本情報
本作の基本情報／商品概要は次の通りです。
| タイトル | ペイントザローズ |
| 種別 | 基本セット |
| 出版社 | JELLY JELLY GAMES |
| プレイ人数 | 2〜5人 |
| プレイ時間 | 60分 |
| 対象年齢 | 11歳以上 |
| 発売日 | 2024年4月27日 |
| 定価 | 4,950円（消費税10％込） |
コンポーネント
『ペイントザローズ』のコンポーネント／内容物は次の通りです。
・庭園ボード：1枚
・薔薇タイル：32枚
・ガーデンバック（袋）：1個
・温室ボード：1枚
・庭師：1個
・ハートの女王：1個
・薔薇マーカー：4個
・白うさぎ：1個
・気まぐれカード：132枚
・ヒントトークン：30個
・メモ用紙：3冊
・伝承記録帳：1冊
ゲームの概要
各プレイヤーは常に１枚の気まぐれカードを持っています。
気まぐれカードにはEasy、Nomal、Hardの３種類があり、それぞれ「シンボル」と「薔薇の色」の組み合わせが描かれています。
ゲームでは、ラウンドごとに庭園に配置される薔薇タイルやヒントトークンから、各プレイヤーが持つ気まぐれカードの内容を推測します。
推測した内容が正解の場合、気まぐれカードに描かれた数字の数だけ得点トラック上の庭師コマを進めることができます。
得点トラック上には「ハートの女王」のコマもあり、ゲームの進行状況に応じて得点トラック上を移動します。
庭師が女王に追いつかれるゲームに敗北するため、プレイヤーは女王に追いつかれないように協力しながら、庭園の完成を目指します。
公式による詳しいゲームの紹介はこちら↓
【推理＆協力】ペイントザローズ【紹介記事】
BGAでもプレイできます↓
ブラウザ上でペイント・ザ・ローズ(Paint the Roses)を遊ぼう
ゲームの遊び方
ゲームのプレイ
ゲームは複数のラウンドに渡って行われ、各ラウンドは次の５つのフェイズで構成されます。
- フェイズ1タイルの配置
- フェイズ2ヒントトークンの配置
- フェイズ3気まぐれカードの推測
- フェイズ4女王コマの移動
- フェイズ5補充
1.薔薇タイルの配置
スタートプレイヤーは、温室にある4枚の薔薇タイルから1枚を取り、庭園の空いているスペースに配置します。
2.ヒントトークンの配置
薔薇タイルが庭園に配置されると、すべてのプレイヤーは自分の手札にある気まぐれカードを確認します。
新しく配置した薔薇タイルと隣接する薔薇タイルの「シンボル」や「薔薇の色」の組み合わせが気まぐれカードと一致する場合、新しく配置したタイルに自分のヒントを配置します。
- 新たに「紫色のクローバー」の薔薇タイルが配置された。
- 全プレイヤーは、自分の手札にある気まぐれカードを確認する。
- このとき、黄色プレイヤーは「クローバー」と「黄色の薔薇」の気まぐれカードを持っている。
- 新たに配置した「紫色のクローバー」の薔薇タイルには、２枚の黄色のタイルが隣接しているため、自色のヒントトークン２個をタイル上に配置する。
3.気まぐれカードの推測
タイル上に配置されたヒントトークンから、各プレイヤーの気まぐれカードに描かれたタイルの組み合わせを推測します。
このとき、少なくとも1人の気まぐれカードを推測しなければなりません。
推測が正解した場合
- 推測された気まぐれカードの右下に描かれた数字の得点を獲得し、得点トラック上の庭師コマを進めます。
- そのカードで配置したヒントを手元に戻し、カードを捨て札にします。
- 得点トラック上の白ウサギコマを追い越した時、女王に薔薇マーカーを1つ追加し、白ウサギコマを次のアイコンに移動します。
- 他プレイヤーの気まぐれカードを追加で推測することができます。
推測が外れた場合
このフェイズを直ちに終了します。
4.女王コマの移動
得点トラック上の女王コマを、その速度に応じた数だけ進めます。ただし、第3フェイズで推測を外していた場合、女王コマは２倍移動します。
女王が庭師に追いつくと、庭師は処刑されてプレイヤーはゲームに敗北します。
女王の移動速度は１から始まり、薔薇マーカーを追加する度に移動速度が１ずつ増加していきます。
5.補充
第４フェイズで女王に追いつかれず、ゲームを継続する場合は次ラウンドに向けて以下の処理を行います。
- 気まぐれカードを捨て札にしたプレイヤーは、新しい気まぐれカード1枚を手札に加えます。
なお、気まぐれカードはEasy、Nomal、Hardの3種類がありますが、Easyは全プレイヤーの中で同時に1枚までしか持てません。 - 袋から薔薇タイルをランダムに引き、温室に追加します。
- スタートプレイヤーを次プレイヤーと交代します。
処理を終えたら、フェイズ１から順番に手番を繰り返し行います。
ゲームの終了
庭師が女王に捕まることなく、女王の庭園を薔薇タイルで埋めることができた場合はプレイヤー側の勝利となります。
BGGにおける評価
世界中のボードゲーム愛好者が集うBGG（Board Game Geek）におけるランキング・評価などは次の通りです。
| タイトル | Paint the Roses |
| デザイナー | Ben Goldman |
| タイプ | 家族／子供向き |
| カテゴリ | ファンタジー 推論／推理 パズル |
| メカニクス | タイル・カード配置 協力ゲーム |
| 推奨人数 | 2～5人 |
| 最適人数 | 4人 |
| 原作販売年 | 2022年 |
評判・口コミの紹介
『ペイントザローズ』に関する反応や口コミ、評判などを紹介します。
通販サイトのリンク
それぞれの通販サイトにおける検索結果のリンク集は次の通りです。
カードに合うスリーブ
『ペイントザローズ』のカードサイズと枚数、それに合うスリーブは次の通りです。
| カードサイズ： | 50.8×76.2mm |
| カードの枚数： | 132枚 |
| スリーブサイズ： | 特殊サイズ |
あまり一般的なサイズではありませんが、50*75mmサイズのスリーブであれば合うと思われます。
50*75mmカードサイズ用のスリーブを２種類紹介します。
①Mayday Games 50×75㎜サイズ
ポチップ
| タイプ | サイズ／厚み | 入数 |
|---|---|---|
| ハード | 52.5×78mm/0.09mm | 50枚 |
②Sleeve Kings Sails of Glory カードスリーブ 50×75㎜サイズ
| タイプ | サイズ／厚み | 入数 |
|---|---|---|
| ソフト | 52×77mm/0.06mm | 110枚 |
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