
『グレート・ウエスタン・トレイル:エルパソ』は、重量級ボードゲームの金字塔『グレート・ウエスタン・トレイル』の遊び心地はそのままに、60〜90分という遊びやすいサイズに凝縮された入門編です。
舞台は19世紀末、テキサス州の「太陽の街」エルパソ。プレイヤーは牧場主となり、円形の道を進みながら、カウボーイを雇い、建物を建て、より良い牛を買い揃えていきます。
「シリーズに興味はあるけど難しそう」「平日の夜にGWTのヒリヒリ感を味わいたい」といった人に向けたタイトルです。
この記事では、本作の基本情報、ルールの概要、レビュー評価や特徴を中心に整理して紹介します。
本作はBGA(Board Game Arena)でもプレイできます。
グレート・ウエスタン・トレイル:エルパソの基本情報
『グレート・ウエスタン・トレイル:エルパソ』の基本情報は以下のとおりです。
| タイトル | グレート・ウエスタン・トレイル:エルパソ |
| メーカー | アークライト |
| プレイ人数 | 1~4人 |
| プレイ時間 | 60~90分 |
| 対象年齢 | 12歳以上 |
| 発売日 | 2026年3月6日 |
| 定価 | 6,930円(税込) |
本作は単体でゲームをプレイすることができます。
『グレート・ウエスタン・トレイル 第2版 日本語版』やその拡張セットを混ぜてプレイすることはできません。
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| グレート・ウエスタン・トレイル:エルパソ | ||
| 1~4人 | 60~90分 | 12歳以上 |
| 人気重量級ボードゲームGWTを遊びやすくした入門編。周回しながら牛・労働者・建物を整える戦略性が特徴。 | ||
コンポーネント
『グレート・ウエスタン・トレイル:エルパソ』のコンポーネント/内容物は次の通りです。

内容物の一覧をみる
・プレイマット:1枚
・プレイヤーボード:4枚
・市場ボード:1枚
・建物ボード:1枚
・記録シート:1冊
・目的タイル:20枚
・ボーナスタイル:20枚
・列車カード:4枚
・牧場主コマ:4個
・ディスク:28枚
・コイン:55枚
・所有マーカー:8個
・証明書マーカー:4個
・交換トークン:16個
・ボットカード:11枚
・家畜カード:91枚
・労働者カード:48枚
・エルパソタイル:1枚
・共有建物タイル:6枚
・一般建物タイル:12枚
・ルール説明書:1冊
グレート・ウエスタン・トレイル:エルパソのルール概要
手番の流れ(ラウンドの進行)
本作は、「牧場主コマを進め、止まった場所でアクションを行い、手札を補充する」という流れを繰り返して進行します。
毎手番で行うことが明確なため、初プレイでもゲームの流れを追いやすいのが特徴です。
- 1. 移動
牧場主コマを、円形の道に沿って必ず1歩以上進めます。
移動できる歩数には上限があり、初期状態では最大3歩までですが、ゲーム中に最大4歩までに強化できます。
歩数として数えるのは、エルパソおよび建物タイルが置かれているマスのみ。タイルのないマスは移動の途中として扱われ、歩数には含まれません。
なお、エルパソを通り過ぎることはできず、到着した場合は必ずそこで止まり、次のフェイズへ進みます。

画像引用元:BoardGameGeek - 2. アクション
移動を終えた場所に応じて、行動内容が変わります。
中立の建物、または自分の建物に止まった場合は、建物に描かれたアクションを実行するか、プレイヤーボードにある補助アクションを1つ行えます。
他プレイヤーの建物に止まった場合は、建物の効果は使えず、補助アクションを1つ行うのみとなります。
エルパソに到着した場合は、牛の配送など、タイルに描かれた3つの処理を順番にすべて実行します。

画像引用元:BoardGameGeek - 3. 手札補充
手札を上限まで補充します。手札上限は初期状態で4枚、ゲーム中に最大5枚まで増やせます。
山札から労働者カードを引いた場合、それは手札には加えず、即座に自分の「労働者エリア」に配置します。その後、手札が規定枚数になるまで、さらにカードを引き続けます。

画像引用元:BoardGameGeek
アクションと労働者
本作では、アクションのコストとして労働者カードを消費(捨て札にする)することで、より強力な効果を得られます。
- カウボーイ:
家畜市場で新しい牛カードを購入する際に使用します。 - 建築士:
道に自分の建物を建設したり、既存の建物をアップグレードしたりする際に必要です。 - 技師:
鉄道関連のアクションを行い、列車カードの効果を得るために使用します。 - ワイルド労働者:
どの労働者としても代用できますが、雇用コストは高めに設定されています。

ゲームの終了と勝利条件
シンメンタール牛カードの山札が尽きた時点で、ゲーム終了のトリガーが引かれます。
その後、次にエルパソへ到着したプレイヤーを起点として最終ラウンドに入り、全員が同じ回数だけ手番を行ったところでゲームが終了します。
得点計算では、以下の合計が最も多いプレイヤーが勝者となります。
- 所持金:5ドルにつき1点
- 建物:自分の建物が持つ勝利点
- 配送先:交易所に置いたディスクの得点
- 労働者:獲得した労働者カードの勝利点
- 牛:手札・山札・捨て札にある牛カードの得点
- 目標・ボーナス:達成した目的タイルと獲得したボーナスタイルの得点

プレイヤーの感想・評価まとめ
ここでは本作に対するユーザーの声や実際にプレイした人の評価を紹介します。
X(旧Twitter)の反応
プレイヤーの感想・評価まとめ
BGGなどに寄せられている実際のレビューをもとに、肯定的なコメントや否定的なコメントを要約して紹介します。
✅ 肯定的な評価
| 「GWTらしさ」を短時間で味わえる | 周回しながら牛・労働者・建物・タイルを少しずつ整えていく感触は、「ちゃんとGWTを遊んでいる」と感じられると評価されています。 |
| 入門にちょうどいい | 従来作と比べて要素が整理されており、「まずこの作品でシリーズの雰囲気をつかめた」という趣旨のコメントが多く見られます。 初プレイでも“何をすれば良いか”が把握しやすい点が好評です。 |
| 労働者がカードになる仕組みが面白い | 労働者を使うと一時的にデッキから離れ、再び引き直すまで戻らないため、「次はどの行動に寄せるか」を自然に考えさせられると、デッキを回す動機づけとしても評価されています。 |
❌ 注意点・好みが分かれる点
| コンポーネント品質への不満が多い | 布製のプレイマットや紙製トークンについては、見た目や扱いやすさの面で不満の声が多く見られます。 「ゲーム自体は良いが、コンポーネントが足を引っ張っている」という評価も少なくありません。 |
| 「思ったより短くない」と感じる場合も | 60〜90分とされているものの、メンバー構成や慣れ具合によっては、それ以上かかるケースも報告されています。 特にシリーズ経験者が揃うと、「結局いつものGWTに近いプレイ時間になる」という感想が見られます。 |
| 展開や戦略が単調に感じられることがある | 建物やルートの選択肢が少ないため、数回遊ぶと展開が似通ってくる、という指摘があります。 リプレイ性を重視する人には、物足りなく感じられる可能性があります。 |
| ソロプレイは好みが分かれる | ソロ用ボット(Sue)が強く感じられたり、展開が厳しいと感じる人もいます。 ソロ目的で購入する場合は、難易度の傾向を理解したうえで検討すると安心です。 |
BGGにおける評価
世界中のボードゲーム愛好者が集うBGG(Board Game Geek)におけるランキング・評価などは次の通りです。
| タイトル | Great Western Trail: El Paso |
| タイプ | |
| カテゴリ | |
| メカニズム | |
| 推奨人数 | 1〜4人 |
| 最適人数 | 3人 |
| 原作販売年 | 2025年 |
カードに合うスリーブ
『グレート・ウエスタン・トレイル:エルパソ』のカードサイズと枚数、それに合うスリーブは次の通りです。
| カードサイズ | 44×68mm |
| カードの枚数 | 154枚 |
| スリーブサイズ | ミニユーロサイズ |
ミニユーロサイズ用のスリーブをみる
ミニユーロサイズ用のスリーブを4種類紹介します。
①ホビーベース ミニユーロサイズ・ハード
| タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
|---|---|---|
| ハード | 47×71mm/0.1mm | 100枚 |
②ホビーベース ミニユーロサイズ・ソフト
| タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
|---|---|---|
| ソフト | 46×70mm/0.05mm | 100枚 |
③Engamesスリーブ ミニユーロサイズ・ハード
| タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
|---|---|---|
| ハード | 46×69mm/0.1mm | 100枚 |
④Engamesスリーブ ミニユーロサイズ・ソフト
| タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
|---|---|---|
| ソフト | 46×69mm/0.05mm | 100枚 |




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