2~5人用の軽量級ボードゲーム『ザ・クルー 第9惑星の探索』がどんなゲームか、概要やスリーブサイズ、拡張/シリーズ作、口コミ/評価などを紹介します。
どんなゲーム?
『ザ・クルー 第9惑星の探索』は、宇宙を舞台に他プレイヤーと協力してミッションクリアを目指す協力型トリックテイキングゲームです。
各プレイヤーにプレイングカードを配り、スタートプレイヤーである司令官から順番に手札のカードを1枚ずつ出して行きます。全員がカードを出したら場のカードを確認して、最初のカードと同じ色(スート)かつ、最も数字の大きいカードを出したプレイヤーがトリックの勝者となり、場のカードを獲得します。
このゲームはミッションクリアを目的とした協力ゲームで、「司令官がトリックに勝利して特定のカードを獲得する」、「特定のプレイヤーはトリックで勝利してはならない」など、トリックテイキングを通じて様々なミッションのクリアを目指していきます。
また、ゲーム中は会話することができない代わりに、無線通信によるコミュニケーションが可能になっています。無線通信では手札のカードを1枚公開して、このカードが「その色の最高値」「その色の唯一のカード」「その色の最低値」といった情報を伝えることができます。
無線通信は1ミッションに1回だけしか使用できないため、使用するタイミングが重要になってきます。
ミッションをクリアするごとに難易度が上がっていき、最終的に50のミッションをクリアすることでエピローグを迎えることができます。
・2020ドイツ年間ゲーム大賞「エキスパート賞」など、数多の賞を受賞
・マストフォロー/切り札ありのトリックテイキングゲーム
・ミッションクリア型の協力カードゲーム
・コンパクトでどこでも手軽に遊べる。
作品データ
タイトル | ザ・クルー 第9惑星の探索 (原題:The Crew: The Quest for Planet Nine) |
カテゴリ/ メカニクス | カードゲーム ハンドマネジメント トリックテイキング 協力ゲーム ミッションクリア |
ゲームデザイン | Thomas Sing |
プレイ時間 | 20分 |
プレイ人数 | 2~5人 |
対象年齢 | 10歳以上 |
発売元 | ジーピー |
発売時期 | 2020年9月25日 |
定価 | 2,200円(消費税10%込) |
BGGのランキング・評価
BGGにおけるランキング・評価などは以下の通りです。
ランキング | 56 |
評価 | 7.9 |
おすすめ人数 | 3~5人 |
最適人数 | 4人 |
難易度/複雑さ | 1.98 |
海外版の販売年 | 2019年 |
コメント・口コミからの印象
AmazonやBGGに寄せられたコメント/評価から感じた個人的な印象は次の通りです。
・トリックテイキングゲームとしての評価は高い。 |
・トリックテイキングが苦手な人には向かない可能性がある。 |
・3人以上の方が楽しめる。 |
・リプレイ性が高い。 |
・ルール自体はシンプルだが、ルールブックの言い回しが難解で理解し辛い。 |
内容物
・プレイングカード:40枚
・リマインダーカード:5枚
・タスクカード:36枚
・タスクコマ:10個
・無線通信コマ:5個
・救難信号コマ:1個
・司令官コマ:1個
・ルールブック/ログブック:1冊
カードスリーブ
カードサイズと枚数、それに合うスリーブは次の通りです。
・大型カード
カードサイズ:56×87mm
カードの枚数:45枚
スリーブサイズ:ボードゲームサイズ
・小型カード
カードサイズ:44×68mm
カードの枚数:36枚
スリーブサイズ:ミニユーロサイズ
エラッタ情報
公開されているエラッタ情報はありません。(2023年4月5日時点)
口コミ/販売情報
Amazonの口コミや、最新の販売状況は以下のリンクよりご確認お願いします。
ボードゲームは数年の再販待ちや絶版も珍しくないため、予算が許すなら買える時に購入することをお勧めします。
拡張/シリーズ
日本国内では以下の製品が発売されています。(2023年4月5日時点)
ザ・クルー 深海に眠る遺跡
2022年10月に発売されたシリーズ作。今作は深海が舞台で、時間制限があるミッションや、タスクカードの種類が増えました。
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